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教えて! マスター・ムソウサイ!

公開


「グッドナイトよ。
 そなたが侍の道を極めると決めた以上、
 まず言っておかねばならぬことがある」



はっ、師匠。
この不肖の弟子、師の言葉は死ぬまで守り通します。
ぜひご教授ください。

「うむ……。
 というのもな、儂はえおるぜあに来てどうしても許せぬ文化があるのだ」

文化……と申しますと。

「そなたも戦士やナイトをしておるから判るであろう?
 誰もが抜き身の刃を見せびらかすように歩いておる!


確かに……。

「良いか、グッドナイト。
 真に斬れる刀は鞘にしまっておくものなのだ。
 これ見よがしに見せびらかして、他者を威嚇するなどもっての外!」


鞘にしまっておくもの……。

師匠、ご安心ください。

私の刀は常に鞘にしまってあります。

「ふむ、良い心がけだ」

むしろ戦闘状態でもちょっとしか抜刀できぬほどです。

「……それでは斬れぬのではないか?」

斬れぬことはないのです。
あ、いや――。
詳しく聞いたことは確かにありませんな、
もしかしたら所詮みねうち程度なのかも……。

「……の話よな?」

の話ですが?






「やいやい爺! さっきは良くも!」


「む、邪魔が入ったか」


キンキンキンキンキン!


おお、なんと見事な剣裁き!

「……この戦闘描写は何とかならんかったのか?」

何をおっしゃいます、これはなろう文芸の最高峰……。
師匠の素晴らしい戦いぶりを余すことなく伝えられたかと。

「まあそなたに文章力を求めるのは酷よな……」

それにしても!
実に美しい刀の輝きでした。
長い刃に反り立つ刀身!
御年90でその迫力はそれだけで尊敬に値するかと……!

「なぁに、刀と歳は関係なかろうよ。
 そなたもすぐにこの程度の刀は使いこなせようぞ」


それは少し、我ながら自信がありませんな……。

「なぜじゃ? おぬしには才能があると思うが」

私の刀は師匠ほどご立派様ではないのです。
なんだそれ脇差か? と笑われるのがせいぜいでしょう……。

「…………」

まして師匠のようにまっすぐ反り立つわけでもありません。
むしろ左に曲がってございます。

「……の話よな?」
の話ですが?





それはそうと!
寸分違わぬ剣技、惚れ惚れ致しました。

「いずれそなたも刀が手に馴染むであろう。
 するとな、判るようになるのだ」


判るようになる、とは?

「空気の流れ……人の気配……向けられる殺気……。
 そうした様々な感覚を、刀が教えてくれるのだ」


むむ、それも自信がありませんな。
なにせ私は鈍感なほう――

鞘に包まれているからとか言わんよな?」

なぜそれを!?

「ええいおぬしさっきから刀の話はしておらんだろう!」

まさか! これは全部おち――刀の話です!

「今言った! ぜぇぇぇぇったい言った!
 おち――って絶対言いかけた!」

あらぬ誤解です!
誰もこの日記が全編下ネタだったとは思いません!

たかが日記に身を削りすぎじゃ馬鹿弟子!」

削れるものなら削りたいwww

だまらっしゃいっ! ええいそこに直れっ!」


ご乱心! ムソウサイ殿ご乱心!

「ご乱心はおぬしじゃぁ!」





グッドナイトは侍の道を歩みだした!
コメント(3)

対象のコメントは、投稿者によって削除されました。

Rea Anshereeku

Valefor [Meteor]

www草しかはえない おもろ

Ayapan Nyamo

Ramuh [Meteor]

曲がっているモノや、
突く事に特化したモノまで、
様々なモノがありますよね。
…勿論、刀の話ですよ?
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