

激闘の記録であるが、リッチテキスト面倒なんでプレーンテキストである
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2度あることはおおよそ3度あり、仏も3度目にはだいぶ諦めたツラをしており、3度目の正直は誰にでも起こり得る
幻と化した2トライ目を経て我々は三度死者の宮殿の入口に立った。
メンバー、ジョブはこれまでと変わらず、ナイト、白、召、地雷処理班である。
さすがに3度目ともなると事前確認が行われた。用心すべき敵は、各人の役割は、ポーション持った?やまびこ草もった?などなど。
唯一の常識人召喚士は道中の弁当やボス情報敵情報などのマクロを用意してきており、ついでに拙者に名指しツッコミ入れるためのワンボタンマクロまで作成したようだった(のちに全員分作成される)。
踏みたくて地雷踏んでるわけじゃない、それだけはわかってほしい、だけど正直ちょっと美味しいとは思っている。
前回突入ミスをやらかしたナイト氏は誰かに申請を代わってほしかったようだが逃げは許されなかった。
60F終了時に一度外に出て固定PTになっていることを確認したとき、恐らく本人が一番安堵しただろう。
何せ我々二人には後がなかったのだ、もう一度何かやらかしていたら今頃死者の宮殿を徘徊する側になっていたかもしれない。
結論から書くと我々は無事に踏破し、謎の存在だった「ガラスのカボチャ」を得た。
そこに至るまでの道は全くもって平坦ではなく、個人的には大変ドラマに満ち満ちたものであったが、詳しく書くと長くなるうえ内輪話の域を出ないためダイジェストで記載する。
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150Fあたりまではそれなりに単独行動も可能だったが、景色が一変すると同時に様子も一変する。
大人しくナイトが敵を一体ずつ釣るのを待…待てるかボケが!俺はそこの箱を開け(爆発音)
連打される名指しツッコミマクロ、だってそこに箱が!箱があったから!!
クソが!チンタラ敵釣ってんじゃねえ待てねえっつってんだ今度こそミミーーーーック!!!
こんなこともあろうかと常にワンボタンで土下座が出せるようにしてきた。
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170Fを過ぎてワクワクアニマルランドに突入。
ゴリラがいたり鳥がとんできたりするあたりだ、向こう8年分ぐらい動物見た気がする。
以前はこのゾーンで判断ミスをやらかしたので特に慎重に進行した。
ゴリラのドラミングの範囲が尋常じゃない、正直あいつら森に帰れと思う。
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180F過ぎ、巡回ガルムがやばい、巡回同時に4匹来るとなおやばい。
あわや全滅かと思ったときにナイト氏が機転をきかせてなんとか立て直したわけだが、あんまり褒めると今後のためによくないので詳しくは書かない。
後に続く者へ、とにかくリレイズは使っておくことと、ガルムは最速で殺せという言葉だけは残しておきたい。
蜂は殺せ、ガルムは殺せ、ダンジョン野郎のお約束だ。
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190Fボス、逆方向にギミック用雑魚を飛ばしてしまい青ざめた。
ステップ踏むタイミングで真後ろに湧かれるとどうにもならない、完全に不可抗力なので許してほしい。
こんなときのためのワンボタン土下座である。
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200F
100Fから先は未経験で階層ごとにかわるBGMや情景を楽しんでいたのが、
150Fを超えてから全く異質な空間に放り込まれやべえが口癖のようになり、酒飲んでる場合じゃなくなり、最終的にはド深夜にブラック通り越した闇コーヒー飲みながらの踏破となった。
思えばハイデリンも原初世界も、どこへいっても世界は音と色に満ちていた。
しかし死者の世界の最奥では、どちらも、もしかしたら空間そのものが死んでいる。
生きる何かはここではただの異物でしかないのかもしれない。
最終層に足を踏み入れたときその静寂と美しさに圧倒されると同時に、
ここに長居してはいけない、なんとなくそう思ったことを初めてここに書いておく。
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…かくして4人の一週間ちょっとの激闘は終わった。
お前らともこれっきりだな、俺は場末のバーに戻るぜ
「次は絶地ほしいね」
「…なんて?」
アメノミハシラ編 に続く!