どうも、Aurel Funnymanの中の人です。どっこい生きてます。
前回、ヘルメスという男について考えるという日記を書きましたが、今回はゼノスについて語るです。語ると銘打っているので、考察ではなく、私の聞いて感じて考えたこと、をつらつら綴ってく感じにしたいと思います。
何故、こういう日記を書こうと思ったかと言えば、暁月クリア後、Twitterを眺めていたところ、『悪役としての賛美を込めた上で、ゼノスが嫌い』という語りを見かけ、それを読んで「そういえば、自分はゼノスに対してどんな感情を抱いてきたのだろう…?」と思ったからです。
そろそろ次のパッチも来るようですし、ここは節目に、いっちょ自分でも振り返ってみよ、ってノリで書かせて頂きます。
では恒例の、
ネタバレ注意!!!!!!
まず、端的に中の人である私自身がゼノスをどう思ってるかというと……ぶっちゃけ、ドがつくほど推しというわけでもない。名悪役だし、やってきたこと鑑みれば忘れられないインパクトもあるんだけど、「好きー!」というほどでもないし、エメトセルクみたいな「しんどい」推し感情があるわけでもない。
じゃあ、FF14世界の住人であるAurel君はどう思ってるかと言えば……大ッ嫌いです。いや、当然っちゃ当然でしょうね。悪逆の限りを尽くされてますから。
まずファーストコンタクトが最悪ですもの、忘れもしないラールガーズリーチ。
元々帝国に敵対感情を抱いていたところに、その皇子からけちょんけちょんにされ、トドメも刺されずさもつまんなそうに帰っていかれた時の怒りったらない。主人公気質で正義感の強い、健全(?)男の子のAurel君には、さぞ度し難い思い出となっていることでしょう。
ドマでの戦いでは、Aurel君は、虐げられるナマイ村の民に同情するあまり「自分一人の命で民を苦しみから解放できるのなら」とまで思ってユウギリに同行しました。結果、ゼノスが遊び目的で戦争けしかけてるのが如実に吐露されて、それこそ「お前だけは……お前だけは……!」な心境。
そっからは憎しみの暴れるままに牙を研ぎ、爪を研ぎ、アラミゴ王宮に登り詰め、最終決戦の場に食らいついたわけですが。
ゼ「友と呼んでやろう」
A「ふざけんなぶっ殺す」
ゼ「くくく、やはりお前は同類…」
ゼノスの質悪いところ、憎しみや殺意を向けられれば向けられるほど喜んじゃうとこなんだよね。だから、他のところの考察や感想でも見かけるのだけれど「嫌いという感情すら、ゼノスの思惑通り」なんですよ。なんなんだこの男。
その後、ギャン切れしながら神龍を下し、ゼノスの自害を見送ったAurel君ですが、幸せそうな顔で逝かれたことに下げきれない溜飲はあれど、ひとまずはホッとしたんじゃないかな。
ところがどっこい復活した件について。
中身がアシエンと知った時は、脅威こそ感じれど、ゼノス本人ほどの憎悪は感じなかったはず。
それが、本人登場で「野郎…もっぺん墓穴に叩き返してやる…」と怒りフツフツな感じだったところに……
帝都の例のアレだもの。
「今度こそ、殺したいほど俺を憎めよ」
とか言われてる時点で既に、殺したいほど憎んでました。終末どいてそいつ殺せない。
結局、終末が来ることがわかった時、ゼノスが全力を自分に向けては貰えないとわかって去ってゆくあの時、Aurel君はあのまま首を掻っ切ってやりたいと思った。でも、不意打ちで命取れるほどの実力差が無いことはわかっていたし、何より、そんなことの為に費やす時間も惜しいという状況だった。だから、甘んじて見送るしかなかったのだと。終末現象に見舞われた帝都での再会時も然り。
それが、だ。
いきなり最終決戦に乱入してきて、煽ってくるんだから、たまったもんじゃない。しかも何だあのウッキウキのボイス。
プレイ日記でも書いたけど、半ギレになりながら背中借りたと思うよ……。
ただ……全力で自分とぶつかってくれるなら、憎しみや絶望でいいと思ってたゼノスが、真の本気を引き出す為に、それ以外の感情を求めて来たことは、本当に変化なんだよね。
そして、メーティオンとのやり取りを、お行儀よく待っててくれた末に言ってくれるのがこれ。
「あのアラミゴ決戦で、俺は何に歓喜したのかと考えていた」
「お前が比類なき強敵であったこと。最後の一息すら絞り出すような戦いができたこと。すなわち……」
「己が命を、燃やすことだ」
「思い出せ……! 武器を手にし、技を会得した時の高揚を。新たな脅威、いまだ踏破せぬ頂を目にした時の欲を!」
「命を費やさねば得られぬ歓びがあったはずだ。なぁ……「冒険者」よ」
これなぁ……こんな、こんな言われ方されなきゃ、「お前にはうんざりだ」一択だった筈なんだよ……。
結果として答えは一番上を選んだんだけど、私の心象としては、Aurel君がこれを答えてニヤリするまでには
「俺は戦いが好きじゃない。誰かを助ける為に……自分の信念を貫く為に必要だったから身に着けたまでだ。だけど……(ここでクソデカ溜息)悔しいな……まったく、その通りだ」
みたいな言い訳が挟まってた。
結局、Aurel君も冒険者なのでね、アレンヴァルド君とスカラ踏破して財宝見つけた、みたいな冒険には心躍ったわけよ。第一世界の景色に心奪われたり。今だって、メーティオンを救えたことに喜んで。
それらが全部、全力だったから。力を絞って得た末に掴む歓びに、万感の思いがあることを知っているから。
だから選ばされてしまったんだよ、一番上の選択肢。
かぁ~~!! 悔しい!!!!
これが、中の人たる私とAurel君の総意かなぁ。
あんな悪役に、あんなに憎んでいた相手に、心の底から納得させられて、戦いの歓びってもんをわからせられてしまったんだから。悔しいのう!悔しいのう!
その後の戦いが、実に爽やかで愉しく、興奮に溢れたものだったことも含めて、悔しくて仕方ないんだわ。
「だが……時折……こうして火が……愉しみがもたらされる……」
「まったく……憎いものよ……」
ゼノスはそう言ったけど、俺はあんたがニクいよ……。
とまぁ、これが私とAurel君の、ゼノスに対する心境でした。
いい意味でも悪い意味でも、忘れられねぇ相手になっちまったな……。
今回は、こんなところで〆たいと思います。