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元光の戦士が知らなかったこと(後編)

公開
CWLS主に呼び出され
自分たち兄弟が通話越しに発した第一声はほぼ同じだった

「自分ら何かした?」

この短期間で?入って三日ほどで???
だとしたらそれはすごい才能だ!他人とコミュニケーションを取る才能がない!おめでとう!
相方のイアに至っては「胃が痛くなってきた」とまで申告してくる。
と、そこまで卑屈になって開き直るのが早いのが自分の性格なので
「いや、なにかやらかしてたら謝って、次は気をつけよう。胃が痛いのは薬でどうにかして」

とはいえ肩に力を入れながら
途中慣れないボタン操作を誤りつつ、リムサロミンサ内エーテルプラザへ

体だけでかいマイキャラとは違い、同じアウラなのに漂うCWLS主の風格

あと装備がかっこいい

初期の装備なんてちぐはぐは当たり前だと昔の記憶が知っているので、今はまだガマンの時
たとえ「さいきょう」装備でもレベルの低さは救えない

さぁ、どんとこい。
何を言われても綺麗な土下座を決められるように、このゲームを始めてすぐに「土下座」のエモーションは登録済みですから!

「じゃあ、今から初心者冒険者に大事なことを教えるから」

????
ちがう、これはお叱りではない。なにかアドバイスがあるんだ!
風向きが変わった
イアも自分も「違った、違ったぞ!」と喜ぶ。なにかをしたかも知れない世界線は消えた
かわりに生えたのは初心者が知っておくべきことをまだ知らない自分たち、という世界線

知らないことは山ほどある
一体なにを教えて貰えるんだろうか?
めちゃくちゃ新鮮だった。
なにせ、またエオルゼア昔話をする元光の戦士の人格が降りてくるが
7,8年前の当時は誰かに教えて貰うなんていう環境は存在しなかった。少なくとも自分の周りには
CWLSの案内はもちろん目を通していたが、初心者をサポートするというのはまさかこういう意味も含まれていた…?
本当に驚いた。この時点で感謝しまくっていた

「今のレベルは?それから、装備のレベルは?」

今のレベルは画面で分かる。装備は…と、そこで自分がモンクの装備を付けていることに気付いた

「今のレベル、ジョブに合わない装備を付けてるとどうなるか分かる?」

わか・・・・わからない。
が、ここでさっきまでの悩みがフラッシュバックする
ここ最近で一番冴えた気付きだった

だから自分は、やわらかタンクだったのか!

ヒラさんに迷惑をかけるはずだ
タンクとはいえ攻撃があまりにも通らない気がするのも当然だった
なんせ自分の装備はモンクを兼業してるわけだから

そこから合流してくださった同CWLS〈Wanderer〉さんによるレクチャーが続く

装備をジョブで揃えること
ジョブによって反映されるステータスを把握すること
装備が揃わなければマーケットボードを利用すること

言われてみれば当然の、すごく大事なことだ
その上今のレベルにあった装備まで頂いてしまって
とうとう自分も、そしてイアも画面越しにあたまを下げ出す

「ありがとうございます」

この言葉を二人して打つくらいしか感謝を伝えきれないのがもどかしかった
なにせ兄弟共々なにもかも「持たざるもの」なので

「わたしたやつを装備してみて」

装備した。
頂いた装備は一発で分かった。光り輝いてる。どう見てもクラフトで最高品質のものだ

「めっちゃかっこいいよ!」通話で相方がいう
自分はもう感動の容量を超えていて言葉も出なかった
このゲームは少なくとも50Lvになるまでくそだせぇ装備を着ることしか出来ないんだと思っていた

違った

本当に何も知らなかった



その後、すぐに

「それじゃあ、いまの装備でカルン行ってみよう」

とIDにて戦闘のレクチャーまでして頂いた
教わったことを全て書くにはあまりにも多すぎる情報量なので割愛するが
簡単にまとめるなら、じぶんはやっぱりタンクの仕事をしていなかった
日付が変わるまでの長い時間をかけてCWLSの先輩は初心者の、タンクの心得を教えてくれた
楽しかった。
こんなにこのゲームを楽しいと思ったのは前世(元光の戦士)の記憶をいれてもはじめてだった
間違いなく


色々教えていただき、そして頂いてしまったこともあり
「なにもお返しできるものがないです」
という自分たち兄弟に
「いつかこのゲームに入ってくる初心者に同じようにしてやって」
と返される

絶対にそうしよう、兄弟と一緒に「はい」と返した
まぁ、ともかくも……
その前にちゃんと教わったことを出来るようにならなくちゃいけないわけで…先は遠い

ルキさん、エネさん、本当にありがとうございました。
これからもきっとお世話になります。よろしくお願いします。



最後に、タイトル回収。

元光の戦士だった自分は何も知らなかったことに深く頭を下げる
あの頃、一緒に戦ってくれた一期一会のPTメンバー達はさぞ
いいレベルなのにタンクの仕事が出来ていない自分へ苛ついていただろう

それもそのはずだ、と十年越しで気付きました
本当にすみませんでした

あの頃はそれなりに受けた罵倒もあり
タンク以外に魅力を感じなかったため転職も出来ず
とうとう最期はログインを辞めてしまったが、今回はもしかするともっと先までいけるかも知れない
二度目の冒険もタンクで生をうけたがまだまだ諦めなくて良さそう



追記
実はこの日、別の出会いもあった
それはまたどこかの機会で。

後編が長くなりすぎちゃったな
コメント(6)

Piyo Marte

Asura [Mana]

めっちゃいい話( ;ᵕ; )
わたしもタンクかっこよい!思って始めて、でもID行くたびに震えるのでとりあえず1日寝かせて予習して、でも震えてIDに入ってたところから、るきさんたちCWLSに拾ってもらいました!!

最初は募集もどきどきしてたけど、今や募集も参加も野良もできる人間に成長しました💪💪
なんなら次のID早く開けたい!まである…

いっしょにエオルゼアライフ楽しみましょー!!

Suhail Almuhlif

Hades [Mana]

わからないことや聞きたいことがある時は、立ち止まって大丈夫なので、是非聞いて下さいね〜
わかる範囲で答えます笑
余計なお世話との境界線がなかなか難しいのです...汗
よい旅を!

Zeal Octodopa

Hades [Mana]

>Piyo Marte さん
自分でも振り返りながら感無量でした。
IDいく度にふるえたりとか、予習のことばっかり頭を占めるとか、分かりすぎて振ってる首が取れそうです。
元PLをしていたときは物語のことよりも、つぎのIDの予習をいかに忘れないかしか頭になかったんですよね。
お陰で今になって最初からプレイしてもほとんどのお話が新鮮なんですが笑
そうやって笑えるのもやっぱりこのコミュニティに拾って貰えたからだと思います。

自分ももっとIDに行きたい!野良でも行きたい!となりたいですね
楽しみつつ頑張ります。ぜひよろしくお願いします~!


>Suhail Almuhlif さん
ありがとうございます!ありがとうございます…!
お言葉に甘えて、どんどん分からないところはお聞きしていきたい…

たしかに自分が先を行く立場なら余計なお世話かも、と考えてしまうかも知れません。というか考えますね、絶対笑

まだまだ始まったばかりの旅なので、ぜひ色々教えてください!

Nia Niaa

Hades [Mana]

Zealさんの装備が輝いて見えるのは、
HQだから。
だけじゃないんですね…😭✨✨

私もSuhailさん同様、BOSSや装備のこと、教えるのは簡単だ…でも…自分で気付く楽しみもあるし…私若葉だし…と悩んでしまって🙏
でもすごく熱量ある勉強家さんだからこそお2人も装備やレクチャーを授けてくださったんですね。

どのIDでも初見でも周回でも私ももっと慣れるために行くの好きなのでまた機会があれば是非ー!

Zeal Octodopa

Hades [Mana]

>Nia Niaa さん
ほんとうにその通りです。
今度はこの思い入れ深くなった装備を変えるのが嫌になり始めてます笑

そうだったんですね…!そうやって見守って頂けていたと思うと、不格好だった頃も嫌いではなくなります。頭が固いので、一度こうだ!と思うとなかなか気付くことが出来なかったりするので、もしも何かまた気付くことがあればぜひどんどん教えてください!

お言葉に甘えてたくさんお誘いします。次の機会があればぜひよろしくお願いします!

Touya Sakuma

Chocobo [Mana]

> 思い入れ深くなった装備を変えるのが嫌になり始めてます

ミラプリやで。b
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