剣ニモマケズ杖ニモマケズ
吹雪ニモ、弓ニモマケズ
未クリア不馴レナ人ガアレバ、行ッテマクロヲナガシ、アイシクル苦手ナ人アレバ、自分ニマーカーヲフッテ案内スル
シヴァ剣ドロップセズ、MIPモハイラナイ
そんなタンクになりたいと思いました。
初めは弓後に真ん中へ誘導するのが苦手だった。だが、無心で周回すること20周、マクロを鳴らすことを覚えた。それでも周回を続けること30周、その剣筋はシヴァの氷を穿つまでになった。
シヴァ様は私に何を求めているのだろう?36周目を終えてナイトは悟る。「そうか、私が周回することで、シャキ待ちをしているDPSとヒーラーの手助けが出来る。シヴァ様は私に手助けをしろと、そうおっしゃっているのか…」MIPが入らなくて悲しい思いをしていたとき、ナイトは自分のポケットに何かが入っていることに気がついた。「これは…」冷たく、そして美しいアクアマリンの輝き…それはシヴァの涙であった。「シヴァ様は私を哀れんで、涙を流してくださっている」ナイトは心をアバランチで撃たれる思いだった。シヴァ様は…シャキらないと嘆くプレイヤーを、アイテムが出ないと嘆くプレイヤーを思って涙を流しているのだ。シヴァ様は優しい。その優しさは結晶となり、すでにポケットに30個は詰められている。「よし、あともう一度」こうしてナイトは極シヴァにキューを入れる。
ナイトの周回は終わらない。剣が手にはいるその日まで…