まずね。
FF16、夢中になって最後まで駆け抜けることができました。
ゲームの持つポテンシャルが凄いと思う。
長いRPGだとどうしても途中でなかだるみすると思うのですけど、あまりそういうこともなく。
胸糞展開も多いなかでプレイヤーに話を手放させることない様々な吸引力がありました。
先が気になるストーリーという触れ込みもまさにその通りでした。
それに加えて、とにかく映像の迫力がすごい。
映画を自分で操作している感じ。
音楽がすごい。
映像にドンピシャではまる。
迫力のある映像と音楽に鳥肌たつこともしばしばでした。
歩いたり走ったりする靴音すら心地いいのだから、びっくりですよ。
戦闘シーンがカッコイイ。
ボタン押してるだけなのに、画面の中でなんかすごい動きしてる!
俺つえぇーが体感できる。
確かにあまりRPGっぽくはないです。
こつこつレベルあげしたり、装備を作るために素材集めたり、
強敵に挑む上で準備しないといけないことは少ない。
メインストーリーを追うだけでクリアできていってしまう。
ライトちゃんな自分でも途中つまずくことなくすすめられました。
唯一途中でやり直しになったのが終盤のベヒ―モス戦。
エクリプスメテオで隠れる岩を探してたらゲームオーバーになりました。
いやあれ絶対に探すでしょ、FF14民なら。
「ちょ、岩どこ? どこなの岩ーー!!」
ってなるでしょ、あそこ。
探してオロオロしているうちにメテオに焼かれたんだけど?
隠れられる岩どこにありましたか?
それ以外は難所と思える場所もなくさくさく進められました、
ラスボスですら、余裕だったんである意味びっくりです。
といっても、ストーリーモードで操作簡単になるアクセサリつけてやったのだから当たり前なのかもしれませんが。
難易度はライトからハードまである程度自分で調整できるので、その点も良いのだと思います。
ストーリーも重い話なんだけど、仲間キャラがいい味出しているので受け止められました。
トルガルが癒し。
子犬時代はそのあざと可愛い感じに冷めた目を向けていたんだけど、成犬になってからは隙あらば撫ぜてました。
とくにヤなことあったりすると構ってもらってた。
これがアニマルセラピーか。
話には聞いてたけどホント癒されるわ。
結論、モフモフは正義。
トルガルのサブクエはぜひともやって欲しい。
あれはマジ泣ける。
トルガル以外のサブクエもおすすめ。
FF14でのサブクエと似てるお使いもあるけど、メインにも関わる話やキャラの掘り下げが多く、やるのとやらないのとでは物語の厚みが変わってくると思う。
単純にいい話が多いのでやった方がいいんじゃないかな。
あと特筆すべきは味方サイドのキャラの良さ。
仲間だとしても大概一人くらいは合わないキャラがいるものなのに、一人もいないってすごい。
FF14だって新生時代のアルフィノ君なんか今でもイジられるのに。
三国に上から目線でもの申していた彼がヴァリスゼアに行ったらなんと言うのだろう。
下衆とメンヘラと独善と傀儡しかいないぞ?
発狂するのではなかろうか・・・。
というか「人の救済」ネタがまさか16でも取り上げられるとは思わなかったのでそこは微妙な点。
ちょっと脱線したけど、
とにかく大人ヒロインからイケオジ枠のシドまで多彩な面子で構成された味方たちの物語も引き込まれる要素になってます。
弟のジョシュアもイイし。
お互い言葉にすることは少ないけど、大切に想いあってるのが伝わってくる。
あと主人公が男前。
FFでこれだけ格好いいヒーローも珍しいんじゃんなかろうか。
ときどきヒカセンだし。
越える力持ってる?って場面あったし。
ビジュアルも若干公式ヒカセンっぽい。
立ち位置はアルバートだし。
最後、拳でトドメさしてたし。
なんだよやっぱりヒカセンかよ。
ちなみに、ラスボス戦はジョシュア失った悲しみと怒りでラスボスをフルボッコしました。
リアルに私怨でフルボッコしたラスボスははじめてだったかもしれない。
いつもは倒さなければいけない敵だから倒す、という一歩引いた立ち位置なんだけど、アルテマに関しては違った。
「おまえ絶対コロス」
と、ばかりに怒りのリミットブレイク発動。
おかげで苦も無く倒せました。
ろくにレベルあげもしてないのにあっけなく倒せたのは、あの瞬間リアル悪鬼になっていたからかもしれません。
それだけ話に引き込まれていたし、魅力的な物語だったのだと思います。
だからこそ、余計に、
あの結末が許せなかった。
最後の最後でそれはないだろうってなった。
「生きる」ということが決して容易ではない世界だからこそ、ちゃんと最後まで生きる証を残して欲しかった。
「生きて」あの世界で自分なりの幸せを掴むことでこそ、物語は納得のいくものになったんじゃないかな…?
それまでクライヴとして旅してきたからこそ、最後に裏切られたような気分になってしまった。
生きてもどって大団円のなにがいけないんだろう?
リアルさ?
それこそ召喚獣になった時点でリアルさなんかないのに?
FFは正直死にオチしすぎる。
目新しいのは最初だけで、数が増えればそれはマンネリでしかない。
「またか」と思われてしまったら、その時点でシリーズとしてはマイナスなのに。
面白かっただけに残念でなりません。
最後、厳しめな感想となってしまいましたが、ゲームとしては面白いと思います。
新しい試みもなされているし、PS5のスペックを最大限に使った現状における最高レベルのゲームなんじゃないかな、と。
ただ結末の一点においてのみマイナスに振り切っているので、
残念ながらものすごく微妙なんだよね・・・
だから評価が「うーん」って感じになっているんだと思う。
帰ってトルガルもふもふさせろよ、ジルと仲良く世界を旅させろよ、ってほとんどのプレイヤーが思ってるよ(自分だけではないはず)
最後に徒労感味合わせるのほんとやめて欲しい。
なんとしてでも生きて生きて生き抜く話だったろうに。
片腕が石化して失ってでも隠れ家に戻った描写があれば、それで良かったのにな。
悲しい。
ゲームとしては面白い。
やって後悔もないし、二周目もやるつもり。
買うか買わないかでいえば、買う。
買って損はない。
特別な映像体験ができる。
ストーリーもキャラもいい。
ただ、結末に納得がいかない。それだけ。