諸刃の直剣から片刃の曲刀まで、幅広い種類の「片手剣」を主武器とするファイター。 「魅せる戦い」が求められる剣闘士たちの技を源流とするため、盾で巧みに攻撃を防ぎ、流れるような剣さばきで敵を切り刻む防御主体の剣術が発達。 集団戦においては切り込み役として真っ先に攻めかかると同時に、敵を曳きつけ味方を守る文字通りの「盾」となる。
伝統的な護身術を修得したファイター。 鍛え抜かれた拳はすでに武器を帯びているに等しいが、手の延長上に「格闘武器」を装着することによって、その破壊力はさらに倍加される。 肉体の動きを阻む甲冑を嫌い軽装を好む彼らは、一見すると無防備にも見えるが、その素早い身のこなしで打撃を重ね、確実に敵を追い込んでいく。
海賊が敵船破壊や強襲上陸で用いる「両手斧」を主武器とするファイター。 伝統的な海賊武器という印象が強いが、都市間の戦争や強大な魔物の討伐戦で大暴れし、英雄として武名を残した斧術士も少なくない。 鍛え上げた肉体で、巨大な戦斧を力任せに振り回す豪快な戦闘スタイルは圧巻。敵陣の只中で、悠然と踏みとどまる度胸こそが最大の武器となるだろう。
狩猟用の槍や銛から発展した「両手槍」を主武器とするファイター。 強盛を誇ったアラミゴのパイク兵の影響で、かつては柄の長さを競う風潮があったが、現在は多様な形式の槍が混在している。 長柄の得物を思いのままに操るのは、決して簡単ではない。しかし、ひとたびその技を学びとれば、吹き荒れる嵐の如く次々と戦技を繰り出すことができるだろう。
遠距離からの狙撃や曲射を旨とする「弓」を主武器とするファイター。 エオルゼアでは、エレゼン族の弓兵が得意とした長弓術とミコッテ族の猟人伝統の短弓術とが普及している。 それぞれ異なる弓の特性を理解し、射掛けるのに有利なポジションを選ぶことが、良き弓術士に至る第一歩となるだろう。なお、熟練の弓術士ともなれば、雨の如く矢を降らせる妙技を放つとも言われている。
ナイフやダガーといった短剣から成る、 二振り一対の「双剣」を主武器とするファイター。 「無法者の法」の番人として、掟破りに制裁を加え、不法品を奪還し、富を貧者に分配する者たち……。かつてシーフと呼ばれ、海賊の都「リムサ・ロミンサ」を裏から支えてきた彼らは、船乗り用の短剣を操る独自の技「双剣術」を発展させてきたという。