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Kaedeノート「光と闇、均衡の重要性―陰陽思想に着目して―」

公開

※紅蓮クリア後のネタバレあります。ご注意ください。


 書けるうちに日記は書く。これは今年の教訓です。
 自分の手元には、昨年の書きかけのメモがいくつかありますが、正直なぜこれを書こうと思ったのか、全く覚えていません(笑)。思い立ったらアウトプットしておく必要性を学びました。はい。

 さて、肝心の進行状況ですが、FCメンバー皆様の助力・助言のおかげで、IL315から325へと上がり、あとはシグマを周回して、某討滅戦に挑む、という完璧な計画がたっております(実施できるとは言ってない)。

 そんな中、ID「紅玉火山」をクリアして、四聖獣のお話に突入いたしました。

 ……
 ………

 これも、めちゃくちゃFF14の世界観に関わる話やんけ!!!(興奮)
 14ちゃんは、これでもかというぐらい世界観に関わるヒントを丁寧に散りばめていて、毎度毎度感激しちゃいます。でも、それってメインだけやっていては、深く知ることができないってことなんじゃ……(絶望)まぁやれる範囲で楽しめれば、おーるおっけー!(楽観)
 さて、とても気になったのは、以下の玄武さんの台詞の数々。

■「瑞獣」


「この地では、千年の時を生きた獣は、妖力を得て「瑞獣(ずいじゅう)」へと裏返ると言われておる。ここは、そんな瑞獣たちが集う場所なのじゃよ」

 紅蓮では、「東方」と呼ばれるオサード小大陸が新たな舞台になったこともあり、エオルゼア文化圏であるアルデナード小大陸との比較ができるようになったのが、考察材料として大きな点です。
 瑞獣とは、これまたリアル世界の中国の霊獣そのままの呼称ですね。おかげで解りやすい。グラブルなんかやってると、「四象」でお馴染みですし、日本の歴史が好きな方なんかは、会津藩の「白虎隊」などでお馴染みです。
 そして、四象と聞くと、中国天文学の「二十八宿」が想起されます。28は7の倍数で、12との間に公約数を持つので、十二支とも密接な関係があります。「12」はFF14において、重要な数字なので(エオルゼア12神が象徴的)、陰陽五行説とかもしっかり理解した方がよさげですね。あとは、占星術の「黄道十二宮」も。
 オサード大陸の「瑞獣」に類するような存在は、エオルゼアにはいるのか。人語を話せるヒトではない存在は、結構色々いる気がしますよね。
 そして、「長年生きると人語を解せるようになる」という点・・・飛躍して考えると、長年生きると「超える力」の一端、「言葉の壁を超える力」のようなものが身に着くのでしょうか。光の戦士が持つ過去視と、玄武の未来視も能力的に何だか似ています。
 「裏返る」という言葉も意味深です。辞書を引くと「①裏が返って表になる。ひっくり返る。②味方が敵となる。裏切る。心変わりする。③相いれなくなる。逆になる。」とあります。総じて、あんまりいい意味じゃないんですよね。
 現状白虎さんを倒しにいくところで止まっているので、このクエスト進めていけば、謎は解けるのでしょうか。楽しみです。

■陰陽思想と「光」と「闇」の均衡


「自我に目覚めた瑞獣の魂は、荒れ狂うアラミタマと、静かなるニギミタマの、ふたつの側面を持つことになるのじゃ。これらが均衡を保つことで、瑞獣は理性的でいられる。


「じゃが、気の遠くなるほどの長い時間の経過や、激しい感情の変化によって、魂の均衡が崩れることがある」


「そうしたとき、アラミタマに支配された瑞獣は暴走し、妖力の強さゆえに天変地異を起こす、物の怪へと堕ちてしまう」

 この話を聞いて、おそらく同じことを思われた方も多いと思いますが、「陰陽思想」やっぱり大事やん、ってことです。
 エオルゼアの神話を調べていても感じたことですが、陰陽思想との親和性がとても高いんです。陰陽思想については、ネットで調べればすぐでてきます。

原初は混沌(カオス)の状態であると考え、この混沌の中から光に満ちた明るい澄んだ気、すなわち陽の気が上昇して天となり、重く濁った暗黒の気、すなわち陰の気が下降して地となった。この二気の働きによって万物の事象を理解し、また将来までも予測しようというのが陰陽思想である。(wikipediaからそのまま引用)

 エオルゼアの創世神話などを見ても、基本は言っていること同じなんですよね。上記の陰陽思想の解説と以下の神話を、「陽=光=星極性」「陰=闇=霊極性」として、読み比べてみてください。エオルゼアの神々は星極性と霊極性の神力を有しているので、分かりやすく〔 〕で注記しておきます。

はじめに光も闇もなく、この世にはただ渦があった。
最初にアルジク〔霊極性〕が渦より現れ、時が刻み始めた。またアルジクが重力を創ったことで、この世に地の理がもたらされた。さらに続いて渦より現れたニメーヤ〔霊極性〕は、この世に水の理をもたらし、地に水が満たされた。
アルジクはニメーヤを妹として育てたが、やがて愛し合うようになり、ふたりの娘を儲けた。
長女アーゼマ〔星極性〕は太陽とともに生まれ、次女メネフィナ〔霊極性〕は月とともに生まれた。こうして、朝と夜ができた。


 陰陽思想で解説される「陰の気が下降して地となった」の部分は、創世神話の「霊極性(=闇=陰)のアルジクが地の理を作った」に符合しますし、「光に満ちた明るい澄んだ気、すなわち陽の気が上昇して天となり」の部分は、「星極性(=光=陽)のアーゼマが太陽として生まれて朝(光)ができた」に符合します。
 そして、陰陽思想で最も重要な点は、「陰・陽は相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる」と説明されている点です。玄武と白虎が言っていることと同じです。
 さらに重要なのは、陰陽二元論は、この世のものを、善一元化のために善と悪に分ける善悪二元論とは異なると言う事です。陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。あくまで森羅万象を構成する要素に過ぎない、というのが陰陽思想の肝です。
 この思想は、FF14の世界、すなわち「惑星ハイデリン」における森羅万象を説明することも可能なのではないでしょうか。「陰・陽」を「闇・光」に置き換えるだけです。
 以前の記事でも言いましたが、闇(霊)が「悪いもの」というネガティブ評価は再考の余地があります。そして、今回の四聖獣イベントでも明白となりましたが、両者の「均衡」こそがキーワードになるのではないかと考えられるわけです。「光」と「闇」の均衡こそが、惑星ハイデリンの生存にとって最も重要なことである、と。
 このことは、改めて言うまでもなく、アシエン達が既に教えてくれています。白法衣をまとうアシエン「アシエン・エリディブス」は、「光」と「闇」の力がどちらかに傾きすぎることで生じる決定的な破綻、いわゆる「光の氾濫」や「闇の氾濫」が起きないように監視する役目を担っていました(『EE』213頁)。また、第一世界の闇の戦士アルバートは、強すぎる光の力によって、光の氾濫を引き起こしてしまっていました(『EE』214頁)。均衡の重要性は既に物語中で語られていたわけです。
 となるとです。「霊災」はどのように位置付けられるのでしょうか。エオルゼアでは、古の時代より、衰亡の時代「霊災」と繁栄の時代「星暦」が繰返されてきました。この繰り返しは「均衡」とも言えるのではないでしょうか。世界を保つために、「意図的に」繰返されているとしたら・・・。ハイデリンは、光と闇の均衡が崩壊したため、闇の意思であるゾディアークを月に封じたといいます。でも、ゾディアークも世界の調和のためには、均衡が重要であることがわかっていたのではないでしょうか。ゾディアークもまた惑星ハイデリンの意思であることには違いありません。世界がなくなれば、ゾディアークだって存在できなくなります。まぁ、それは光の意思たるハイデリンも同じなのですが(笑)でもでも、私はハイデリンを何とかして悪者にしたい!面白そうだから!(最低)
 あと、気になるのが、玄武さんが言っていた「天変地異」。「天変地異」と聞いてすぐ想起されるのが、「霊災」です。私は、これも以前の記事で「次元圧壊≠霊災」だと言ったような気がしますが、アシエンが瑞獣的存在の魂のバランスを崩し、霊災を引き起こさせることで、次元圧壊を成し得ているのかもしれません(順序は逆かもしれません)。以前の記事では「霊災とは環境エーテルの大量消費によって引き起こされた天変地異」であると指摘しましたが、上記の瑞獣の存在が起こしている可能性も出てきました(実行犯的な)。

■光の戦士よ!世界の理(光と闇の均衡)を甘んじて受け入れるのか!
 ここまで読まれた方は、本当に奇特な方ですね。私だったら、こんな文字だらけの長文記事、ブラウザバックしてますよ(笑)折角なので、もうちょっと私の妄想話につきあってください!
 世界の安寧には、光と闇の均衡が大事だと言います。世界とは、エオルゼアだけでなく、ドマのオサード大陸も、ガレマール帝国のイルサバード大陸をも含む、惑星ハイデリンのことです。
 確かに、愛しい仲間たちが存在するハイデリンの世界は、いつまでも安寧であってほしい。でも、その安寧のためには「霊災」も必要なんだ、「滅び」も必要なんだ、と言われて納得できますでしょうか。安寧とは、惑星ハイデリンの安寧であって、ハイデリンに生きる全ての者の安寧ではないのではないかもしれません。FF10の世界を思い出します。生物にとってわずかな安寧の時、ナギ節のために、滅びの運命を受け入れるのか。惑星ハイデリンもまた、滅びと安寧の終わりなき螺旋に囚われているのではないかと。
 上記とはアプローチが全く異なる考えですが、ヴァリス帝も意味深なこと言ってます。


「世界の統合によるゾディアークの完全覚醒、そして、ハイデリンとふたたびひとつに……か。果して真の姿を取り戻した世界に、人の棲まう場所があるのか?」

 でもでもです。私たちが生きることができる場所って、惑星ハイデリンだけなのでしょうか。そういえば、紅蓮ストーリーで登場したオメガさんや、幻竜ミドガルズオルムは、他の星からやってきたと仰ってましたよね。
 私たちの本当の自由は、ハイデリンとの決別から始まる……!



 とかだったら、面白そうという妄想です。

■選択肢をじっくり考えて選んでしまうマン
 アルバートの話をしていてふと思ったんですが、アルバートはあまりに強すぎる光の力によって、結果「闇の戦士」になってしまいました。今のヒカセンも、このまま行くと、闇堕ちしちゃうのかなとか(しないように物語が進んでいくんでしょうけど)。でも、ヒカセンに関しては、結構ダークな部分も描かれていたりして、純粋に「光」一色ではない気もします。聖竜フレースヴェルグの眼の力とかも吸収してますしね。
 ここで気になっちゃうのは、プレイしていて時々でてくる選択肢!
 あれ、気になりませんか?まぁRPGのお約束みたいなものなので、違和感ない人も多いのかなと思いますが、なくても別にいいわけです。だって、選択肢が出ずに有無を言わさずに、ヒカセンが勝手に肯いたりすることもあるわけですし。
 この選択肢に、実は意味があるとかだったら面白いと思うんです。選択肢によっては、ポジティブ(あるいは真面目)回答と、ネガティブ(あるいはおふざけ)回答が選べたりしますよね。ポジティブな回答だと「光ポイント」1P、ネガティブな回答を選ぶと「闇ポイント」1Pとか!その他にも、選んだ守護神が霊極性だったら闇ポイント加算、星極性だったら光ポイント加算とか!そして、物語のどこかのタイミングで、貯まったポイントが多い極性の戦士になって、相反する属性のプレイヤーが敵になったりしたら、面白そう。



 こんな妄想しかしてないので、全然ゲーム進まないです。

kaede takagaki
コメント(1)

Santa Moutain

Atomos [Elemental]

現在、漆黒編に突入していて、光と闇のお話にいろいろ想うことがあり、こちらの記事を見つけて読ませていただきました。
陰陽思想とエオルゼア神話の考察がめっちゃ面白くて、「うんうん」っていいながら読んじゃいました!

貴重なお話と考察ありがとうございます!
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