傭兵稼業を始めてひと月あまり、どうにか全エンディングを見ることができました。
で、色々な考察動画なんかを見始めたわけなんですがー・・・。
どうもね、「?」となることが多くて。
何せフロムゲーなんでね、ゲーム内情報の隙間を自分で埋めていかないとっていう部分があるのは分かるんですが。
だからと言って、ある場面の出来事を別な場面のものと勘違いしていたり、自説と矛盾する情報を無視していたりするのはいかがなものかと。
ただ、一部についてはそういう考えに飛びつくのも分かるなーというのもあって、じゃあそれを否定しつつ矛盾なく説明できないかとあれこれ考えていたことがまとまったので、チラ裏メモ代わりに書いておこうという次第です。
ということで、アーマードコア6のネタバレ全開でしゃべりますよ!
ぼかしたり伏せたりはしません!
まだ遊んでない子はプレイしてから見ようね!
もうこっちのアプデ来ちゃうけど!w
いきますよー!
まず私が否定したいのは、「ウォルター=強化人間説」です。
これは解説動画というよりそのコメント欄でちらほら見かけるのですが・・・。
第一助手の息子について、「目の奥に赤い光」という記述がある
これはコーラルとの交信を表しているに違いない
交信が可能なのはコーラル技術を使った強化人間
なので第一助手の息子、つまりウォルターは強化人間だ!
な、なんだってーー!!
ということのようです。
・・・うん、あのね。
そんな記述は無いんだ。
あるのは「目の奥に光」、これだけなんだ。
ひどいでしょう?w
発想の飛躍とかこじつけどころじゃない、無いものが見えちゃってるw
どこでそんなの拾っちゃったの・・・。
ただね、まあ赤い光は一部の人の幻覚だとして、強化人間説に飛びついちゃうのは分かるんですよ。
「友人か・・・それなら、あいつにも出来たのかもしれん」
ウォルターのこの発言の解釈ってことですよね?
コーラル変異波形であるエアとの交信を始めた621の様子を見てのウォルターのこの発言は、確かにエアの存在を察してのもののように見えます。
ではなぜ、「長い間誰にも知覚されることはなかった」エアの存在を察することが出来たのか?
その答えのひとつが、ウォルター自身のコーラルとの親和性、つまり過去に強化人間手術を受けていたため、というものです。
彼の過去の境遇を考えれば、確かに無いとは言い切れない話ですが・・・?
ではここで、ウォルターについて分かっていることを考察も交えてまとめていきましょう。
まずは技研が健在の頃。
・第一助手の子息をラボで引き取る 寡黙で気丈な鉄のような少年
・助手1、精神混濁 少年、目の奥に光
ナガイ教授の口述筆記と、STKの遺稿からの抜粋です。
諸々考えると、この少年こそがウォルターその人ということになります。
第一助手はウォルターの父親、コーラルを用いて強化人間を作る技術も、彼が生み出したものです。
そして問題の箇所。
これねぇ・・・目の奥の光って、普通に読むなら「寡黙な少年が内に秘めた意志の強さ」ですよね?w
精神混濁した父親との対比も合わせての。
赤い光が見えてない人でも、この記述を「強化人間の証」とか「コーラルが見えている」と解釈する、つまりは(真面目に)強化人間説の根拠とすることがあるようですが、私はそれは無理があると思ってます。
強化人間やコーラルの観測について、目の奥の光を思わせるような他の描写がありませんからね。
なのでここは、先述の通りの素直な読みで大丈夫です。
次、アイビスの火の前後。
・アイビスの火を見届けるのは私ひとりで良い
あの少年は強く生きていけるだろうか
木星には友人もいる
きっと良くしてくれるだろう
アイビスの火の直前、ナガイ教授の独白です。
ナガイ教授(のラボ)に引き取られたウォルターが、木星へと逃がされたことが分かります。
そして、
・木星戦争における総長ミシガンの鬼神の如き猛勇
・木星戦争の英雄とされる軍人
・競合ファーロン社の武装船団を率いていたミシガン
・ファーロン武装船団の指揮官を経てレッドガン総長となった
アリーナの登録情報に記されている、ミシガンについての記述です。
ウォルターとミシガンとの付き合いは、この頃にきっかけがありそうですね。
教授の「友人」がミシガンである可能性もありますが、これ以上の情報がありませんしどちらであっても大差ないので、保留としておきます。
ウォルターの過去について、ゲーム内情報で分かるのはここまでです。
木星で過ごした時期からルビコンへ至るまでの過程は、ほとんど描かれていません。
「おかげでルビコンまでこぎつけた」
このセリフから、封鎖機構の網を抜けてルビコン入りするために相当な無茶をしたであろうことが、辛うじて読み取れる程度です。
一体どのような半生であったのか・・・いつか情報開示をしていただきたいですね。
では改めて、先のウォルターの発言について考えていきましょう。
「友人たちの意に沿わない結果になってもかい?」
「友人か・・・それなら、あいつにも出来たのかもしれん」
カーラとウォルターの、通信でのやりとりです。
ここで両者は、それぞれ違った意味で「友人」という言葉を使っています。
カーラの言う「友人たちの意」は、ナガイ教授を始めとしたコーラルを危険視した科学者たちの遺志である、と思われます。
オーバーシアーが秘密組織であることや、遺志を引き継いだ同志であることの暗喩などが合わさって、こうした表現になるのでしょう。
(現在における組織の指導者や協力者たちの意、ととらえることも出来ますが、エアによれば「ウォルターが友人と思われる誰かと連絡を取った形跡は無い」とのことなので、これをカーラにも適用するならその線は消えます。)
そしてウォルターの方はというと、これはもう621と交信するエアの存在を察しての発言でしょう。
カーラの突っ込みに対して話を逸らしつつなのがちょっと面白いですけどw
ともあれ、これを受けてプレイヤーは「何で分かったの?」となる訳ですから、その前提で話を進めます。
もう一度ウォルターの発言をよく見てみましょう。
「友人か・・・それなら、あいつにも出来たのかもしれん」
あいつにも。
「にも」。
ポイントはここです。
これを「自分と同じように、621にも」と解釈すると、ウォルター=強化人間説へと繋がります。
でもこれ、他の解釈も出来ますよね。
「あいつと同じように、621にも」。
以前にもコーラルとの接触で幻聴を訴えるようになった誰かが居た。
エアと交信する621の状況や様子がそれと似ていて・・・という解釈です。
ここから「友人が出来た」と繋げるには、その誰かや周りの人間が(皮肉や揶揄だとしても)幻聴を「友人」と呼んでいた事実が必要なのですが、残念ながらゲーム内において、それを思わせる描写は確認できません。
なので幻聴を友人呼びする部分については飛躍、こじつけになります。
しかし・・・いや、長くなってきたのでひとまずここで区切りましょう。
待て次号!
それでは一旦この辺で。
善き旅が共にあらんことを。
いやーしかし、本当に久しぶりにACをプレイしました。
私のACプレイ歴は初代~2までなので、前作を遊んだ人の「十年待った」どころではない、ざっと二十数年ぶりですw
それでも確かに「あーACだ」と感じられ、ストレス無く・・・システム的には・・・遊べたのは、本当にすごいことだと思いますね。
DLCなり続編がもう待ち遠しい・・・ねぇご友人・・・。