~続き~
交互にテルをしながら三人で仲良くなっていた。
大所帯LSでの二人のやり取りを、テルでそろぞれに突っ込んでいた。
身内の一人がイベントを立ち上げた、あの美少女コンテストだった。
「ヨシャも参加してよw」
そう主催の彼、紛らわしいから名前を出そう、クレに言われた。
「活動自粛中だし無理だお」
大勢が参加するイベントだった、身内のほとんどがそれに携わっていた。
会議だなんだとそこから身内LSは少し静かになっていった。
そんな矢先ちょっと身内が落ち込んで家出をした。
その日はイベントの会議、身内を心配して落ち込んでるクレにテルをした。
「大丈夫?」
クレはこう返した
「よりにも寄ってこんな日に会議;;」
主催でもあり、馬鹿やって盛り上げてみんなを引っ張るのがクレの役目。
少し考えた。
「彼にフォローを頼んでみる」
今思えば勝手な判断で、自分が動けないのに人にそれを放り投げた行為だった。
「クレが今日落ち込んでいて馬鹿やる気が起きないらしい」
と早速INしたばかりの彼にテルをし、クレのフォローをお願いした。
「分かったー^^」
理由は聞かずにすぐ了解してくれた、思った通りの反応だった。
場を明るく盛り上げてくれる人だった、その彼に託して自分は何もしなかった。
彼と友人が大役を勤める事になった、適任だと思った。
イベントまでまだ日がありながらも、会議は定期的に行われた。
身内LSはほぼ無言になっていた、寂しいと感じながらも仕方ないと思った。
参加しない方向に決めていたし、いろんな人から情報だけは貰っていた。
ふと、大所帯のLSでおかしなテンションになってる彼に気付いた。
「疲れてるみたいだね」
勝手に問題を押し付けといて何を言ってるんだろ、疲れないわけがない。
「ちょっと・・・疲れたかもー^^」
仕事しながらイベントの対策練って、会議の進行までやっていた彼だ。
「何も手伝えずにごめんね」
せめて愚痴ぐらいは聞くよと言った気がする、愚痴というより決意を聞かされた。
あくまでイベントが成功すれば自分はどうでもいいと・・・。
クレがトラブルにより凹んでいた、多分このイベントが終わったら一線から退くだろう。
それは感じていた、終わったらのんびりすると聞いていたからだ。
「クレちゃんにこのイベントの成功という実績をプレゼントしたい」
確かそんな感じの事を言っていた、成功の為にならピエロもやるし、ウザがられても平気だと。
ポツポツと彼の心の声を聞いた。
初めて弱音を吐かれた、返事しながらも嬉しかった。
そして、友達思いの彼の友人になれた喜びを感じていた。
イベント間近、周りは慌しくなっていった。
クレは仕切り役から降りていた、まだ凹んでいて身内のLSにいた。
他のメンバーから最近身内LSが寂しい、もっと交流をしたいと要望が上がっていたからだ。
確かに寂しい、だが彼の影の努力を知ってる以上イベントの成功だけを願っていた。
ここにいる誰よりも身内のクレを思っていて、しかも実際に行動を起こしてる彼を知っている。
だからイベントが終わるまでは仕方ない、そんなスタンスで身内と衝突もした。
彼の行為や思いは伝えなかった、言ったら台無しになると思って。
身内の衝突はいつも本気でやらないと解決はしなかった、3時間喋りっぱなしだった。
イベントの前日、大役を務める彼らからPT申請が飛んできた。
「ちょっとリハーサル付きあって^^」
三人でリハーサルをした、ほぼ完成していた形のちょっとしたとこに助言をした。
「ヨシャを誘って正解だな」
「だな^^」
イベント慣れしてるであろう共通の友人、タクちゃんをPTに誘わないか?と申し出た。
「おー誘おう誘おう」
四人でリハーサルをしながらお喋りをした、終わってから少しだけ合流して遊んだ。
イベントに少し携われた事が嬉しかった、多分彼はそれを考えての気遣いをしてくれた。
クレの問題を押し付けて申し訳ないと何度も彼に謝っていた、その度笑ってくれた。
そんなモヤモヤを解消させてくれてたんだと思う。
イベント当日にあの鯖移動した親友、アシルがアニマに帰ってきてくれた。
アシルはずっと隣に座っていてくれた、同じPS3組で舞台から離れて座っていた。
どうせ見えないからと、二人並んでログを頼りに美少女コンテストを観戦していた。
大所帯LSのマスターとメンバーが近付いてきた、少し焦った。
アシルも元々その大所帯LSのメンバーもあり、挨拶にきてくれた。
自分はと言うと
まだ無言で影でこそこそと活動は続いており、大勢の中にいるのも少しおかしかった。
大役を務める彼らの応援と、イベントの成功だけを願いそれを確認したい目的で見ていた。
リハーサルよりも彼らは素晴らしかった、演者が見れないのが多少進行を遅らせたりした。
続く?