この間FCメンバーの1人から「究極幻想アルテマウェポン破壊作戦やりませんか?」と誘いを受け、あっという間にFCメンバーが8人揃った。人数制限解除でさっさと終わらせるのかと思ったら、どうやら普通に戦ってクリアするとのこと。何も予習してないけどまーなんとかなるっしょと軽々しく攻略を始めたが、私は解除でしかクリアしたことはなかった。
案の定1回目は何が何だか分からずパーティーは壊滅。全員未予習だったため、そこからギミックの謎解きをして、4回目にしてクリア。最後は超える力で押し切ったが、ギミックを処理した上でのクリアだった。久々に充足感ある戦いだったなと感じ、募集主のメンバーの成長を感じた。そう、その人は最初魔法の撃ち方すら分からなかった初心者さんだった。
・杖で殴る白魔道士グリダニアで出会い声をかけFCに勧誘したが、当時スタートして数日だった彼女(女性キャラクターなので便宜上”彼女”とさせてもらう)は、チャットすらおぼつかず、返信にも時間がかかっていた。それは当たり前の話で実際良くある。
加入後彼女を教えていたメンバーから「マスター、PS4で魔法の撃ち方をどう説明したらいいんですか」とヘルプが入り、彼女とメンバー2名を伴いベントブランチ牧場付近で練習をすることになった。
私はPS4でプレーしているので、これこれこうですよと丁寧に説明したつもりだったが、なかなか理解が追いつかなかったらしく、魔法を撃てるようになったのは教え始めて1時間弱経過してから。教えを受ける方は余裕を欠いていたに違いない。それでもFCメンバーは我慢強く練習に付き合い、面倒見が良いメンバーに恵まれたなと誇りに感じた。
「幻術師のクエストがクリアできないんです」と言われたが、それもそのはず、彼女は杖でモンスターを殴ることしかできず、回復なぞもってのほかだった。クリアできるはずがない。
・善意の循環それから一緒にダンジョンに行く機会を持てなかったが、メンバーは定期的に彼女をダンジョンに誘い練習に付き合っていたようだ。
気がつくとプラエトリウムをクリアし、2.0を終える頃には大分エオルゼアに慣れたように見えた。それを経てのアルテマウェポン撃破だったからこそ、何だか感慨深いものがあった。
FF14はソロでもガンガン進められるため「おひとりさま」に優しいオンラインゲームだと感じる。良い側面もあるが、悪い面として野良で嫌な思いをした際に心が折れてしまう初心者さんも少なくない。
私自身紅蓮のリベレーターまではずっとソロだった。自分で調べてそこまでやってきたが、虚しさも感じていた。もし最初から自分に適切な距離で寄り添ってくれる「先生」がいたならば、もう少しエオルゼアでの生活に彩りがあっただろうなと思う。
「初心者支援FC(一応)」と銘打って緩く運営してきたが、私よりもむしろメンバーが率先して初心者さんに手を差し伸べることがほとんどで、非常にありがたい環境にいるなと思う。多くのメンバーが始めて1年未満だが、クリアしたメンバーや先に進行したメンバーが後発のメンバーを助ける良い循環が生まれた。もちろん無理のない範囲で。
これは個人的な意見だが、新規で始めたとき先輩から良くしてもらったプレーヤーは、後発のプレーヤーにも手を差し伸べるようになる(個人差あるが)それがコミュニティーが長く継続していく上で極めて重要なことであると私は強く信じている。
だからこそ私たち先行プレーヤーは初心者プレーヤーを蔑ろにしてはいけないし、嘲笑や侮蔑の対象にすべきではない。初心者さんが良い思いをしてもらえばFF14をより長く支えてくれるはずだ。最終的に我々がその恩恵を受けることになる。
・あなた1人で遊ぶゲームではない。もちろん新規プレーヤーさんには「これはあなた1人で遊ぶゲームではない。だからこそ最低限の立ち回りを覚える必要がある」と言いたい。CFでマッチングすれば知らない誰かとPTを組む。もしくは友人と組むこともあるだろう。自分のロールの役割を果たすことで初めてクリアできる。
不慣れなプレーヤーに暴言を吐くことはもちろん論外だが、適切な意見やアドバイスは「プレーの強要だ」と思わず、とりあえず一度耳を傾けてほしい。アドバイスする方も言葉を選ぶだろうし、アドバイスすること自体に慎重な方も多い。そこは多少でいいから頭の片隅に置いておいてほしい。
距離感を間違えるとただのお節介だが、まずは「どこか行きたいとこある?」と声をかけるくらいが良いのだなとメンバーから学んだ。あれもこれも支援しすぎないで、まずは少し様子を見てみる。
・不慣れな初心者さんはコミュニティーのサポートを受ける新規プレーヤーが多くなっている以上「オンラインゲーム初めて」だったり「そもそも普段ゲームしない」という人の割合が増えたように思える。自覚ある人は一度ビギナーズチャットや、初心者支援リンクシェル、あるいはFC(フリーカンパニー:プレイヤーズギルド的なコミュニティ)に所属して、慣れるまで先輩と一緒に遊ぶことをお勧めする。今の時期は手が空いているプレーヤーも多く、比較的募集に応じてくれるはずだ。
CFで自動マッチングが怖い場合、思い切ってパーティー募集で同行者を集う方が良い。敷居が高いという指摘は理解できる。
「初見です。不慣れですがお手伝いしていただける方を募集します」と丁寧に説明文に記載すれば、状況を察したプレーヤーが同行してくれる(ちなみに自分も練習したいジョブがある場合このやり方で募集する時もある)
安心感が全然違うので、どこのコミュニティーにも所属しないで遊びたい場合こちらをお勧めする。
不慣れな人が不慣れなまま、分からないことが分からない状態のまま、CFでマッチングパーティーを組み、サスタシャで嫌な思いや戸惑いを感じて辞めるのは非常にもったえない。初心者側も「自衛」した方がいいが、そういった知識を得る機会は残念ながら序盤には存在しない。ここは運営側の課題でもある。
・初心者支援は自分の為になる過去に日記で書いたが、私が初心者支援(一応)FCのマスターというジョブをプレーしているのは、結局のところ自分自身のためである。高難度にも行かず、金策しかやらない自分がナギ節を越える為に始めたことであり、充実感を得る為にやっているということを否定しない。ありがたいことに退屈しない日々を過ごしている。
今日も初見ダンジョンに挑むメンバーには「未予習で結構」で声をかけ、メンバーには「カオスを楽しめよ」とジョークを飛ばす。そしてマスター自身が最後ミスって出荷され、非常に恥ずかしい思いをするのであった。まあ、メンバー同士で遊んでいる場合、自分が最後に出荷される方がある意味「美味しい」けどね。 おしまい