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16章節のモグレター

公開


人には言えない事がある
一人では抱えられない事がある
だから今
その思いを手紙に託して伝えたい

異邦の詩人が大げさに(誇張)して贈る

16章節のモグレター


(で、できればあのBGM的なやーつと一緒であれば黒ちゃんと悩めるかもです…)


11章 黒ちゃんの憂鬱



小さい頃、可愛いって言われることがすごく嬉しかった

だから
「もうお姉さんだね」
と言われてしまうのが
少し、嫌だった

でも
周りが子供でなくなるにつれて
いつからか大人に憧れるようになった

可愛いより「綺麗」って響きに弱くなった

それは
存在や行動だけで言われてるのではなくて
純粋に容姿の優れた人がもらえる言葉だと思えたから

「幼さ」を意識したのは
その頃だったんだと思う

だから
「綺麗」になれない私は
「綺麗」な友人が羨ましくて、疎ましくなった

それが「綺麗」を知った瞬間だった。



でも

それなら私は
いつから可愛いと言われることを
嬉しいと思ったんだろう


誉め言葉って
最初はきっと何でもいいの

言われ続けるうちに
いつからかその言葉を
良い事なんだって
認識し始めて

次第にそれを求めるようになる

でもそれは
受け取るときの捉え方次第で
180度意味が違うものとして考えるようになる


可笑しな話だけれど

「綺麗な天然パーマだね」なんて

そういう事の典型例だと思うの

嗤われているのなら嫌になるでしょう
羨ましいがられているのなら好きになるでしょう

癖が欲しい人と
癖がいらない人

それを分けるのはきっと好みよりも
自分を許してくれる環境があるか無いかの差じゃないかしら

だから私は良い環境で
良い言葉を貰えたはずなのに

その言葉が嫌になるくらい
違う言葉に嫉妬してしまった


「美」は女を綺麗にもするし、醜くもする
それが女の魅力だなんて言う人もいるけれど

「強欲」のせいで
友人さえも無くしてしまうのは
女よりも人として醜いと思った

だから私は、私を隠すことにしたの
友情が欲しい自分と
欲望を満たしたい自分

だって
消してしまうなんて、できなかった

どっちも本物の自分なのだけれど
片方はきっと、望まれない自分

だから心の中にだけ
友人を許せない自分を造ったの

それを幼い頃に作らなきゃいけなかったなんて

そんな自分はどうしようもなく
強欲な性根なのでしょうね

だから私は
明日が怖くなるの

明日、もしかしたら

好きなあの人が
友人を見つけてしまうのではないかと

綺麗な友人が
あの人と出会ってしまうのではないかと



もし
その時が来たら
私は
どっちの私を選ぶのか

一人になると
そんなことばかり考えてる


でも、じゃあ


そんなことを考えてしまう
今の私は

どっちの私なのだろう


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