これは3層攻略が終わって暇になった野良黒魔道士の、あるクリスマスイブの話……【数日前のTwitter】フォロワー「固定メンとアレキハニトー食べてきたよ!(写真付きツイート)」
僕「美味しかった?」
フォロワー「美味しいけどめちゃくちゃ量があって討伐大変だった」
僕「なるほどなぁ」
フォロワー「クソデカパフェ完食した人ならいけると思う」
僕「う、うん……じゃあ、いつかチャレンジしたいね……」
僕(でも大阪遠いし、フレはほとんど関東圏だし、世間はステイホーム一色だし)
僕(同じくヒカセンの母上は少し前に腰をやっていたから静養してほしい)
僕(それに、現地でもしも食べ切れなくて残してしまったら失礼だしなぁ)
僕「……」僕「…………」狂人と化したぼく「…………作るか。」意味分かんないと思った? 僕も思った。
しかしアレキハニトーの
先駆者は既にいるし、この時勢に人の多い大阪へ行ってしまっては世に叫ばれるStay Homeの言葉を無碍にしてしまう事になる。
というか元から外に出たくない。僕は何かを作ることが好きなのでアレキハニトーぐらい楽しんで作れる。
よってアレキハニトーを制作することにしたのだ。
一人で。【作戦を立てる】ということで、まずはアレキハニトーについての解析を始める。
その時に書いた解析図がこちら。
公式のアレキハニトーの解析でフルーツを間違えているけれど気にしないで欲しい。よくあることなので。
ファンメイドのハニトーでどうしても公式と似通った構成にできないのは3つ。
・歯車
・胴体の焼印
・プリントモナカ
こればかりは本当にどうしようもないので、代替手段を考えることが必要になる。
FC《ToriSaru》こと
超自然派集団「パイッサの手」さんは翼をパイシートとチョコレート、頭をチョコレートっぽいもの、胴体をチョコペンで代替している。レンコンは却下されてたね。
ただパイシートで作った翼は重すぎて倒れてしまっており、顔はゆるきゃら風のかわいらしい顔になっている。
後続の僕としては改良の余地があるだろうと思い考えてみた。
でも当日中に食べたいから1時間でね!
一部プロの技術があるので素人の僕にはできない気もしたけれど、とりあえずやってみるだけはやってみよう。
【調達から制作】ということで材料を購入。……したのだが、
プチシューが買えなかった。ここでまず計画が狂ってくる。
そして冷凍パイシートが高価で量の多いものしかなく、アレキの為だけに購入するにはもったいないと感じたので作ることに。
パイシートの作成過程はカット。
まずハニトーを作る。ちょうどオーブンレンジが壊れていたのでトースターでパンを二分割して焼く。適度に冷めたらチョコペンで胴の柄を書いておく。
ハニーバターを初めて作ったけどハニトー以外での使いみちないね。
ついでに卵黄と砂糖を混ぜて、しっかり混ざったら小麦粉を入れて、牛乳でゆるめて片手鍋でかき混ぜながら加熱するというごく普通のカスタードクリームも作る。
そして自作パイシートで歯車と顔を作り、軽く焼く。
パイシートのはずが手が温かすぎて生地がふにゃふにゃになり、クッキーになってしまった。
最後に翼を作る。
最初の段階で綺麗に1本ずつの羽根にならないと理解したので、諦めて翼全体の形を作ることにした。
ナイフでチョコレートを取り、シートへ押し付け、手前に引き、チョコレートを取り、押し付け、手前に引き、そして整え……気の遠くなるような作業だけど
めちゃくちゃ楽しかったので、黙々と作業するのが好きな人はやってみてほしい。
【デコレーション】ここで問題が起きる。
風船につけて固めておいた
チョコレートが
手に持っただけで溶けて崩れる。
テンパリングが甘いとかの問題じゃない、パイシートが一瞬でダレる
己の体温のせいで秒で溶けていく。
黒魔なんだから
UBも使えるようになりなよ。なんで常時
AFなんだよ。火力詰めすぎだしすぐガス欠になるよ。
チョコレートのカップを諦めて、アイスクリームを丸く掬ってハニトーに乗せよう。
しかし、
ディッシャーがまともにアイスクリームを掬ってくれない。※ディッシャー…アイスクリームを掬う器具壊れたディッシャーを置いて考えること10秒。
理解した。
この手でアイスクリームを丸めれば良いのだ。はい。カップから取り出して本当に手で丸めました。
冷たかったけどすぐ溶けたよ、どれだけ温かいんだろうねこの手。
そりゃ冷え性の女性に人気なわけだよ。そして泡立てておいたホイップクリームやカスタードクリーム、切っておいたうさぎカットの林檎、見た目にメリハリがあるという理由で購入されたチョコリ○ールなどを使ってなんとか翼を残すのみに。
そして最後に
翼を刺し……
立たない?裏は見えないからトッ○で支えればいい。というわけで
ほとんど無理矢理に完成させた。
【完成】できたのがこれ。
質感がリッチなパンを使ったせいか
傾いている。
盛大に。これは本当にアレキハニトーですか?
そしてチョコレート味が好きだからという理由で妙に
茶色い。華やかさ
Perf9だね。
後ろにあるのは口直し用のポテトチップスだったけど出番はなかった。
一見とんでもない甘味モンスターが出来上がってしまったように見えるが、ハニトーにチョコレート、まずいわけがない。
本物を食べた人からは「
底に敷かれたパンが甘くて固くてしんどい」「
敷かれたカスタードクリームが鬼門」「
量が…量が多い……!」などとの情報を貰ったが、ファンメイドのアレキハニトー(仮)はそこまで鬼畜ではなかった。
当然だよね、好きなものしか乗せてないんだから。あとはパンの密度が高いせいでハニーバターが染みていなかったのもある。
そうして翌日には無事討伐完了した。完食画面は見苦しかったので省略。
SNSに投稿した際にはフォロワーが驚いてくれたので、やっぱり突飛なことはしてみるものだね。
【感想とか考察とか】アレキハニトーを作ってみて実感したんだけど、
複数人であのクオリティを作り出した先駆者はすごいよ。僕は一人で作ったけれど、分担して作るのは難しいのではないか……と考えてしまった。
プラン説明があまりにも難しいし、失敗した際のリカバリがしづらい。
ただレンコンはレンコンチップスならいけた気がする。パイを顔に使おうとすると生地がかなり膨らむので、頭部はクッキーやサブレ、タルト生地でもいいんじゃないかと思った。塩気があれば更においしく食べられそう。
翼を作るのが大変だから敷居は高いけど、豪華なハニトーと考えるとたまの贅沢にはぴったりなのでまた食べ……作りたい。
「ソロいけるでしょ」とアレキ制作のきっかけをくれたフォロワーさんに感謝。
ありがとう、
君も共犯者だ。RFで永遠に硬化薬と繊維がロット勝ちできない黒魔道士の年末の遊びでした。
その後、余った材料+プチシューでパフェを作る日が続いていた。体重が増えた。