目次&登場人物紹介&設定解説ガレマール帝国軍第14軍団の司令部と工房が所在する付きの部隊である第1大隊の長。
第14軍団の幕僚副長も兼任している。
ガレアン男性だが、第1大隊長に就いているのはその人種ゆえだけではない。
第14軍団でも数少ない、指揮官と幕僚の双方の能力を兼ね備えた将校なのである。
第14軍団はガイウスの実力主義のため属州民ガレアン問わず用兵に長けた人材を輩出したが、指揮官型の人材は多くとも幕僚型の人材に乏しかった。
ガイウス自身が双方の能力の高い人物であり、幕僚に任せず自身で作戦立案し自身で遂行できるため、生半可な人物では戦術や輸送といった個別任務を担当する平幕僚しかできなかったのである。
リットアティンやリウィアのように指揮官型の人材ならば一部兵力を分担することができたが、幕僚型の人材には戦全般を見通せる人物がなかなか現れなかったのだ。
故に第14軍団幕僚長はアルテマウェポン計画への必要もあって技術系軍人であるネロが務めていたのである。
ガイウスはネロの用兵面での補佐として、用兵の才を見せた将校をつけていたのだが、指揮官が務まるからといって幕僚が務まるとは限らない。
むしろ、務まらない者が圧倒的多数であった。
務まらない者は次々原隊の任務へ戻ったのだが、そんな中でネロが高く評価したのが彼である。
ネロは彼の才覚を指揮と幕僚の両面で活かすべきだとガイウスに進言し、ガイウスは彼を第1大隊長に任じたのである。
そうした経緯のため、彼はネロと親しく、アルテマウェポン計画とその重要性・敵軍からの防衛についても知悉する立場にあった。
そして、アルテマウェポン破壊作戦の日を迎える、、、。