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エオルゼアに思いを馳せる【Part1:アラミゴ編】

公開
※クッソ長いので注意※
※極微量ですがメインクエストネタばれ注意※



どうもこんにちは、エオルゼア内での散歩にはまっているかえるです。
今回はそのお散歩中に見てきたことや、いろんな人から聞いた話を、忘れないうちにここに記しておこうと思います。
シリーズ化しそうなタイトルですが、続くかどうかはとりあえず一編書いてみてからということで……。

さてシリーズ初回(続くとは言っていない)はアラミゴ編。
まずはじめにアラミゴについてのイメージを大体挙げてみましょうか。

アラミゴといえば……
難民
リトルアラミゴ
モンク
ラウバーン
ミンフィリア
アラミゴ解放軍
物騒な人達
こんなところだと思います。

皆さんもご存知のとおり、今ではアラミゴはガレマール帝国に侵略され、その属領となっています。
先ほど上で挙げたものの始まりはだいたいここにあるのです。
では帝国に侵略される前はどんな国だったのでしょうか。
作中でモンククエをはじめとして少しずつ語られているので、順を追っておさらいしていきましょう。


アラミゴの建国時の話は私が知る限りでは作中に登場しません。
はじめに記述があるのは第六霊災である大洪水。いまから1570年も前のことです。
「彗星の光に導かれた人々」が高地ギラバニア(アラミゴがある地域をギラバニアという)に逃げ込み、そこに定着します。
この地で彼らは、破壊と流星の神(壊神)ラールガーを信仰する「ラールガー星導教」を発足します。
この時点でアラミゴという国が存在するのか、この民はどこから来たのかは一切不明です。


次に知ることができるのはそれから1470年ほど後(今から100年ほど前)のこと。
強健王マンフレッドが即位し、版図拡大による経済勃興・民意向上を掲げて、大規模遠征を行いました。
その矛先がティノルカ東部、グリダニア領です。この戦争を「紅葉戦争」と呼びます。
戦場となったのは東部森林の北にあるファインサンド平野。
ここで行われた「第一次ティノルカ会戦」ではアラミゴ軍が大勝、時の将軍ギルバルドが信仰していた「ラールガー星導教」は発言力を強めることになります。
このときの勝利によりグリダニア軍はベントブランチ南東の鹿落五橋まで撤退を余儀なくされ、アラミゴはグリダニアへ降伏を勧告しました。

ここで動いたのはアラミゴと並ぶ軍事強国イシュガルド。
隣国であるグリダニアが陥落すれば次は自国が東と南から一挙に攻撃されかねない、そう判断したイシュガルドはウルダハ、リムサ・ロミンサに呼びかけ4国連合軍を結成、アラミゴに宣戦布告します。
連合軍とアラミゴ軍の全面対決「第二次ティノルカ会戦」が勃発し、イーストエンド混交林で最大の戦いが起こりました。
イシュガルドの騎兵とグリダニアの弓兵の連携の前に、アラミゴパイク兵は敗れることになります。
この会戦で強健王マンフレッドは負傷し、勇将ギルバルドは戦死してしまいました。



続いて記述があるのは第六星暦1550年頃、今から25年ほど前の出来事です。もう最近ですね。
紅葉戦争以降、次第に発言力を増していった星導教ですが、このことを良しとしない王侯貴族ももちろん存在しました。
その一人が後に廃王と呼ばれるアラミゴ最後の王、テオドリックです。
星導教を疎ましく思ったテオドリックは、彼らが信仰するラールガーの主である星神ニメーヤの信託を主張し、その王権の根拠としました。
彼はニメーヤとその使いである自身のみを信仰の対象とすることを定め、ラールガーやその他の神々の信仰を禁じてしまったのです。
当然星導教はこれに反発し、テオドリックの廃位を計画しますが、反乱を主導した高僧が捕らえられ計画が暴かれてしまいます。
それを聞きつけたテオドリックは大軍で星導教寺院を包囲し、僧兵はもちろんのこと戦闘能力を持たないものまで殲滅しました。
こうしてモンクと呼ばれる者達はそのほとんどが殺され、モンクのジョブクエストに繋がっていくわけですね。


テオドリックが最後の王と書いたとおり、ここからアラミゴ滅亡まで話は繋がっていきます。
彼は宗教弾圧を行った後、なぜか王族を次から次へと処刑していったのです。
2月もしないうちに王位継承権を持つ者を処刑し終えた廃王は、その標的を貴族や議員、豪商へと移します。
恐れた彼らは王妃に諌めるよう進言し、聞き入れられましたが、当のテオドリックはこれにまったく耳を貸しません。
やむなしと謀殺を計画するのですがこれも察知され、計画に参加したものは星導教同様に皆殺しにされてしまいます。
次第に一般市民までもが処刑の対象になっていき、この圧政に耐えかねた市民が一斉蜂起します。
しかし王を守るはずの近衛たち(おそらく「骸旅団」)はろくに戦うことなく反乱軍の勝利を宣言してしまうのです。
追い詰められたテオドリックは自害し、アラミゴ王家の血は途切れることになりました。
これらのことから、廃王がどれほど民の信を失っていたか、また、アラミゴがどれほど乱れていたのか想像に難くないでしょう。

ちなみにこれらの話をしてくれたエリック氏はこう締めくくります。
実は一人だけいるのだよ、アラミゴ王家の血筋が。彼の名は「テオドレッド」。赤子のころに母の機転によって、僻地にあった星導教の山寺に預けられた、テオドリックの甥にあたる人物だ。
そしてモンクの50LVジョブクエストの題名は「廃王の帰還」。
色々考察のしがいがありそうですね。


話を再び一斉蜂起まで戻しましょう。
実はこの蜂起、ガレマール帝国からの支援を受けてのものだったのです。
帝国がどのような言葉で彼らを唆したのかはわかりませんが蜂起は成功し、国はさらに疲弊してしまいました。
そして第六星暦1557年、今から20年前、ついにガレマール帝国がアラミゴへ侵攻。
しかしこれに抗う力はアラミゴには既に無く、瞬く間に帝国の属州とされてしまいました。
現在ではアラミゴに帝国属州を統括する総督府がおかれており、エオルゼア侵攻への航空要所と化し、さらにエオルゼア諸国へと繋がる門は堅く閉ざされ、徒歩での往来は帝国側のみになっていると言われています。
ちなみにこの総督府、ガイウスが臨時属州総督に就いていましたが、マーチ・オブ・アルコンズ後に彼が消息を絶ってしまったため、その後の担当者は不明です。


そして国からからがら逃げてきた人たちはまずその多くがグリダニアに流れ着いたようですが、紅葉戦争から約1西記(エオルゼアでは世紀ではなく西記といいます)、両国の溝は埋まっておらず、難民の受け入れは進みません。
それでもクォーリーミルでは土地に住むことを許されたアラミゴ人を数人見ることができます。もちろんそうでない人々も。
ここでは一晩を明かして精霊の審判を受け、許しを得れば黒衣森にすむことが出来るのですが、その結果を伝える導師からは審判についてその詳細を聞くことは出来ません。
実は導師自ら難民の人柄を見て判断しているのかもしれません。
はたまた本当に精霊が審判を行い、過去の戦争でこの地に流した血を見ているのかもしれませんね。


グリダニアに受け入れられなかった人々が次に向かうのはウルダハです。
しかしここは皆さんご存知のとおり拝金主義の都市。難民がそう簡単に馴染める土地ではないのです。
都市部に住めなかった者が集まったのが今ではリトルアラミゴと呼ばれる土地です。
ここでは不滅隊が食糧援助の見返りに対アマルジャ族用の軍事拠点としており、正式に受け入れられた難民キャンプではないものの、共生関係を気築いて日々ウルダハ再興を目指す人たちのよりどころとなっています。



相当長いことつらつらと書き綴ってしまいましたが、以上がアラミゴの現在判明している歴史です。
こうしてみると悲惨なものですね。
ストーリー上、冒険者と敵対するアラミゴ人が多いのであまり良くないイメージを持っている人が多いでしょうが、こうして背景をみていくと少しは彼らに対する見方も変わってくるのでは……え?変わらない?

あぁ、なんだか締めに入ろうとしてるように見えるけど、もうちょっとだけ続くんじゃ。


あとは細々とした設定の話をいくつか。


①アラミゴといったらパイク兵?

そもそもどんな武器なのか。
パイクとは槍の一種なのですが、竜騎士が使うものよりももっと長柄のものを指し、対騎兵を主な用途とする武器のことです。
アラミゴのパイク兵は、モンクを育てていれば上記の逸話をゲーム上で聞くことが出来るため、プレイヤーの中でもそれなりに有名です。

が、3.0ではあらたな部隊の存在が明らかになりました。
3.0拡張CE版でもらえたインゲームアイテムのマウント、グリフィンの説明の後半を読んでみましょう。
城塞都市「アラミゴ」では、幼獣の頃から厳しく躾けることで、騎獣として利用してきた歴史がある。特にグリフィン騎兵で構成された、アラミゴ魔獣軍団は有名

そしてこちらがアラミゴの国旗。リトルアラミゴで見ることができます。

紫地に剣を持ったグリフィンが描かれています。これがグリフィン騎兵を意味することは明白ですね。
国旗に掲げられるほどなのですから、アラミゴ軍の真の花形はこの魔獣軍団だったのではないでしょうか。



②アラミゴ出身の主要人物

これはずばりミンフィリアとラウバーンですね。
まずはミンフィリアから。
殆どがググったらでてきた旧版の情報です。
旧版ウルダハOPで花火に喜ぶ少女がアシリア、後のミンフィリア。花を配っていたミコッテが歌姫フ・ラミンです。
参加していたパレードのグゥーブーが暴れだし、それに巻きこまれたところを父親ウォーバトンが身を挺して救うが、そのときの傷により父を亡くしている。
父は二重スパイとしてアラミゴ解放軍に帝国の情報を流していた。
また、パレードでグゥーブーを制御していたのはウォーバトンと同じ組織に属するコーグウェイというアラミゴ人で、ウォーバトンが死んだ際には「本部に連絡を取るか…」と呟いていたよう。
このことから二人とも解放軍の重要人物であったことが伺える。
アラミゴ編での活躍に期待しよう。

続いてラウバーン。
「アラミゴの猛牛」と称される彼がどのタイミングでアラミゴからウルダハに渡ってきたかはまだ劇中で明かされていません。
分かっているのは新生の7年前、旧版から2年前に砂蠍衆入りしたということ。
これまた旧版の情報からなのですが、ラウバーンが砂蠍衆入りする直前、コロセウムで多人数を相手に圧勝する様子を過去視したときのこと。
ラウバーンに駆け寄ったナナモに対し、ラウバーンは約束を果たしましたと言う。
でかした、次はわらわの番だと応じるナナモ。
我が力と知恵の全てを捧げましょうと誓うラウバーン。
二人の約束とは一体何なのでしょうか?アラミゴにこじつけるのならば、二人でウルダハを纏め上げた後、万全の体制でアラミゴ再興を目指すとかそんな感じでしょうか。
ウルダハに来た時期ですが、イルベルトとの関係のこじれ方から察するに、やはりアラミゴ陥落後と見るのが妥当ではないでしょうか。
このあたりも以降の拡張パッチが楽しみになりそうな要素ですね。




③骸旅団とは何者?

有名ですが骸旅団の元ネタはFFTの義賊団です。
南ザナラーンに発生するFATEに登場する頭目、流転のミルウーダはその義賊団の頭目の妹として登場し、アルガスから「家畜に神はいないッ!!!」の名言を引き出した人。

14ではどうかというと、民衆による革命を目的として高い意識を持つFFTのそれとは違い、祖国では廃王とともに悪逆非道を働いて民から忌み嫌われ、民衆蜂起の際には戦わずして敗北宣言、帝国に侵略された後にはリトルアラミゴへ落ち延びて一般市民から金品を巻き上げる下種集団。
どうしてこうなった!どうしてこうなった!

とはいえ、どうも腑に落ちないのがこの骸旅団のミルウーダ、FATEをクリアしても倒れることなく「私はまだ死ねない」と言い残して地下に逃げていくなど、兵長のギスフリッド共々なにかと誇りを感じるような言動が目立ちます。
そして蜂起に一切抗わなかったことや、そもそも廃王テオドリックが何故あのような凶行に走ったのか、そしてそれを誰も止めることが出来なかったのか。
なんだかきな臭いにおいがしてきますね。

そしてアラミゴ陥落と同年、ゼルファトル山脈を挟んだイシュガルドでは何が起こっていたかご存知ですか?
邪竜ニーズヘッグが100年の眠りから覚め、エスティニアンの故郷の村落を焼き尽くしています。
さらにそれからわずか5年(今から15年前)、各国で初めて蛮神の顕現が確認されているのです。

さて、蛮族に蛮神の召喚方法を教えたのは誰でしたっけ?
イシュガルドで竜と人との争いを焚きつけたのは?
それではアラミゴの崩壊は一体どうして?
うーん、色々と考えられますねぇ。





いやー、つかれた、つかれた。
さてさて、ここまで書いてきてなんですが断言しましょう。







こんな長いの誰も最初から最後まで読まない



いやーしょうがないじゃんよー、かなり設定凝ってるんだもんよー。
シリーズ化きついよなぁ、この文量じゃ。
何はともあれ、4.0拡張パッチの大本命アラミゴ編でした。
お楽しみいただけた奇特な方が一人でもいらっしゃれば至上の幸せにございます。

次回をもし書くとするなら、4.0拡張パッチの対抗(と勝手に目している)地下都市ゲルモラにしようかと思っています。
ベラフディア、アムダプール、ニームの建築様式比較なんかもやってみたいものですねい。

ではでは美しきエオルゼアに思いを馳せながら、さようなら。




補足!

見落としておりました、トリプルトライアドのカードリスト。
グリフィンの説明欄に明記されておりました。
その猛々しい様から、古来より勇猛の象徴とされ、城塞都市「アラミゴ」の紋章の意匠にも選ばれている。
だそうな。

明白ですね(キリッ)

恥ずかしい。


そして同じくカードリストからアルテマウェポン。
元は第三星歴時代に、古代アラグ帝国が建造したもので、長らくアラミゴ辺境の山中に埋まっていた。
とあります。
おそらくガレマール帝国は、これを発掘するためにアラミゴに侵攻したのでしょうね。
となるとやはりアラミゴ弱体の影には彼らの存在があったとみて間違いないのでしょう。
コメント(5)

Natsu L'ete

Bahamut [Gaia]


通勤中に上から下までじっくり読みましたよかえるさん…!!
モンクのクエをやっておきながら、かえるさんほどきっちり舞台背景を把握していなかったのでとても勉強になりましたビビンバ(T人T)ナムルナムル

14ちゃんは細かな設定がかなりきちんと作りこまれている作品なので、特に用事がなく散歩をするだけでも楽しいし新しい発見がありますよね。わたしも今度放浪してこようっとε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

Frog Frost

Valefor [Meteor]

ありがとうありがとう…!!
こういう、設定があちこちに散りばめられてて想像のしがいのある作品、大好きなんですよねー!
風景を眺める散歩も良いですけど、歴史や文化を考える散歩もぜひ!

Moss Balbas

Tonberry [Elemental]

はじめまして。
なんとなくアラミゴの設定を知りたくて検索したらここにたどり着きました。
読みやすくわかりやすい解説に感動です。ゲーム内でも設定や世界観を考えながら風景や建物を眺めるのが大好きなので、この手のお話は本当に楽しいです。
ありがとうございました。

Ishtar Iron

Tiamat [Gaia]

最初から最後まで読んだ奇特な1人ですw

そろそろアラミゴ奪還編だろうと思って検索してみたら、
アラミゴの難民の如く、こちらに辿り着きました!!
すごく面白くて一気に読ませていただきました♪

自分の日記の参考に、フォローさせて頂きますね~
それでは失礼致しますm(__)m

Frog Frost

Valefor [Meteor]

検索して来ていただいたお二人もありがとうございました!(遅い)

最近日記書いてなかったから、また久しぶりに考察日記書きたいな〜とも思うのだけれど、公式設定本発売まで下手なこと書けないなというジレンマ
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