今まで考察をしてきましたが、おそらくナイト派の方、暗黒派の方それぞれから「いやいや、こっちの方が硬いよ!」と厳しいお言葉を頂戴するかも知れません。私自身は基本的にはタンクジョブ全部やる人なので、その辺ある程度客観性を持って考察しているつもりですが、バイアスが掛かっていたり、不十分な箇所などもあるかと思います。何卒、ご了承ください。
では前回に引き続き考察してみます。
◎そもそもナイトの盾を前回のバフ等のカウントに考慮しなかった理由として、盾があってもレイドでのバフのローテーションは変わりません。盾のブロックに期待して強力な攻撃にバフを使用しないなんて事はないからです。
となると、結局盾はトータルで被弾するダメージ量を減少させてヒラの回復の負担を減らす事が主な利点になると思います。
では盾ありのナイトと盾の無い暗黒でどの程度差がつくのでしょうか?
厳密な考察は難しいので条件を設定して大雑把に考えてみます。
<その1>
盾 カット率30% 発動率20%
受け流し カット率20% 発動率20% と仮定すると、
盾は受け流しより優先して発動されるので
ナイト 0.3×0.2+ 0.2×0.2×(1-0.2)=0.092
暗黒 0.2×0.2=0.04
ナイトー暗黒=0.052
で、約5%の物理ダメージがナイトの方が少ないと言えます。
<その2>
一方、物理バフをナイトと暗黒で比較すると、前回お話したように実は暗黒の方がバフを多く回せます。(センチ=ウォール、ランパ=スキン、ブルワ=Dダンスとすると)
3分間でDダンス2回の差がナイトとつくんですね。それをいうと、ナイトもシェルトロン6回あるのでこれも計算してみましょう。敵AAが3秒に一回で1回100のダメージを受けると仮定します。すると
3分間で60回のAAになり合計ダメージは6000になります。
これを上記のバフを使用してどれくらいダメージが減少するか計算すると、
ナイト(シェルトロン・盾カット率30%)
100×0.3×6÷6000=3%
暗黒(Dダンス2回、受け流しカット20%,回避率20%で合計期待軽減値26%とすると)
60×100×40÷180×0.26÷6000=5.8%
あくまで概算です、細かい条件を詰めると計算式はもっと複雑になります.
結果両者がバフを3分間フル可動した場合の平均物理ダメージ減少量はナイト3%、暗黒5.8%になりました。
<その1>と合わせるとナイトの方が2.4%ダメージが少ないという結果になります。もちろんこれは盾、受け流しのカット率・発動率で多少上下はします。
ただ多くの方が思っていたよりも少ない結果となったのではないでしょうか。私自身も意外でした。
盾はブロックするのが目に見えて分かりやすく、ダメージを減少している気になりますが、トータルでみると、暗黒と被ダメージ量ではほとんど差がないことが分かります。
◎次のレイジ・オブ・ハルオーネ(以下レイジと略)に代表されるデバフの優劣についてです。
レイジのSTR-10%によるダメージ減少量について検証データを見つけることはできなかったのですが、ウイルスのSTR-15%のデータはありました。ウイルスによる被物理ダメージ減少量は14.38%となっておりました。
なのでここではレイジは被ダメ-10%デバフとして扱います。
また、暗黒はリプライザルをMTの時のみ使用できます。これまでこのスキルは比較の際に取り上げてなかったので、ここで考察します。
リプライザルはリキャスト30秒 効果20秒 10%カットですが、受け流し時にしか発動しないので実際は平均40秒間隔で使用しているものとします。
すると期待される平均ダメージカット率は5%になります。ただし、ハルオーネと違うのは魔法にも有効だということですね。
MT(ST)
ナイト(戦士) レイジ・ヴィント=物理19%減 魔法10%減
ナイト(暗黒) レイジ・デリリウム=物理10%減 魔法10%減
暗黒(戦士) デリリウム・リプ・ヴィント=物理14.5%減 魔法23%減
暗黒(ナイト) デリリウム・リプ・レイジ=物理14.5%減 魔法14.5%減
盾云々よりもこっちのがジョブ間に個性が出ますね。
約5%の差ですが物理ダメージはナイト(戦士)の組み合わせが一番少なくなりそうですね。ただ、暗黒のリプは平均が5%であって、効果中は-10%で暗黒(戦士)も同じカット率になります。
◎最後に自己回復について。これは単純な比較が難しいですね。もう少し検証データなどが公開されればきちんとできるかもしれませんが、現状の私の知識では十分な考察は難しそうです(汗
それぞれの特徴は
・クレメンシー(ナイト)
約2500前後回復。MT時レイドでは詠唱中断されると思うので、どれくらい使えるかは未知数。好きなタイミングで回復でき、上手く強攻撃にあわせて差し込みケアルラみたいに使えれば効果は高そう。頻繁に使うとDPSが落ちる。
・ソウルイーター(暗黒)
暗黒騎士はヘイトが優秀なので、ヘイトコンボを使う必要がほとんどありません。
IDレベルのボスだと1、2回ヘイトコンボ使えば後はずっとソウルイーターコンボを最後まで続けてもタゲはまず取られないです。なので実質これによるリジェネ状態になります。
その効果は、一回で約1000弱回復。これが7.5秒に1回という計算になります。消費MPはなく、DPSも下がらないのがメリット。欠点はナイトの様にピンチになった時に一気に回復みたいな事はできない、味方に使えないetc。(これがあるが故、暗黒はSTR•VITどっちを優先するべきか議論の余地があるかも知れません。STR上昇により、ヘイトコンボ回数⬇︎、イーターによる自己回復量⬆︎が見込める為、HPが敵の攻撃に耐えれる+αあるならこっちのが、ヒラの負担は理論上減る為)
・アビサルドレイン(暗黒)
IDでは大活躍ですが、レイドのボス1体とかではほぼ使わないので省略。
上記アビリティはいずれもIL上がれば回復量も現状より増えてくると思います。
以上長々と書いてしまったのでまとめますね。
☆結論
・ナイトには盾があるが、一方で暗黒は継続時間の長いバフが多く使える。
→結果、両者のトータル被ダメージ量はほとんど誤差のレベル
それよりもMT/STの組み合わせによる影響の方が大きい
・自己回復性能について現在のところ優劣はつけれない。
ナイトはケアル持ち。暗黒はリジェネ持ちみたいなもん。
さらな前回の結果も含めると
・ナイトは単発物理攻撃を得意とするやや物理防御寄りのタンク
・暗黒は物理・魔法の多彩な攻撃に対応できるやや魔法防御寄りのタンク
このように両者の間に違いこそあれど、決定的な性能差はみられません。
あと個性としては、ナイトがサポート性能が高く、暗黒は攻撃性能が高いって感じですね。
この他にもインビン・リビングデッドの考察がのこっているのですが、このシリーズはこれでとりあえず終了とさせていただきます。
3.0ではナイト・暗黒どちらかが一方が常にNO.1MTということにはならなそうです。
上手く使い分ける必要があるんじゃな。
以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。