こんばんは、フーアです。
普段はネロさんのミニオンをしております。
あ、ネロさんというのはですね…
このゆるーっと頼りなさそうな顔のアウラの事です💦
ネロさんが珍しく早く寝てしまったので、日頃から抱いているある小さなお願いをここに書き記しておこうと思います。
私がネロさんと出会ったのはとある祭殿でした。
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いつからだったか…
もうはっきりとは覚えていませんが、ボクはよく分からないガラクタと一緒に小さな箱の中にしまわれていました。
それからどれ位の時間が経ったのか…
眩しい光といくつかの人影。
それがボクが最初に見た『外』の景色でした。
その中の一人にボクは掴み上げられました。その人はとても嬉しそうにボクを見つめていました。
その時の笑顔は今でもハッキリと覚えています。
その人はボクの事を「フーア君」と呼び、
『今日から君は私の相棒だよ。ほらほらフーア君、ちゃんとついて来てねー!』あいぼう…
聞いたことが無い言葉でした。
だけど何だかその響きが心地よく感じました。
ボクは自然とその人の背中をトボトボと追いかけて歩き出していました。不思議なものです。まるでそうするのが当たり前のようになんの疑問も感じませんでした。
それからは本当に色んな所に行きました。
深い森の中や真っ白な雪の高原。
深い海の中や緑いっぱいの平原。
不思議と懐かしさを感じる一面の花畑なんかも。
ある時ボクは気が付きました。
行く先々で出会う人達の背中をセカセカと追いかけているボクのような「あいぼう」の姿に。
そんな人達をぼーっと眺めていると、ふとあの人がボクの方に振り返ってオデコをつついてきました。
『ほら、次の街に出発だよ!』◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私はいつも何処でもネロさんと一緒です。
だけど、あまりネロさんの顔を見る事はないんですよ。
そう、あのゆるーっと頼りなさそうな顔を😅
いつの間にか付き合いも長くなって、今更恥ずかしくて言いにくいんですけどね。何より、これを直接言ったらあのアウラ…間違いなくニヤニヤしながら私をつついてきます。
それは私のプライドが許さないのです!
でもね…
そんなボクからの小さなお願い。
それは時々でいいんです。
たまには立ち止まって、後ろを振り返って欲しいんです。
ボクに初めて会った時のあの笑顔を見せて下さい。
『フーア君、そのお団子もらっていい?』『……はい。(本当にこのアウラは仕方のない人ですね)』