イシュガルド復興の名の下、鳴り物入りで復興作業に参加したTackであったが、その作業は難航を極めた。
復興のための納品アイテムが各クラフターのクラスに用意されており、レベル20毎に新しいアイテムが追加されていく。
当初、Tackはこのアイテムを納品することでレベルを一気に上げようと考えていた。
例えば、裁縫士専用のレベル20用復興アイテムをひたすら作り続け、40になったら今度は甲冑士、その次は…という具合に全部を40まであげたら、次はまたレベル40用の復興アイテムを裁縫士で、という具合だ。こうすれば防具も無駄なく使える上に錬成度も上がるのでマテリア化して売るなり、身につけるなりできるからである。
復興アイテム作成には、専用の素材が必要となる。
ギャザラーを70まで上げていたTackにとって、素材集めはさほど苦労しなかった。専用の物とプラスいくつかの材料を集めることで作成は簡単にできる。
最初は順調に行っていた。レベルもサクサク上がった。おお、我ながら素晴らしいとTackは感動していた。…のだが、ひとつ問題が発生した。というか表面化した。
復興アイテム専用の素材、作成のために4〜6個必要となるので、レベル20上げるための数量となるとざっと300くらいとなる。
この材料集めが、眠い…!果てしなく眠い!
気付いたら岩壁に向かってフリーズしている。我に返れば草むらでぬぼーっと突っ立っている。
やっとの思いで集めた材料を基に、復興アイテムの作成を始める。
これも、…んんねむい!!
跪いたまま、離席している…。膝、痛かろうに…。
自分で始めたとは言え、恐ろしく作業になってしまっている。もう、復興なんて関係ないただの修行だ。
復興アイテムを受け付けてくれるカウンターの方も、眠い目をこすって納品するTackを見て、ぎょっとしていることだろう。
お兄さん大丈夫かな…。眠そうやし。…このクソ寒いのに半袖やし。(ギャザクラ時、Tackは大概白の半袖シャツを着用するのだ)
かといって、ジョブクエをやると何だかペースが落ちてもったいない気がする。めんどくさいし…。こんな状況でジョブクエなんてやると、ついマケボに頼ってしまうのだ…!
…金、ないのに。
毎日インするものの、なかなかまとまった時間もなく、ハマってやれない上に、ハマろうとすると寝るという悪循環。
とりあえず、何とか全ジョブ40までは漕ぎ着けたTack。念願のつなぎの上だけ手に入れたものの、なんか違う感を感じてしまい、結局ギャザラー装備として使うことに。
果たして、全部クラフター上げられるのだろうか…。