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創作物語「~カードに誘われて~ 森の都グリダニアにて」シーズナル・ヴァレンティオンデー2016

公開
シーズナルイベントって毎回どうやって企画されてるんでしょうね。
なかなか大変ではないかと思う今日この頃です。

これで丸二年になるのですよ、シーズナルストーリー始めてから。
しかも、何故か毎年ヴァレンティオンデーは各都市分作ってるという……
私、恋愛もの苦手なんですけどね><

では、今年の物語をまずはグリダニアから!

ーーーーーーーーーーーーーーーー以下本文ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁ……」
思わずため息がこぼれる。
ヴァレンティオンデーのイベントの一環として今年はリムサ・ロミンサでカップルの相性占いが行われている。
その影響でシゼ・ミミテルの占い屋も随分と盛況なのだが、
「恋占いばっかり、」
そう呟いて手の中の恋人のカードに目を落とす。
天蓋のように覆いかぶさる木々の葉の影がカードの上に暗く覆いかぶさっている。
「今日はもうお終いにしようかな……」
何気なく顔を上げれば普段は静かなグリダニアの森の都も今日は飾り付けられたヴァレンティオンデーの装飾とカップル達で華やいでみえる。
「ホント、あいつは……」
こぼれかけた言葉を飲み込んでため息にして吐き出す。
「やっぱり、今日は帰ろう。」
そうシゼが呟いたとき、強い風が広場を横切った。
木々の間を抜けてきた風がシゼの手からカードを攫って行く。
「待って!」
巻き上げられて緑の木々の間を舞うように飛んでいくカードを追いかけてシゼも駆け出す。
穏やかな木漏れ日の中をキラキラと光を反射しながらカードが逃げていく。
とはいえ、シゼだって森で育ったミコッテだ木々の間を駆け抜けて飛び上がり次々とカードを捕まえていく。
だが、
「何で……」
カードが一枚だけ見当たらなかった。
しかも選りにも選って
「恋人のカード。」
ため息と一緒に力まで抜けてしまったようにシゼが座り込む。
まるでカードにまで馬鹿にされているみたいな気分だった。
自然と頬を何かが滑り落ちていく。
「あれ?」
それが涙だと気付いてしまうと止められなくなっていた。
拭っても拭っても後から後から涙があふれて来る。
まるであいつが居なくなってから閉じ込めていた寂しさがいっぺんに溢れ出したみたいだった。
「シゼ?」
突然後ろからかけられた声にシゼの耳と尻尾がピンと伸びる。
驚きで涙も止まっていた。
「これ、君のカードだよね?」
振り返ったシゼにカードを見せる。
それはシゼの恋人のカードだった。
「ごめん、遅くなって。」
そう言った男の胸にシゼは飛び込んでいた。
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