昔々のその昔、大きな屋敷に独りの女主人が住んでおりました。
屋敷には女の他には誰もおらず、人が寄り付くこともありませんでした。
女主人は孤独のあまり、人々を呪いました。
誰か来て…ここに来て…そして永久に私の傍にいて…
その力が魔力を生み、呪いの力で主は人形になってしまいました。
主は魔力で人を呼び寄せては、魂を喰らっておりました。
男も女も、己が孤独を満たすように魂を喰らい続けました。
ある日のこと、いつものように魔力に惹き寄せられた男がやってきました。
男は人形使いでした。
人形である主にとって人形使いは天敵でした。
正体を知られれば操られるか滅ぼされるか…
幸い、人形使いの男は主の正体には気づいていないようでした。
主は時を待ちました。
もし男が自分の正体に気づいた時は、必ず殺して魂を喰らってやろうと心に決め、
人形のフリをしたまま魔力をじっと蓄えておりました。
男は屋敷に留まり続けました。
そしてどこへ行くにも人形を肌身離さず持ち歩きました。
片時も人形から離れることなく…
すると、主の身の内に変化が起こりました。
ずっと孤独であったはずなのに、いくつ魂を喰らっても満たされることはなかったのに
主はいつしか孤独を感じなくなっていたのです。
人形に、心が芽生え始めました。…遠い昔、かつて人であったときの心が。
しかし、それは人形にとって邪魔なものでした。
心が生まれたことにより、蓄えていた呪いの魔力が暴走をはじめたのです。
その力は小さな人形の器では到底抱えきれなくなっていました。
魔力を解き放ち、その力で男を殺せば収まるでしょう。しかし、主は男を殺しませんでした。
主は、滅びを選んだのです。
主は、人形になりました。呪いも魔力も持たない、只の人形に。
屋敷に残された人形使いの男は、床に落ちた人形をしばらく見つめていました。
男は小さな声で呪文を唱えました。
主の体を突き破った呪いの力がそれに呼応し、人形使いは、より禍々しい呪いの言葉を綴りました。
やがてその力は…
それからどうなったか、知る者はいません。
でももしかしたら、呪いの力で生き永らえる者達が、朽ち果てた屋敷の奥で、
魔力に惹き寄せられた人間が訪れるのを、今も待ち続けているかもしれません。
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という創作であります!エリオスさん撮影に付き合ってくれてありがとう!
ハウケタ撮影最高です!!ダンジョンでこういうのも楽しいですね。
裏話。
実は、腹話術スクショを撮りたくてここに来たのですが、ダンジョンないの椅子に座って
撮影しようとしたら座る判定ができなかったのです!椅子の上でも地面に座る判定に…。
何卒吉田様!ダンジョン内の家具とかにも座る判定ができる場所をつくってくださいませ~!
戦闘だけで楽しむのはもったいないです!何卒!!
そしてまた別の場所で別の物語を作れたらいいなあって思います!
最後まで見て下さってありがとうございました!