家庭用の据え置き機が一般に浸透する前や、同時期に普及していたのがアーケードゲームです。
いまはシノアリス発表がある通り、片手、指2本で持ち運べるセルフォンでゲームが遊べます。
ゲームの大変革です。
多くの人はゲーム業界、古い世代を知らないので脱線混みの小話です。
わたしもゲーム業界に所属しているわけではないド素人もいいとこなので、推測と体感ですが。
先日、アウトランの筐体を運びました。
1986年稼働開始。ゲームセンターにある大型筐体です。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1e/Outrun.jpg/1200px-Outrun.jpgゲームセンターで稼働していたアストロシティは重そうに見えて、底面に車輪が2つついています。
なので60度以上傾けるだけで運べます。不安定ながらも、1人で運べるわけです。
アストロシティは中身とっかえるだけでゲームが変わるので、秋葉原でも基盤屋さんが現役ですね。
ですがアウトランはそうはいきません。足に車輪もなく、耐荷重300㎏の台車が壊れる重さでした。
固定の足を分離することも検討しましたが、半日で積み込み、輸送、設置する必要から飛ばしました。
他、トラックの荷台高さ1㎝の余分もないゴルゴ13など、トラックが揺れて跳ねたら
壊れるんじゃないかと、アーケード筐体は輸送の限界を試しているのかと疑うものもありました。
SEGAの事業失敗については勉強不足と長くなる事から割愛しますが、
2Dゲームは上記のような、片手で持ち運べないアーケードゲームが創成期にあり、
その後、片手で持ち運べる携帯機、ゲームボーイでワイヤーフレームを採用したエックス。
スーパーファミコンで3Dチップを搭載したスターフォックス。
と発表※1されていくわけですが、3D移行に失敗したゲーム分野があります。
ア〇ルトゲームです。
雑食ゲーマーのつもりでしたが、手付かずのままずっときており、ここ数年で一気にやりこみました。
えー?エRゲー?つまんないんじゃないのー?と思いきや結構いけるんです。
紙芝居と揶揄されるものの、いわゆる超大手のゲームらは流石です。
そこでわかったのが、数多くの倒産と、3D化の失敗、現在進行形で完全3D化は成功しておらず、
ユーザーも(多くは)求めておらず、また評価も(カスタムメイドなど除いて)高くありません。
老舗と名高いアリスソフトの最初の3D採用は闘神都市で、3Dを使った最新作はランス9です。※2
10年以上、3Dを続けましたが評価できるものではなく、アリスソフトの看板タイトル、
ランスシリーズの最後を飾るランス10は2D回帰をすると発表しています。
また、セルフォンでゲームをしている人なら、Fate/Grand Orderを知らない人は
いないと思いますが、元は、最終章に鬼畜展開全力のア〇ルトゲームです。
FGOもぱっと見は2Dですが、3D技術は採用されています。
http://japan.unity3d.com/unite/unite2016/files/DAY2_1500_Room2_OginoHiroshi.pdfファンには月型と呼ばれるメーカーですが、ここも社外取締役が会社を設立、開発委託や
他社から引き抜きをして3D技術を取り入れました。独自で3Dゲームは作れなかったのです。
※1 エックス、スターフォックスも追及すれば、倒産しましたが開発元は同じです。
任天堂は技術提供を受けて3D技術を取り入れたのです。
※2 ランス9のバトルデザインはママトトの系譜ですが、処理が遅くて話になりません。
ここまでで、いかに3D開発が難しいか述べてみました。
これはゲームに限らず、アニメも同様です。
前期流行った3Dアニメに、「けものフレンズ」がありましたが、キャラの頬がことぶきつかさ並に
膨らんでいるのはどの角度から見ても顔の破綻、歪みを感じさせないためのモデリングです。
デザインの由来を考え、追及するのもいいものです。
クリエイターの視点になれば、様々な事柄が見えてきます。
そのためには満遍なく抑えておく必要があるので、なかなか大変ですけどね。