かつて、エオルゼアで被り物装備といえばデブチョコボとポーキーだった時代があった。
どのようにして流行の波を塗り替えたのか。クァールマスク黎明期に活躍した光の戦士百人にインタビューを行った。特集第一弾。
Ridill鯖にてクァールマンRPを行うCoeurl Manさん。
クァールマスクマンの主流である戦隊ものRPとは一線を画する、独自のクァールワールドを展開している。
──どのようにしてクァールマスク界に入ったのでしょう。単純に、大型ネコ科の動物が好きだったからですね。
ジョイ・アダムソンの伝記を読んだり、YouTubeでオッサンと大型ネコがイチャイチャする動画を毎日のように見ていました。
僕も大型ネコ科動物とイチャイチャしてえなあと妄想が膨らんでいき、FF14でなんとか実現できないか考えてみたら、クァールマスクがすでに実装されていたので、「あ、RPできるじゃん」と。
メインクエストそっちのけでGSにこもっていたので、思い立ってすぐにアイテムを交換しました。
──オッサンとイチャイチャするほうになったんですか。好きという感情は、突き詰めていくと好きな対象そのものと同一化する願望を抱くようになるので、成り行きとしては当然です。
クァールマスクはいいぞと宣伝するためには、やっぱり本人が被ってないと説得力に欠けますしね。
視線の先には常にクァールがいる。
──お気に入りのミラプリではなく、RPを選ばれた理由は。ユーザーイベントめぐりを始めたばかりで、イベント主催に憧れを抱いていたんですが、お金も人脈もなくて(笑)。
そもそも僕は対人関係を築くのが苦手で、MMOでもフレンドも作らずFCにも入らない生粋のソロプレイヤーで。RPなら野外で一方的に喋るだけの一人でイベントができるので、気軽さを重視して選びました。
時間を決めて不特定多数を呼びこむカフェタイプのイベンターは、コミュ症の僕には絶対無理だろって。
センジマンや野外ゲリラライブなんかの外で見せるタイプのユーザーイベントを参考に、見た目にインパクトがある突発なりきり会のようなスタイルで細く長くやっていこうかなと。
──一人RPイベントという位置づけなんですね。クァールマスクマンという概念が当時は「クァールマスク+その他装備で固めたプレイヤー」だったので、クァールマスクの可能性を模索してそこから始めました。
クァールってあんなにかっこいいのに、意外と愛好家が少なかったんですよ。
マヘスやトラマの動物としての美しさを共有したいのに相手がいなくて、誰もやってないなら僕が良さを広めてやろう、と。
誰とも深い付き合いはしたくないけどクァールのことは語り合いたいという我儘を叶えるなら、それしかなかったというか。
イベント参加時には正装の白ネクタイ。
──黒く染色しているのはマヘスをイメージされているからですか。これはウォーパンサーです。
イシュガルドでは古くから魔力の高いパンサーを飼っていたというのを聞いて、格好いいなという厨二心でずっと黒クァール一本でやっています。
アウラ・ゼラ男性を選んだのも、肩まわりがクァールのように逞しいからというのもありましたが、角が欲しかったからですね。あと鱗に覆われた長い尻尾。
毛皮に鱗という異色の組み合わせで表れる魅力は、他の種族では出せません。
尻尾の長さを最小にしたのは、「瀕死の子猫が人間の手で手厚く育てられ大きくなり、大好きな主人のために人間になろうと光のクリスタル集めを始めた」という僕のクァールマンの裏設定のためです。
主人に尽くす人外キャラが大好きなので。
──ロスガル実装後も種族を変更しなかった理由は。逆にロスガルだと、最初から獣人の見た目なのでクァールマスクを被る理由がありませんよね。
僕はクァール好きが高じてクァールマンを始めたので、ミコッテを素体に選ばなかったのと同じ理由で、ロスガルにはなりませんでした。
獣から人間に変身するという過程も大好きなので、獣成分と人間成分は切り替えができないと性癖に合致しないんです。
クァールマンではない獣人キャラなら、断然ロスガル女性ですね。
眼光鋭いが、性格は温和であるのは黒猫のイメージ。
──クァールマンRPとしての苦労などはありましたか。当時のクァールマスクマンは色物扱いだったので、真面目にクァールのことを考えてると受け止められなくて、ネタとしてしかいじられなかったことに密かに傷ついていましたね。僕は野生の王じゃなくて、人間になりたいクァールなんだ!って。見てすぐにはそんなことわからないんだから、仕方ないんですけど(笑)。
ネタっぽい見た目ですが、クァールという生き物がどんな生態で、歴史的にどのように人間と関わってきたのかを真剣に考察してキャラを作りこんでいます。
世界中に亜種がいる比較的身近な生き物なのに、クエストなどでどういうふうに飼われているのかというのが全く語られないため、そのあたりは妄想も入っていますが。
クァールが出てくるFATEやギルドリーヴはほぼ全てチェックしています。
ロータノ海賊や闘獣場で飼われていたりすることや、クァールレギナFATEから考察し、血縁関係にあるメスを中心に、若い血縁のオスが混ざった群れで暮らしている生き物を想定し、発言しています。
僕のクァールマンは人間に飼われていたので人間の生活のことを知っていますが、あくまでクァールの目から見た人間なので、憧れの人間像が頓珍漢なことになっています。その差異が人外キャラの面白さかなと。
卵焼きレシピの実況公開も、クァールマンは人間と上手くやっていくために食べるものも考えるだろうなというRPの一環でした。
安直にお魚好きにしなかったのは、クァールマンの思い出話にしか出てこない「ご主人様」のヒントです。
そもそも猫=魚というのが日本人の偏見なので、ガチ勢を名乗るならそういうものはできるだけ廃していくのが、クァールマスクマンの正しいありかただと思っています。
もちろん、海賊に飼われていて餌に魚を食べていたクァールという設定なら、お魚好きキャラでも何の問題もありません。それは地域性まできちんと考えているのかという話ですね。
──戦隊イベントなどに参加されないのですか。あまりにクァールマンとしての設定を作りこんでしまったので、クァールマスクが被り物であることが前提の戦隊ものに参加できなくなったのは誤算でした。
毎週やっている雷獣戦隊クァールマンに、クァール仙人かペットのクロ役としてゲスト出演のオファーがこないかずっと待ってます(笑)。
クァールマスクを外すのは、人間になったときだけという。
──今後のクァールマスクマンの展開はどうなると思いますか。流行り廃りがあるのはMMOでは仕方のないことなので、この先クァールマスク常用のプレイヤーは減少していくと思います。
それはクァール人気が廃れたという意味ではなく、クァールマスクの存在が当たり前になった世界で、わざわざ定番のコスプレをしても面白くないというだけなので、悲観はしていません。
むしろ「まだクァールマスクなんてつけてるの?」と言われてからが、僕のクァールマンの本番です。
新しい雷獣の亜種がまた実装されるかもしれないし、なんとなく流行りに乗っただけの人と真のクァール好きがふるいに掛けられる時期に差し掛かっていますね。
耳のついたリンクス系のマスクや、暗黒騎士専用ウォーパンサーマスクの実装も夢ではありませんし、クァールマスクマンの集会イベントも細分化・差別化され、ディープな愛好家の手によって生き残っていくのではないでしょうか。
──あなたにとってのクァールマスクとは。コミュ症な僕にとってのコミュニケーションツールですね。
他プレイヤーとの関わりが上手くできない人こそ、クァールマスクを被ってほしいです。
クァールになりきることによって見えてくるハイデリンの新しい側面を語り合うのも楽しいですよ。
──今日はありがとうございました。興味深い特集の第一弾に選ばれて光栄です。
クァールマスクはいいぞ(宣伝)
みたいなSSを撮れる撮影イベントに参加しました。グルポ素人の僕でもワンクリックでこれだけのSSが撮れる素敵な撮影スタジオでした。
記事内の文章は全てフィクションです。あも氏主催の #ぐるこみゅ イベント概要
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/18384346/blog/4100799/グルポのプロ・マシュもんさん(
https://twitter.com/Studiomasyu)に撮ってもらったSS
「人間に見えるように撮ってください!」とか無茶振りしてすみません
ゆうしんさんたちとPTを組んでのご案内でした。
https://twitter.com/yuu_shin_Ifrit/status/1135708041385373696正統派イケメンオスラとの差がすごい。
↓↓↓エレノアさんが撮ってくれた一枚↓↓↓
https://twitter.com/elesunridill/status/1136052455123312641そうまさんたちと並ぶと、ハイソサエティの夫婦とお子様+ペットって感じですね
https://twitter.com/souma9102/status/1135555826884653056不審者って言うなスタッフの皆様と、PTでご一緒だったお三方、どうもありがとうございました!