キャラクター
これはグリダニアのお話じゃ。
一人の若者がおった。
若者は勤勉で熱心であり、いつも、もっと学びたいと、とりつかれたように思うていたんじゃ。
ある日、家に帰ろうとすると、一人の旅人がこう話すのが若者の耳に入った。
自分の国には、この世界のどの学者よりも、もっと学問があり、しかもそのうえ、世界じゅうの賢者や学者をたばにしてもかわわぬぐらいの知識と知恵と徳を、あわせもっている人がいるのだと。
旅人はまた、それほど名声があるのに、その知恵者はあいかわらず、以前は父親と祖父がやっておった園芸ギルドの家業を続けているとも付け加えた。
若者はすぐにサンダルを履き、賢者の中の賢者が住むという遠い国を目指して旅に出たのじゃ。
心は師の教えを忠実に守り、その知識や知恵を少しでも吸収しようとする熱意に燃えておった。
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長い旅の末、ついに賢者の中の賢者がいる町に辿り着いたんじゃ。
園芸師はずいぶん幼く見えたが、若者が来るのをみると
「お若いの、なんのようじゃ」
と言うた。
「知恵を身につけたい。そしてあなたが教えたいと思われることを学び取りたい」
と若者は答えた。
すると園芸師はそれに答える代わりに、一本の手斧を差し出して言うたんじゃ。
「なら、木を刈るといい」
若者は言われたとおりにした。
日の沈むまで、休みなく、手斧で木を刈り続けた。
次の日もその次の日も、何週間も何ヶ月も、夜が明けるとすぐにはじめ、夕暮れまで木を刈った。
その間、園芸師も、若者も、この若者と一緒に辛い仕事をしなければならぬ多くの弟子達も、誰一人として互いに話しかけることなく、厳しい仕事を黙ってやり、不平をこぼすこともなかった。
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こうして二年が過ぎたある日、黒衣森の伐採王となった若者は、おそるおそるじゃが、勇気を奮い起こして、言った。
「先生。」
園芸師はパタッと木を刈るのをやめた。
ほかの弟子たちもみな、いっせいに仕事の手をとめた。
そして心配そうに、どうしたんじゃろうという顔をした。
あたりはしーんとしずまりかえった。
「なんの用か。」
園芸師が、若者の方をむいてたずねた。
「学びたいのです。」
と若者がこたえた。
「木を刈るがいい。」
園芸師はそう命じると、自分の仕事にもどってしまった。
そうして二年が過ぎた。
若者はもはや、先生にたずねようとはしなかった。
あのとき以来、先生が声をかけてくれるのを待っておったんじゃ。
が、その先生のほうは、いっこうに自分の仕事の手を休めようなどとはせんかった。
しかし、学びたいという欲望は、若者の心から消えんかった。
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こうして五年の歳月が流れ去ったある日、ラノシアの伐採王となった若者のもとに、幼い賢者がそばによってきて、そっと肩を叩いた。
若者は五年間、放したことのなかった手斧の柄を、このときはじめて、放したんじゃ。
おおきな喜びに体をつらぬかれた。
「もうおまえの家に帰ってもいいぞ。世の中の知恵という知恵、人生の知恵は、おまえの心の中にやどっている。」
「先生、教えてください。わたしは学びたいのです。教えてください。」
弟子がこういうと、園芸師はこたえた。
「木を刈るがいい。」
若者はいわれたとおりに木を刈り、園芸師はだまって、また仕事をはじめた。
園芸師もたくさんいる弟子たちも、若者に話しかけることもないまま、さらに五年の月日は流れた。
ある日の夕方、園芸師が若者のそばにやってきて、そっと肩を叩いて、いうた。
「もう、おまえはふるさとの家に帰ってもいいぞ。世界の知恵、人生の知恵の全てが、おまえの魂にやどりつづけるじゃろう。」
若者は黙っておった。
園芸師は若者の様子を眺めておったが、若者がはなしたがっているのがわかった。
「なにか用かな。」
若者はこうこたえた。
「先生。先生。わたしは学びたいのです。どうか、教えてください。」
「木を刈るがいい。」
園芸師はこたえた。
そして、だまってまた仕事をはじめた。
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こうしてまた十年が流れ、若者はザナラーンの伐採王となったんじゃ。
そのあいだ、だれひとり、園芸師もたくさんの弟子も、だれひとりとして若者にははなしかけない。
厳しい仕事をしながら、不平をいうものもない。
と、ある晩のこと、園芸師が若者のそばにやってきて、そっと肩をたたき、いうた。
「ふるさとの家に帰っていいぞ。世界の知恵、人生の知恵のすべてが、おまえの魂にやどりつづけるじゃろう。」
若者はだまっていた。
まなざしだけが、もの問いだけに先生をみた。
「わしは、この世の人生の知恵を、すべておまえに教えたつもりじゃ。つまり忍耐というものをな。」
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そして園芸師はまた、仕事をはじめた。
若者は、あたまをふかぶかとさげ、そのギルドをあとにした。
若者は故国に帰ったが、その心は満たされておったと。
どこかで聞いたことあるイイ話だ…
どこぞの童話とは大違い┐(´д`)┌
まっつんさんこのために髪型変えたんですか?
感動した
まっつんさん。
僕は明日貴方を迎えに行きます。
ルミナリーおめでとですー!
ピックだけでも目指そうかなー。
デス=アダーはいずこ。
>童貞
長期間の密着取材の中で髪形も変遷してるわ。
>あかさん
お粗末様でした。
もっと短いお話にしたかったんだけど、まだまだ未熟ね。
>びゅーさん
あなたなに言ってるのかさっぱりわからないわ。
>ぞぞさん
ありがとう^^
釣り竿と手斧は金ピカにしたわ。
残りは採掘ね。
こっちも情熱大陸の長期密着取材中よ。
>あるてなさん
せーがー
むずかしい話だにゃー(・ω・`)
難しいお話……。
要は忍耐ですね!
私には欠けている(^-^;
>パンツ課長
簡単に言うと『たえろ』
>なつさん
継続は力よ
24年・・・オレは一体何をして・・・・
>ごりさん
体感的には24年ぐらいかかったわね
うちは旧でルミナリーロッドを獲得したバカモノなので、身に沁みる話です
てかぁ、同じようなことを漁師ギルドのマスターに、うわ、こらなにをすr・・・
>しむかさん
やった人にしか実感がわかないかもしれないこの昔話。
実は漁師でも採掘でもこの話は使いまわしが出来ま、うわなにするやめ
知識と人生訓がごっちゃになっている辺り、昔話ですよね。
若者が知識人だった場合、使い物にならなくなっていたり。
これは賢者が有望な同業者を落とし入れる罠に違いない(棒
長い旅の末の19年。
若者はいつまで若者を名乗るつもりなのでしょう。
儂も昔は若かったもんじゃ。
>あるてなさん
現代社会に置き換えるとこれはパワハラに該当するかもしれないわね。
若者はいっこうに気にしていない様子だけど。
>ふじさん
アレよね、永遠の20歳とかいってる女子(笑)のハシリかもしれないわね。