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とある男性による霊5月(10月)の回想:レイ

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ミストヴィレッジ:トップマスト

 「はぁ・・・」


 「今日も儲けはゼロ…上手くいかないなぁ…」




 「今週のファッションチェックで使う装備、
絶対売れると思ったんだけどなあ…それに…」

 「…ダ、ラーダ、おい」

 「誰…?その名前はロウェナさんに担保として貢いでるんだから
その名で呼ばないで…って…」

 「ああ、すまない、今はガヌマーナだったか?」




 「兄やん!?いつエオルゼアに来てたの!?」

 「今しがた、だ」

 「もう、連絡くらいしてくれればいいのに!
まあロビーで話すのもなんだし、部屋に入ってよ」




 「・・・」

 「どうした?さっきから落ち込んでいるように見えるが」

 「実は・・・」

 「ああ、待て、先に着替えろ、その間に食事を用意しておく
お前の好きなパンも買ってきたからな」

 「まじで!久々に暖かいご飯を食べられるっ」




 「・・・というわけで守護天節の依頼、
相手がおっかないからうやむやにしちゃった」

 「…そうか、この世界でも彼女と会っていたのか
…なんとも奇妙な巡りあわせだ」

 「え?この世界…って何の事?彼女の事知ってるの?」

 「ん、すまん、こちらの話だ
その女性とは会った事は(こちらではまだ)無いが
二つ名は特に有名だからな」

 「そうなんよ、まさに二つ名の通りだったわ」




 「言い方もキツくて当たりも冷たいし、
階級が大闘士になって偉そうに威張り散らしているに違いないわ!
あれじゃ噂通り、冷血の…って言われるわけだよ」

 「・・・」




 「ガヌマーナ、それは違う」

 「え?」

 「俺はその女性の事をよく知って…いや、よく分からないが
不滅隊の大闘士にまで階級を上げた人間がだ、
グランドカンパニーにも所属しておらず、
ましてや名声のひとつもあげた事が無いお前に
本当にそういう偉そうに驕りちらした性格だったなら
いちいち構うと思うか?少なくとも、門前払いだったろうよ」

 「あ・・・」

 「口調はキツかったのかも知れないが
その女性は決してお前を見下さず
依頼がどんな稚拙な内容であったとしても
お前とちゃんと向き合い、しっかり見つめ
対等に話をしていたハズだ…違うか?」

 「う…そ、そういえば…でもそれが怖い印象を持っちゃって
私は逃げた…のかも知れない…」




 「彼女は遠くの大陸からやってきたらしい。
これは俺の勝手な憶測だが、恐らく彼女は貴族の出身だろう
それも王族クラスの…あくまで立ち振舞いを聞く限りだが」

 「…まあ、なんとなく高飛車系Himechanっぽい感じはする」

 「横文字で書くな、違う意味になるだろうが」



 「出身や血筋がどうとかという話では無い
自分を律し、他人を律し…そして導く
『貴き精神』を持つ者だからこその『貴』族なのだ。

ちなみにひんがしの国には『令』という言葉がある。
おい、口をポカーンと開けるな…分かってないだろお前…
…意味は自分で調べろ。

ともかく、俺に言わせると彼女は冷血ではなく


誇り高き血統、『令』血のシルヴィーヌ と呼ぶべきだ」

 「なんかめっちゃ熱く語るやん…
でもわかったよ、兄やんの言わんとすることは」

 「今度はちゃんと向き合って話す事だ、出来るな」

 「…うん、今度《風花》に行ったときに
彼女が居たらちゃんと話してみる、ごめんね心配かけて」

 「気にするな、俺はこのあとも仕事があるからもう帰るぞ」

 


 「えっ!?もう行っちゃうの?」

 「急に邪魔して悪かったな」

 「ううん、兄やん…ありがとう」




 「…ってあれ?」


この世界のあいつは冒険という選択肢を選ばなかったあいつだ。

ジョブクリスタルを手に入れず、グランドカンパニーにも入らず

リテイナーを雇えずチョコボも無くて難儀している。

それでも・・・

自分が本当にやりたい目標の為に日々を一生懸命に暮らしている。








 「居なくなるのはや・・・

…すぱげっちーの残り、食べていいよね…?」



それでいいと思う。(いやスパゲッティの方ではなく)

お前の人生はハイデリンではなく

他の誰でもないお前が決めるものだ。






今は眠れる獅子の『相棒』よ

俺はお前の行く末を見届けよう。

それが別世界の記憶を持って転生した唯一つの理由なのだから。




コメント(4)

Yusura Takahara

Bahamut [Gaia]

ラーダさん、こんにちは。
生活の方は落ち着かれたようで何よりです。

そのうちまた風花にお越しいただけるフラグが立っている……!
現在のところ昼と夜、交互に週1で開いていく予定ですので、久しぶりにお会いできるのをラココでのんびりとお待ちしております。

ガヌマーナさん、冒険者ですらなくラココと同じ一般人枠なのかしら?
温かい食事は大事ですし、お腹が空いたとか言ってもらえればご飯とかも無料になるので、適当にご都合の良いタイミングでいらして下さいね!

Radha Saqoosha

Unicorn [Meteor]

よく考えたらグラカン所属してないのにアパルトメントに入居してるのおかしいね
でも兄やんが購入して、だけど留守が多いので代わりに居候しているって設定にしようそうしよう

Radha Saqoosha

Unicorn [Meteor]

おおぅ!コメント来てたっ ユスラさんどうもありがとうございます!

本当は去年の守護天節のあの時に書く予定だったのですが
リアルで色々あって一年越しの日記とあいなりました。

今にして思えば兄やんの言葉に自分が漆黒で経験してきた気持ちが入っている分
一年寝かせて本当に良かったと思います。
結果論ですけどね;

ずっと書きたいと思っていたので、それが果たすことが出来て満足です。
改めて《風花》さんへはまたお伺いしたいと思います。


(一年ぶりになってしまいましたが、
そこはサザエさん時空ということで何卒宜しくお願いいたしまする…!)

Yusura Takahara

Bahamut [Gaia]

「お兄さんはチョコボだったのか。繋がっていて面白いなぁ」と思いながら読ませて頂きました!
一年越しとかあるあるです。うちには3年越しでまだ上げられていない季節物が……!
時間が経つと意味が変わるものもありますよね。
ラーダさんにとって良い方に変わったようで何よりです。

皆色々ありますし、時間経過とかはお気になさらず!
「おひさしぶりなの!げんきみたいでよかったの」で全て解決しますので!
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