新エリア
アルデナード小大陸を東西に貫く
“アバラシア山脈”の中央、
険しい峰々が続く山岳地帯“クルザス”を領する宗教都市国家。
国教 “イシュガルド正教”の指導者である「教皇」が、君主を兼務。
精強な騎兵戦力を以て、仇敵“ドラゴン族”と戦い続けている。
激しさを増すドラゴン族の攻勢に加え、
かつてない寒波が到来するなど、国難の日々が続く。
これまで閉ざしてきた門扉を開き、
外部の力を借りるべきか……政治を司る教皇庁が揺れている。
守護神として崇めるのは、戦争の女神ハルオーネ。
アバラシア山脈の西方に位置する山岳地帯。
“ドラヴァニア“の名で呼ばれることからもわかるとおり、
その高地は古くから、ドラゴン族が支配する領域として恐れられてきた。
一方、山を降った低地には「サリャク河」と呼ばれる大河が流れ、
自然豊かな土地が広がっている。
ここにはかつて、知の都と詠われた植民都市「シャーレアン」が存在したが、
15年前の「大撤収」により、住民が一夜にして去ってしまったという。