木工師

木工師

「ハンドソー(手鋸)」を主道具とする、
木工製品のクラフター。
剛性、靭性、重量など、さまざまな木材の特性に精通。
素材を活かした器具や家具作りを信条とする。
木工技術は、リムサ・ロミンサでは造船、イシュガルドでは築城を中心に発達してきたが、特に森都グリダニアでの発達は目覚ましく、巨大水車から祭事用の仮面まで幅広い分野で利用されている。

鍛冶師

鍛冶師

「クロスペインハンマー(十字槌)」を主道具とする、
金属製品のクラフター。
鉱石から精錬した金属を利用し、槌を何度となく振り下ろすことで形を整え、武器や道具を作り出す。
その源流は古く青銅器時代にまでさかのぼり、その頃より徒弟制によって連綿と受け継がれてきた伝統の技と、鉄砲のような最先端の技とが渾然としており、流派も多い。

甲冑師

甲冑師

「レイジングハンマー(打出槌)」を主道具とする、
金属製品のクラフター。
打ち伸ばした金属板をつなぎ合わせた板金鎧から、鎖を丁寧に綴じた鎖帷子まで、多様な鎧兜を作り出す。
かつては鍛冶師が鎧兜の製作も担っていたが、板金術の発達に伴い、高度な専門技術を要するものとなったため独立。現在では、独立した専門職と見なされている。

彫金師

彫金師

「チェーサーハンマー(彫金槌)」を主道具とする、貴金属製品のクラフター。
金銀などの貴金属と、原石から削りだした宝石とを組み合わせて、世にも美しい宝飾品を作り出す。
さまざまな物資と富とが流れ込む交易都市ウルダハにて、かつては王族が、今では豪商たちが消費者となり宝飾品市場を牽引。その結果、彫金職人の技は芸術の高みに達したのだった。

革細工師

革細工師

「ヘッドナイフ(革包丁)」を主道具とする、
皮革製品のクラフター。
獣や魔物の粗皮をなめし、切り、縫い合わせて、ブーツや鞄など、さまざまな製品を作り出す。
かつて高度ななめし技術は、フォレスター族の秘伝とされていた。だが、グリダニアで民族融和が進むなか技が解禁され、良質のなめし革が流通。結果的に加工品の品質も高まったという。

裁縫師

裁縫師

「ニードル(縫針)」を主道具とする、
繊維製品のクラフター。
繊維を集めて糸を紡ぎ、糸を集めて布を織り、布を集めて衣服を仕立てる、繊維産業の専門家。
細かな手仕事をこなす器用さと忍耐力に加えて、人々の多様な嗜好に応えられるだけのセンスも求められる。紡車を回して人々の命数を紡ぐとされる女神、ニメーヤの信奉者が多い。

錬金術師

錬金術師

「アレンビック(蒸留器)」を主道具とする、
薬品のクラフター。
植物、鉱物、霊物、呪物……万物の性質に精通し、人々を癒やす妙薬と、苦しみをもたらす毒薬を作り出す。
ウルダハ王家の御殿医養成機関「薬学院」にて、近東の古式錬金術を基に、ララフェル族の本草学とミコッテ族の神秘学を交え、医学・薬学と統合させた結果、近代錬金術が確立された。

調理師

調理師

「スキレット(浅鍋)」を主道具とする、
食のクラフター。
あらゆる食材を、さまざまな調理法を駆使して、人々の空腹を満たす美味なる料理へと作り替える。
特に海都リムサ・ロミンサでは、海の幸と山の幸が豊富に採れ、なおかつ海向こうから珍しい香辛料とレシピとが流入する地の利を活かし、美食文化を大いに発展させてきた。