夜、道幅3mくらいの狭い田んぼ道をセグウェイで走っている。
真っ暗で周りは見えないが、セグウェイのライトで前方ほんの数メートル程度が照らされている。
路の左右に、背の低い路樹が植えられている。葉は茂っておらず、幹の黄土色だけが暗闇の中にぼんやりと浮かび上がっている。それが延々と、等間隔で植えられている。その間をセグウェイは進んでいく。
走っていると、左右の樹が徐々に違った形に見えてくる。目が闇に慣れるに連れ、その形がより鮮明になる。
ああ、俺は人と人の間を走っていたんだ
木だと思っていたものは全て、道端に座り込んだ人間だった。微動だにせず、どの顔もじっとこちらを見ている。俺は努めて彼らと目を合わせず、並んだ人々の間を真っ直ぐ進む
道幅が徐々に狭くなるように思われた。左右の人間との距離が詰まってくる。人間たちは近づくに連れ、その大きさを増すように思われた。もうすぐ手が触れるーーそう思った時、場面が変わった。
沼に着く。人の並木は途絶えた。
沼にボートが浮かんでいる。女が1人乗っており、オールで何やら沼の水をかき回している。
「あなたは誰ですか?」
俺は尋ねた。
「私は雪女です」
へー、変な雪女だと俺は思った。オールで沼の底を探り、付いてくる藻屑や泥の類をボートの上に引き上げている。
ここで嵐の5人が登場する。
「はいどうも、こちらが雪女さんです!」
進行を務めるのは二宮くんだった。
二宮「雪女さん、なぜこの様な事をされているのですか?」
雪女「あの、これ沼に誰かが落としたものを探すボランティアなんです。家に引きこもってばかりいたから、自分を変えたくてこういう活動を始めたんです。最近ではこうして取り上げて下さる方も増えていて、やり甲斐があります」
櫻井「あれっすね、雪女の割には結構喋るんですね」
雪女「そうなんです、私こう見えて割と明るくて、だから仲間内からは雪女向いてないんじゃない?とか言われるんですよねー。だからこうしてボート漕いでる方が性に合ってると思うんです」
二宮「以上現場からでしたー」
そして目が覚めた。微妙な気分だった。