イズミより、父上様。
シシュウの異人街よりこの文を認めております。
武を極めんとエオルゼアへ渡りもうした拙がシシュウにある所以は、一重に隣国ドマを解放せしめんとの任を賜ったためです。
拙は大洋を渡り、バイルブランド島は『リムサ・ロミンサ』の冒険者として身を立ててつつ、
『メルウィブ・ブルーフィスウィン』都督直轄の軍閥『黒渦団』にて『大甲士』という組頭の役を賜り、小隊を率いております。
拙はエオルゼアにおいて、都督閣下こそ己が終生仕えたもう主君であると心得ました。
家督を継げぬ女子の身である拙を人角の武人と認め、異国への出立のお許しを下さった御恩。
其れは我が主君への忠とモリノへの武名を以て必ずやお返しすることを約束致します。
父上様におかれましては益々のご健勝を祈願し、我が武名を御角に響かせる迄、鎮守の杜にてご健在のままお待ち頂きたく存じております。
草草