キャラクター
モンク見習いの冒険者、再訪したダンジョンでの激闘の記録。
その大男はカッターズクライに久しぶりに挑戦しようとしていた。
タンクとして挑戦経験のある彼、しかし今回はアタッカーとしての挑戦。
強張った表情で待つ大男、緊急の呼び出し音が鳴り響く。
「ここはプリンセスが待つエリア、PTメンバーに何があったのだろうか」
ダンジョンに入って30分ほど経っているようだ。
挨拶を済ませて挑戦が再開、彼は緊張していた。
勢いよく攻撃を浴びせるPT、このまま何事もなく倒せると彼は思っていた。
増援が湧く、マーシャルは真っ先に倒すべき対象、勢い良く攻撃開始。
数十秒の出来事だった、PTは全滅していた。
「く…、申し訳ないが敵視を回収してもらえますか?」
ひたすらボスを叩くナイトに提案する大男。
ナイト「雑魚の敵視も回収したほうが良いんですか?」
ナイトはマラソンをやりたいのかもしれない。
ならばそちらに合わせるべきだと考えた彼が了承しようとしたその時である。
ナ黒幻「マラソンのやり方が分かりません」(言い方はそれぞれ違いました)
少し驚いた彼だったが、PTに参加した際に未踏破のメンバーがいることは知っていた。
ただ彼もまたタンクの経験しかなく、ヒーラーマラソンが分かっていなかったのである。
確かリジェネを撒いて逃げ回っていたような、そんな曖昧な記憶。
「リジェネか…」
彼は気づいていた、このPTには幻術士がいることを。
全滅時、タンクのHP回復量が少ない気がしていたのだ。
ジョブだけでなく装備が原因かもしれない、PTプレイに慣れない冒険者なのかもしれない。
彼が入る前に抜けたアタッカーはタンクとヒーラーに不安を覚えたのだろう。
「どうする…」
彼は先ほどの戦闘での黒魔道士の動きを思い出していた。
彼がマーシャルを叩いてる際、小さい蟻を纏めてスリプルをお見舞いしていたのだ。
頭の中で作戦をシミュレーション、説明しようと話しかける。
「タンクさんは雑魚が現れたら敵視を回収してください」
そのまま戦闘開始、しかし彼の説明は途中だった。(チャットが遅いのだ!)
全滅。
「すると、黒さんがスリプルで小さい蟻を寝かせてくれるはずです」
「ヒーラーさんは敵視が自分にきたら、タンクさんに近寄って回収して貰ってください」
「マーシャルはプリンセスを回復させます、奴をまず倒しにいきます」
「LBをマーシャルに叩き込むので、倒れたら小さい蟻を処理しつつボスを削りましょう」
不安要素はあったが正攻法での真っ向勝負。
「やってやる」
マーシャルにLBを叩き込み早々に処理、小さい蟻は眠っている。
一匹づつ処理していたが、次の増援で乱れ全滅。
どうしてもタンクが落ちるのである。
黒「タンクが倒れた場合は私達が何とか時間を稼ぐのでタンクさんにレイズを」
次の戦闘はLBゲージ稼ぎだなと考えていた大男。
雑魚を減らしてタンクのダメージを減らす、立ち回りが重要かもしれない。
慣れてないなんて言えない、何度も通った経験はあるのだから。
そして全滅、LBゲージ回収。
「次のLBを黒さんにお願いしても良いですか?増援にお見舞いしてやりましょう」
先ほどの戦い、マーシャルの削りが思いのほか速かったのである。
これなら範囲LBで小さい蟻も巻き込む方が良い。
「くそ、簡単な話だったじゃないか…」
落ち込んでなんていられない、黒魔道士は寝かせやLBなど負担が増えたのだから。
これで勝てなければ厳しいかもしれない、そして戦闘開始。
雑魚の敵視回収、まとめて寝かせる、マーシャル削る、LB発動。
一旦、マーシャルとプリンセスのみに。
「落ちろ!」
マーシャル討伐、まだ安心はできない。
増援に反応、小さい蟻が眠っていく、漏れた蟻は彼が落としていく。
プリンセスのHPも残りわずか、増援が外周から迫りくる。
「負けられないんだー!」
プ リ ン セ ス 討 伐 !
「よっしゃ!」
喜びの声がエリア内に響き渡る、自然と笑みがこぼれていた。
だが待ってほしい、まだ序盤なのである。
トンネルワーム戦に辿り着く、作戦時間は残り30分ほどだっただろうか。
特に説明はなかった、ここまできたら初見を楽しんで欲しかったようだ。
大男はここであることに衝撃を受ける。
「汚泥のダメージ…舐めていた…」 戦闘不能
エスナが飛んでこない事よりも、デバフに戦慄していたのである。
彼はベテランのヒーラーの言葉を引用してお願いをした。
「下が尖っているアイコンが付いたらエスナをお願いします」
幻術士自らに付いたデバフを解除する姿を見て安心する大男。
しかしその後、彼や黒魔道士にエスナが使われることはなかったようだ。
2度の全滅後、
「経験した通り、潜ってからが注意」
っと話しかける大男、そして三度目で突破したのだった。
残り時間が少ない焦りなのか、ナイトは眠らせた敵を倒さずに進もうとしていたようだ。
チラッと敵の様子を窺いつつ進もうとしては止まり、しぶしぶ叩きだしていた。
キマイラの所に辿り着いた時、残り時間は3分半。
「三分一本勝負!」
黒「ここまできたらやるだけやってみましょう」
「先に言っておきます、PTありがとうございました」
黒魔道士はお辞儀した。
< 完 >
最後は時間切れでございました。
そのまま挨拶する余裕もなくPTは離散。
幻術士さんの「すみません」この一言が最後の言葉でした、心が痛い…。
説明せずに挑戦したのですから、
失敗は当たり前なので色々とフォローしたかったのですが…叶わず。
皆様にMIPをあげたかった…せめて黒さんにだけでもあげたかった。orz
(クリアしないと投票はできないんですね)
ご一緒した皆様に幸運を。
PTありがとうございました。
それでは、また。
申し訳ないが、笑ってしまったww
幻術で、カッターかー
おれも、幻術でブレフロいったからなんもいえんけどw
すごい冒険日記で見入っちゃいました笑
私もこないだ白で初カッター行きましたが、
マラソンしたことなかったのですけど
PTのみなさんが教えてくださって突破しました。
【頑張ったで賞】なのか、3つMIPいただきました笑
やはりカッターははじめのボスが難関ですね^^;
ヒーラーで行くと「マラソンしてください」って言われるのがダルイです…
ナイトで行ったら絶対にマラソンはさせません、ダルイのしってるから…
Ikusaさん
ありがとうございます。
ジョブの事を知らずにここまで来たのかもしれませんね。
幻術士さんにとってこの経験が少しでも役に立っていれば良いなの思っております。
久しぶりにIDで燃えました!
Renotyさん
FF14をプレイ中、私の頭の中はだいたいこんな感じです。笑
めちゃめちゃ上手くいった!っとドヤ顔してる時はMIP貰えなかったりしますね。
印象に残った方、頑張って欲しい方に投票するのが多いようです♪
そういえば最初のボスが鬼門のIDが多いような気もします。
Silvirさん
コメントありがとうございます。
私は以前、カッターズクライの歩き方なる日記を書いた事があります。
その時は蟻のマラソンについては否定的な考えでした。
おっしゃる通りヒーラーさんの負担もありますし、
その攻略方が広まってマラソンしかしない、マラソンしかできない、
最悪の場合マラソンでクリアできないなら解散なんて事になるのが嫌だったからです。
正攻法で攻略できてこその抜け道というか、
スキルや装備、冒険者の知恵があってこその裏ワザ的な方法というのでしょうか。
「こういう事も出来るんだ~」っと、素直に感心しております
ですから全否定する必要はないと、最近ではそう思っております。
私もタンクで行く際はマラソンではやらない事が多いですね。
ヒーラーさんが自ら志願する時はおまかせしております。
何かその場に居る様な錯覚を(笑
ベテランのヒーラーさんが居て羨ましいです。。。
私もそういう方に一から教わりたいです(汗
簡単に、わかりやすく、しかも的確にアドバイス出来るって素晴らしいですよね~。。。
「下が尖ったマークが付いたらエスナ」
うん、わかったー!
手に汗握る日記!ハルドさんがカッターに行った日、私もカッター行ってました!
サブ上げ白の初カッター…詰みました…。
黒さんも居なかったので、マラソン!リジェネ!眠らせてー!次の大群んが…!
改めて今までのヒーラーさんの仕事に感服いたしますねw
Renaさん
この言葉を聞いたとき、バフは上、デバフは下が尖っていることを知りました。
マークの絵の意味を覚えたり、カーソルを合わせて説明を見るのも必要かもですが、
簡単に説明するにはこれが一番な気がしますね、説明下手な私にはありがたいです。
レナさんはこれまでの経験からちゃんと出来てると思いますよ~。
Nonaさん
むむ、白でのカッターデビューは苦い経験になったようですね。
タンクがしっかり確保&雑魚処理、DPSがマーシャルに速攻&雑魚処理、
ヒーラーの回復が安定していれば眠らせる必要もないんですけどね。
タンクが戦闘を落ち着かせ、ヒーラーがPTを維持、DPSが戦況を打開する。
メインタンクの私はヒーラーさんを尊敬し、DPSさんに憧れております。
アディショナル取得で幻術士、サブモンクをやってその思いはさらに強くなりました
ヒーラー、DPSは本当に頼れる存在だと思っております。