ログイン初日、目にするもの全てが新鮮で、まるでお上りさん状態であった。
サービス開始直後とあり、街中は活気で溢れている。
愛情や思い入れがたっぷり注がれたであろう、他プレイヤーのキャラクターを見るたびに思わずこちらの顔も綻んでしまう。
カッコイイ、可愛いもの、綺麗なキャラもいれば、いかにもネタっぽいものもいる。
また、あちらこちらで何かしら生産しているキャラたちはひと際、目立って見えた。
しばしプレイを続けていて、ふとあることに気付いた。
それは本作が、いい意味で非常にオフラインゲームっぽく感じられた事だ。
クエストの難易度、会話ウィンドウやジャンプの存在、ミニマップやクエストが表示される画面デザイン...色々とあるが、とくに会話ウィンドウ。
FF11では、プレイヤーのチャットログもNPCとの会話ログも同じひとつのウィンドウに表示されていたので、雰囲気を損なう場面が所々に見受けられた(例:NPCの会話ログに割り込んでくる、他プレイヤーの発言)。
しかし今回は、一人用RPGと同じようにNPCとの会話ウインドウが画面中央にあり、プレイヤー同士の会話ウィンドウは、画面左側に別に用意されている。
これでストーリー中に邪魔は一切入らず、集中して物語を進めることが出来そうだ。
また、無駄に街をだだっ広くせず、いたる場所に街中を繋ぐワープポイントが設置されていた。
これは非常にありがたい。
'ネットワークゲーム=広大な世界'のイメージ通り、FF11はなにもかもが広く、移動にとにかく時間を要した。
時間がかかれば、それだけ広さを表現できる、理屈は解るのだが...本作をプレイしているとそればかりではないんだな、と感心させられる。
地形の高低差を豊かにし、ジャンプのシステムを加えるだけで驚くほど風景の表情が違って見える。
ジャンプも今まで無かった要素で、ショートカットの強い味方だ。
意味もなくジャンプ、エリアの区切りの青いラインもジャンプ、高い高低差をジャンプ...着地音が痛々しい。
その他にもチョコボや多彩な乗り物の数々、装備品の染色、錬精度やマテリア化などFF11にはなかった聞きなれない単語、謎や楽しみは山のように待っていそうだ。
個人的には、巴術士の今後はどうするか、生産職はまず何を選ぼうか...嬉しい悩みの数々が頭をめぐる。
そしてMMORPG最大の醍醐味、これから訪れるであろう多くのプレイヤーとの出会いも楽しみでならない。
筋書きの無い自らの冒険に彩りを与えてくれて、一緒に物語を綴っていける、そんな素敵な仲間との出会いを期待してやまない。
しかし今はまだ駆け出し巴術士の身、何事も基礎が大事だろうと言うことで。
しばらくは街の人々のクエストをこなし、FF14の世界に慣れるための時間が続きそうだ。