本日も詩人の研究をして参りたいと思います。
前回はバフの運用を軸にスキルの薀蓄を述べました。
今回は戦闘を平均化し、常に一定のダメージを続けていると仮定して計算を行います。
私はよく「
定常状態」と呼んでいます(あっこいつめんどくさいタイプの理系だ!)
この考え方に従い、一分間でどのスキルがどの程度の火力を出しているのかを計算しました。
まず、前提としたステータスは以下の2つです。IL270側は私の現在のステータスです。
クリティカル発生率やダメージ倍率、SSによるdot威力にかかる倍率は虚ろぐ様の記事を参照し、これに準拠して計算しました。
http://ku-so.hatenadiary.jp/entry/2015/09/09/105840クリティカル倍率期待値は
1倍×非クリ確率+1.67倍×クリ確率 で求めています。
ただし、基本状態ではクリティカルについて考慮せずに計算していきます。
まず、一分間にWSを発動できる枠の個数が求まったところで、必須のWSを埋め込んでいきます。
アイアンジョーは15秒毎に更新するものとしました。
(dotダメージ判定は残り3秒時点で更新しても6回分全てが判定されることを確認済みです)
次にエンピリアルアローが4回使えます。
ただしここで90秒に一回乱れ撃ちが使えることを考慮すると、8エンピ/90secとなります。
6回の攻撃で8つのエンピリアルアローを繰り出す、ともいえますね。
エンピリアルアローの直前にはフェイントを使い、GCDを乱さないものとします。
また、ストレートショットのバフ効果時間が20秒のため、3回ストレートショットを撃ちます。
残り13の攻撃回数がヘヴィショットの枠となりました。
ここまでが基本的な考え方です。ここからはIL270のステータスを使っていきます。
また、ストレートショットによるクリティカル率上昇10%を適用しています。
まず、最新高ILの要素を加えるため、クリティカル率とその倍率を考慮した「
威力期待値」を計算しました。
エンピリアルアローは6.4発/90secの頻度で使用可能ですが、乱れ撃ちのリキャストを待つと6発/90secとなるため、SSの向上による攻撃頻度増加は無視しました。
エンピリアルアロー(フェイント)、アイアンジョー、ストレートショットで25.8個の枠のうち11個を使用したため、ヘヴィショットは14.8回使える計算となりました。
ここで、ヘヴィショットによる
ストレートショットのProcは14.8×0.2=2.96回/分が期待されます。
実感ありませんけどしたがって、ストレートショット3回のうち2.96回はクリティカル確定、0.04回は期待値を用いた計算を適用しました。
ちなみに、アイアンジョーの間に6回ヘヴィを撃てると先日の日記に記しましたが、この間に何回Procするか、回数ごとに確率を求めてみました。
ΣnCr*P^r*(1-p)^(n-r)でしたっけ?
吟遊詩人はお歌は得意ですが、
算数は苦手なので18までしか数えられません!そして、最後に一番頭を悩ませたブラッドレッターです。
実際のスキル回しでは発勁が切れる直前にアイアンジョーを入れるため、
クリティカル率が最大の状態は27秒くらい続いていると思われるのですが、
個々の事案を考慮しすぎるとただのスキルシミュレーションになってしまうため、ここではあくまで時間ベースでのみ考えました。
今回は45秒間は通常のクリティカル率、15秒間は発勁込みのクリティカル率として計算しました。
※常に2.5%増加として考えても計算結果は同じになります。
その結果、一分間で7.3回dotのクリティカルによるリキャストが発生する計算となりました。
ホントかよついでに、6回のdot判定から何回のクリティカルが出るか、発勁の有無でケース分けして計算しておきました。
発勁があると3回くらいリキャストすると期待されるんですねー。
実感ありませんけど...さて、これらの結果をまとめたものが以下の表です。
全体の火力のうち
エンピリアルアローが14.8%
アイアンジョーが26.5%
ヘヴィショットが21.7%
ブラッドレッターが16.6%を占めるという計算結果になりました。
乱れエンピは瞬間火力の面では間違いなく最強の攻撃手段ですが
詩人の火力の1/4はアイアンジョーが支えていることも確認できました。
確率統計的には一分間に11回もブラッドレッターを使えるんですね。
実感ありませんけどさて、最後にオマケとしてバフの火力貢献についても考えてみたいと思います。
考え方はこれまでと同じで
火力倍率×(効果時間/リキャスト時間)によってバフの効果を平均化することで評価しました。
また、アイアンジョーを連打することで非クリダメージの平均同士を比較した結果、
ホークアイは与ダメージ約20%増加という結果を得ました。(ここでは実験値に忠実に19.1%として計算していきます)
平均化された各バフの倍率を積算したところ
常時15%の与ダメージ上昇効果に相当することが分かりました。こうして見ると、機工士の
ホットショットによる与ダメージ5%上昇は非常に強力なバフと言えるのではないでしょうか?
最後の最後に、アイアンジョーを連打した際のダメージから、威力の表記と実ダメージの比が11.94であるという結果が得られていたため、
シミュレーション結果にこれをかけることで平均化されたDPSの計算値を求めてみました。
バフの平均化という暴挙を適用するため、どうなるかと思われましたが、このような結果になりました。
...
そんなに出せるかい!!!!!!御清聴ありがとうございました。