◆これまでの物語第1話:
~直感で鯖を選択編~やや緊張しながら初ログインを迎えてグリダニアの地に舞い降りた自分を待ち受けていたのは
【age18+】♡CAT WASH BAR♡join us tonight at sweet Lounge♡Mist Wxx Pxx♡という類の連続シャウトの洗礼であった。
いかがわしさ全開である。な……何をさせる気で神聖なるグリダニアの地で叫んでいるのだろうか。
こんな叫びを双蛇党は黙認していると…そうなのか?
カヌ・エ様はこのことをご存じなのか?!動揺しながらひとまずリテイナーベルに向かう。
所持品もチョコボカバンも容量が限界だ。とにかく整理がしたい。
いつもの感覚でパッドのボタンを押していたら
数秒の沈黙のあと1人目のリテイナーが姿を現した。
遅すぎる。ビビった。これが物理的なラグだというのか……
出てくるのも遅かったが立ち去るのも遅い。
リテイナーは全員おじいちゃんの見た目にしているのだが
日本にいたときはもっと素早くキビキビ動いてダルメルの唾液を持ってきてくれていたじゃないか。
いつからそんなに動きが緩慢になってしまったの……
嫌な予感がした。
このラグさで戦闘は果たしてやれるのか。零式は大丈夫なのか……?
そもそも吾輩の英語力は壊滅的だ。多分現役中学生の方が上手く喋れるだろう。
【GAME8】もしくは【NUKEMARU】この二つの単語で何とかなれーッ!!と思っていたが通じない可能性が出てきたぞ…どうする?
恐る恐るレイドファインダーの募集を見る。
頼む!GAME8と書いてあってくれ!
零式の募集が1件もなかった。ここでようやく、地球には
【時差】というものがあることを思い出した。愚かである。
調べてみたら北米は午前2時。
良かった、日本でも零式の募集が立たない時間だ。時間が悪いだけなのだろう。
心を落ち着けてまずルレに行くことにしよう。
手早く終わる討伐戦あたりがいいだろう。日本でもこの時間ならシャキるからな。
不足がタンクだったため緊張しながらナイトで申請を出した……
……のだが
1時間経ってもシャキる気配がない。途中でヒラに着替えてみたがダメだった。
1時間、アイテム整理をしながら流れてくる怪しげな年齢制限有のバーの宣伝のシャウトを呆然と眺めていた。
いかがわしいのか?そうでないのか?英語はよく分からないが全部♡マークがついているためいかがわしいのかもしれない。やたら18+heavyという文言が目立つ。ファイナルファンタジーの世界で何をするつもりなんだ?
グリダニアだけが特殊なのかもしれない。ブリュンヒルデ鯖の双蛇党はこの流れを容認してしまっているのかも…
そんな一縷の望みに掛けて東ラノシアに飛んだ。
紅蓮祭をやっていなかったのでヒーロースーツを取りに行くためだ。
会場に着くと、5人ぐらいがシャウトで会話していた。
北米は会話をシャウトでする文化でもあるのか?日本ではエウレカぐらいでしか見たことがないぞ。
英語が難しすぎて何が言っているのか分からん。
しかし楽しそうな雰囲気は伝わるし、穢れた感じもなさそう、良かった……と安心していたのもつかの間
絶 対 穢 れ た 下 品 な 会 話 で す よ ねというレベルの目玉が飛び出るようなシャウトが入ってきたので疾風怒濤とスプリントを使用しその場から逃げ出した。原文まま載せると自分の日記が通報をくらいそうなので書くに書けない。すまない。
クリスタルDCのブリュンヒルデサーバーという考えうる最高にイケメンに相応しい土地に舞い降りたが
とんでもない場所に来てしまったのかもしれないな