エオルゼアデータベース

さすがエオルゼア1番のさかな君。これは全く知らなかった。

こちらの元ネタは「カマツカ」でしょう。日本の広い地域に分布する底生の淡水魚で、棲息環境はその名の通り潜れる砂や泥があるところです。ドジョウのご近所さんですね。「スナモグリ」というエオ名は驚くと砂に潜るその生態からきていると思っていましたけども、軽く調べてみたらそもそもカマツカにはそういう別名があるのだそうです。

この魚は上記したように底生、つまり底の方に棲む魚です。なので釣る場合には底を狙う必要があるのですけども、それ以前にこれを狙って釣る人はあんまりいないように思います。他の魚を釣っている時に外道として釣れた、って話はわりと聞きますけども。本気でこいつを捕まえたいと思うなら、むしろ網で掬った方が効率的かもわかりません。実際僕がこいつを捕まえた時は網にてつかまつりました。

飼育に関しては、そこそこ難しい部類に入るんじゃないかと思います。臆病で少し水質に敏感という面もありますけども、真の問題はエサで、同じ底モノのドジョウは野生の個体でもすぐに配合飼料に餌付くのに対し、こいつはなかなか慣れてくれない場合があるのです。早期に食べてくれるエサを見つけ出し、なおかつ他の魚との混泳の際はカマツカがちゃんとエサを食べられるよう工夫する、等の対策が必要でしょう。熱帯魚の「コリドラス」用のエサなんか、慣れてくれたら一番良いのではないでしょうか。



というわけで僕ン家の水槽にいるカマツカのSSを貼っておきます。見にくいのは臆病なカマツカの生態のせいであって僕のせいではないので注意が必要です。