※今回は妄想日記風味です。実際の設定ではありません。ハロウィンには少し早いですが、ネタということでご容赦ください。
その日私が幻影諸島に訪れたのは、ずいぶん前に張り出され塩漬けになっていたモブハントを片付けるためでした。
泣きついてきた担当者が言うにはモブハントの手配書を貼りだしたものの、グリダニアから幻影諸島までは距離があり、また諸島へ渡るためには船を利用しなくてはいけないためなかなか受けるものが居なかったということのようです。
更にシリウス大灯台が正常に稼働していたころならいざ知らず、”死人”がうろつくようになった島にわざわざ足を運ぶ冒険者も少ないことも受注者不在に拍車をかけることになった要因でしょう。
幸い、私の所属するフリーカンパニーの拠点はミスト・ヴィレッジにあり、そこを足掛かりにすればそうアクセスが悪いわけでもありません。
首尾よく幻影諸島に上陸した私は、依頼通りに異国魔蟲の異名を持つ「マンティスキング」と対峙し、これを退けることに成功しました。
時は夜更け。エールポートに戻る船が出る朝まで待つことになった私は、時間まで普段訪れる事のないこの諸島を見て回ることにしました。その好奇心があんな事件に巻き込まれるきっかけとなることも知らずに。
「それ」を見つけたのは幻影諸島の最南西の小さな入り江となっている場所でした。
壺に納まったインプのような容姿。マジックポットと呼ばれる妖魔族の一種と思わしきそれが私に語りかけてきました。
「エリクサーちょうだい!」一体どんな理由でエリクサーを欲しがるのかわかりませんし、あいにく手持ちのエリクサーがありません。
急なことに戸惑いを隠せないながらも答えます。
「ごめんなさい。いま手持ちにはエリクサーはないの。次に来たときに持ってくるのではだめかしら」
「トリックオアトリート! エリクサーちょうだい!」困りました。無い物は無いのです。
「トリックオアトリート!エリクサーくれないと………悪戯するゾ!」そう、マジックポットが叫んだ瞬間、私は目を刺すような強い光を感じ、気を失いました。その瞬間に聞こえた声。
(オマエの身体を222個のメダル分けてやった!モトに戻りたければ1ヶ月以内に別れた身体を見つけ出すことダナ!)
気が付けば辺りにあのマジックポッドの姿は無く、元の姿からは程遠い姿……。
冒険者としての力は失わずにいたのは幸いでした。期限は1ヶ月……。222枚のメダル。
膨大な枚数のメダルにめまいを覚えつつも、なってしまったものは仕方ありません。目の前の問題を解決するのはうじうじと思い悩むよりも行動すること。
こうして私のメダル集めの旅が始まったのです。
……という脳内設定。
イベント期間中にメダルが集まらなければ元の姿に戻れない縛り。