この文章は大変個人的な感想です。
自分の感情に正直に書いた、激辛上等の長文となります。
黄金のメインクエスト7.1~7.3を楽しめた方には必要のないお話となりますので、その場合はブラウザバックをお願いします。
黄金メインが完結しました。個人的なパッチ毎の評価を並べると下記となります。上が良い、下が悪いの順です。
パッチ7.1
↓↓
パッチ7.0
↓↓
パッチ7.3
↓↓
パッチ7.2
結果的にコーナの眼鏡ブレイクが最もマシでした。
評価の方法として、良いと感じた所に加点、悪いと感じた所に減点、その合計で判断しています。
この良い所が多かったのが7.2と7.3なんですけど、特に7.2は悪い点が多すぎました。
以下、パッチ毎の感想となります。
パッチ7.1 シナリオ評価プラス30点、マイナス30点。
新規展開の導入としては悪くなかったです。悪くなかっただけで、これは良いと思える点が非常に少ないシナリオでした。
アレクサンドリの死生観が、どれだけヒカセン側と違うのかを明確にした点は評価できるのですが、そもそもその死生観が先王に甘やかされたと言うか、家畜化された結果にしか見えなかったので共感が全然できませんでした。
この共感ができないと言うのは黄金全般でそうなのですが、辛い苦しいだから全部忘れたいの理論が本当に理解できません。
辛い記憶を忘れるとセットで、嬉しい楽しい大切な想い出も忘れるのですが、そのデメリットをなぜ誰も考えない指摘しないのでしょう?
アレクサンドリ住人側はともかく、暁メンバーは全員が大切な人を失った過去がある訳で。
失う苦しさを理解しつつ、それでも胸に残る想い出の大切さを知っているでしょうに。
ユウェヤーワータのシナリオも不快でした。あれ子供連れていくような場所じゃないですし、ちょっとした冒険扱いしたウクラマトの正気を疑います。あれだけ狂気的な行動の理由が色恋沙汰って、なんなのさ。
ゾラージャの深堀りじゃなくて、シナリオの不備の深堀りですか?
勇連隊のメンバーが行方不明になっているのに記録なしとか、トライヨラ組織の無能さをそこまで丁寧に説明しなくてもいいのよ?
ゾラージャの狂乱が幼少期に虐待受けていたとしか思えないのですが、グルージャジャの無能さをそこまで丁寧に深堀りして、それでも彼は英雄で優れた王で人格者って評価が覆らないの、何故ですか?
コーナの唐突な過去語りに唖然としたら、インスタントバトルはついていくだけ。カットシーンは立っているだけ。カメラマン欲しいだけなら、ヒカセン要らない子だよね。
挙句、コーナの理性的とか知性的とか、そう言うの全部無視して家畜一匹のために命かける唐突さ。
単体の映えシーンのためだけにストーリーとキャラクターが設定無視して動かされている感が強くてゲンナリします。
あきらかな偽物、後のシュミラントの登場も、これ漆黒でやった奴だってなり、また過去シナリオの焼き直しかと呆れたものです。
レギュレーターが万能で、記憶の削除、改変が思うまま、やりたい放題。アシエンだってここまで露骨なことやってないです。
と言うか、最終的に魂資源、生命エーテルの回収に使用するなら国家運営なんてする必要がないですし、映画マトリックスのように完全な家畜化しておけば良いのに。
やっていることが半端なんですよね。
パッチ7.2 シナリオ評価プラス60点、マイナス3万点。
初手からシナリオに絶望しました。このパッチは良い所が多かったけど、悪い所が巨大すぎました。
カットシーンの見せ方が非常に良かった。復活したばかりのスフェーンを囲んで色々話し合っているシーンをダイジェストにしたのは大正解だと思います。
一から十まで描写しなくても、お互いの距離が縮まっていく様がありありと表現されていて、とても良いシーンだったと思います。
スフェーンから見た400年後の世界に対する怯えと、世界が存続したことの喜び、そして自分が過去の存在であることに対する孤独。
彼女に関する描写は丁寧で良かったです。
また先王との対比の仕方も良かった。助けてと言わなかった言えなかった先王と、助けてと叫ぶスフェーンの対比がとてもきれいでした。
シュミラントのメスガキムーブも、明確に先王と違うと言う表現として良かったです。この点は声優さんがすごかった。ちゃんと同一人物の別人格って感じの演じ分けが、実に素晴らしかったです。
しかし上記のプラス点を楽勝で飛び越えるほどマイナス点がひどすぎました。
まずコールドスリープの扱いが雑すぎます。動力が確保できないから低温が維持できないって、それ普通に蘇生できないでしょう。
低温が維持できないから緊急的に蘇生を開始するってシステムメッセージを入れるだけで解決するのに、細部を無視しすぎ、大雑把すぎます。
スフェーンが生者、肉体的に死んでいない=魂が肉体に宿ったままと言う状態が、致命的でした。
これ、永久人の在り方そのものを根底からひっくり返す愚行です。あまりにもひどいので後回しに記述します。
ウクラマトの内政干渉のセリフに一度コントローラー捨てました。何を今更。意味分かって発言してないって丸わかりで、どんだけ頭トラルなんだろうって気力を根こそぎ持っていかれましたよ。
カリュクスの唐突な登場、プリザベーションが組織ではなく個人で登場したこともがっかりでした。これパンデモニウムのアテナと同じパターンです。
能力値だけ高い歪んだ天才が自説を絶対視して暴走して、会話にならない上で後始末だけヒカセンが行う。黄金はこんなのばっかりです。当事者じゃない、観測者じゃない、ゴミ拾いだけさせられている感が強すぎます。
またカリュクスの描写も理解共感ができません。
作中で天才だと評価されていますが、そもそも永久人はその維持管理に他者をリソースとして消費します。事実として第9世界ではリソースが足りなくなったから鍵を使用して他鏡像世界を侵略しようとしている訳で、永久人が増えれば増えるほど消費リソースが増えて、最後にはリソースが枯渇、維持できなくて全滅と言う末路が見えています。
いやこんな簡単な引き算ができないのに天才って描写、おかしいでしょう。グルージャジャの英雄賢王評価に匹敵するガバ描写です。
このリソース問題を誰も指摘しないのも理解できません。頭が良い設定の暁のメンバー達ですら、誰も指摘しない。
そして途中から永久人のリソース問題ではなく、その前提の虐殺が悪いことだから止めようと言う方向へ理論がねじ曲がってます。
カリュクスは永久人になることこそ、人類の進化、発展の方法だとしていますが、そもそもリソース問題を解決してから言ってよ。
ここを解決しない限り、比較対象にならない、なりえない。なのに誰も指摘しない突っ込まない。カリュクスを天才として表現するために他キャラのIQをマイナスするの本当につまらないし、ストーリーを強引に進めるだけのギミックで、キャラクターが記号にされていて、生きていませんでした。
ちょっと話がそれるけど、シュミラントのメスガキ煽りの隣りでカリュクスが「こんなくだらないことに興味はない」って顔してデータ閲覧してるシーンありましたけど、あれ爆笑してました。
丁寧に丁寧に、シュミラントは駒です、カリュクスの命令通りに行動してますって描写をしているのですから、当然あのメスガキ煽りもカリュクスの指示命令になります。
すかした顔の裏で、効率的なメスガキ煽りを実行させているの、死ぬほど間抜けで面白かったです。あの表示していたデータ、メスガキ煽りパターンを記入したテキストで、ヒカセンたちの様子を見ながらパターンを選択していたに違いありません。
「パターンAだと反応が良くない、ここからパターンCに切り替え、応答によってDかBに変更しよう」とかやっていたんだ、きっとそう。
あの緊迫したシーンでこんな風に爆笑するほど、シナリオに感銘を受けていませんでしたよ。
そして最大最悪、これ以上ない究極のマイナス点が前述したスフェーンの生存です。
前提として永久人の生成を、以下のように理解しています。
①生者が死亡することで、魂が肉体から離脱する。
②離脱した魂を捕まえて、魂エーテルと生命エーテルに分離する。
③生命エーテルは回収して永久人の維持運営リソースに変換する。
④魂エーテルが保持している記憶を保存保管することで、魂エーテルを純粋なエネルギー資源に変換する。
この④で保存された記憶が永久人であり、魂エーテルから全記憶を回収することで永久人は永久人足りえると理解していました。
実際、復活スフェーン以前の永久人は全て死者であり、この理解で大きな齟齬がありませんでした。
しかしスフェーンは生身で、生者のまま登場してきました。いやまて、どういうことだってばよ。
彼女が生存しているということは、上記④の記憶回収保存が行われていないってことで、先王は厳密には永久人じゃなくて、一部記憶からの再現体になります、
先王本人は自分は永久人だと言ってましたが、実際には永久人でないのなら、全ての永久人の唯一性が全否定されてしまいます。
一定量の記憶を保持できれば永久人として再現可能であるなら、生者と永久人が同一人物であると言えなくなります。
「1秒前までの記憶を大体保存できているから、後は再現できるから、生者本人である必要ないから資源になってね」と言われてOK出せる人いないでしょう。
これはイコールで7.0のリビング・メモリーのエピソード全部を茶番に変えます。
ナミーカも、クルルさん両親も、カフキワも、全部再現体であり、偽物になります。ただでさえ、シャットダウンに対して否定的な永久人が居なかったのです。再現体は都合の良いように記憶や感情を制限されていた説が強くなり、エピソード全部全部、観測者の都合の良い喜劇にしかならないのです。
しかもクルルさんやエレンヴィルはそれを知らない、知りえていない。非常に悪辣で趣味の悪いストーリー展開になります。シナリオライターは裏でプレイヤーを嘲笑っているのでしょうか?
この魂エーテルからの記憶保存に関して言及されることはなく、ストーリーは続きます。
スフェーンは死んでないけど、先王もシュミラントも永久人です。永久人は他者リソースを消費する一方の欠陥品だけど、人類の進化なので皆が永久人になるべきです。何このダブスタの押し付け?
この大きすぎる破綻から、カリュクスが黒幕としてあまりにも小粒であり、騒動の大きさに反比例してスケールが小さく感じてました。
もう駄々っ子の尻ぬぐいは飽き飽きですよ。黄金の主要人物、全員駄々っ子でした。バクージャジャ、サレージャ、ゾラージャ、ウクラマト、先王。本当いい加減にしてください。
総じて7.2はスフェーンが可愛いらしい魅力的なキャラクターとして描かれている以上に、これまでの設定との不等号、不備、強引すぎる雑でいい加減な展開に振り回されたストーリーでした。7.0の食の試練に匹敵する展開で、スキップするか本当に迷いましたよ。
天才を表現するために他キャラがバカになり、論理の矛盾を指摘しない、論点がすり替わる、話を聞かない会話にならない一方的に押し付けられるだけの展開。相互理解はどこへ消えたのでしょうね。
パッチ7.3 シナリオ評価プラス50点、マイナス2万点。
最後だけ綺麗にまとめたように見せかけているだけでした。個別シーンだけ切り取ると良いシーンはありましたが、全体を俯瞰すると途端にとっ散らかりました。
唐突に自己主張を開始して唐突に退場したジオード。自分で単独行動をするなと言いつつ単独行動、故障した銃に慌てるだけの無能さを披露、マッハで生存あきらめて遺言残しただけ。いや、あなた何がしたかったのさ。
後のヒントトークで彼の銃は激戦の末に故障した、最後まで戦ったんだとありましたが、それいつの話です? あの場で銃が故障するまでって一体何百体を倒しのでしょうか? それとも以前からメンテナンス行ってなくて、それで故障したの?
どちらにしてもあの描写、ストーリーのためにジオードを殺すギミックであり、突如として彼のIQがダダ下がりしたの変な笑いでました。ああ、またか。
カリュクスが自ら騙し討ちに出てくるの、人手なさすぎてバカみたいです。彼って天才なの、本当に?
シェールの回想と、ジオードの死を悼み受け止めるシーンは良かったのですが、肝心のジオードが描写不足のためイマイチ共感ができなかった。7.0からシェールとジオードの腐れ縁的な掛け合いがあれば、もう少し違ったのになぁと残念です。
7.0の時から、辛い記憶とセットで全部忘れるのに対するデメリット、嬉しい楽しい大切な記憶を忘れてしまうことにようやく一部言及がされましたけど、正直遅すぎます。なんでここまで引っ張る必要があったのかと考えると、ストーリーが浅く雑だからって結論しかでませんでした。
謎解き自体はそれなりに楽しめましたけど、そこに至るまでが長すぎて飽きてました。特に過去の映像、あれ要らないでしょう。結局研究所所長もIDで出てこなかったし、ユウェヤーワータと同じだし。所長と名の付くキャラクターは、全員誰かに心酔しないといけないルールでもあるんですかね? ワンパターンが過ぎます。ロッカーとか、ストーリーに関係なさ過ぎて唖然としました。
唐突すぎるくらい唐突な、実は先王がウクラマトとヒカセンに後を託して守ったんだ説。存在しない記憶すぎて、自分の正気を疑いました。
えっと、そんな描写、匂わせすら記憶にないんだけど。彼女、会話もしないで急に発狂しただけなんだけど。
今あるのは彼女のおかげなんだ的な空気が流れているけど、プレイヤー置いてきぼり過ぎて宇宙ネコ状態でした。
ソリューション9住人とガバメント、ゴッサンの手のひら返しが、漆黒の改悪で呆れ果てます。
ほんの数言でくるっくる意見がひっくり返る。ここに至るまで、彼ら彼女らの描写が希薄すぎて、茶番にすらなっていませんでした。
テンパードかよって思っていたら、本当にテンパード出てきて草も枯れ果てたけど。
IDのギミックは結構面白かったのですが、後のカリュクスのセリフで怖気が立ちました。このエネミーデザイン、正気の沙汰じゃないです。
カリュクスは言いました。
「永久人を創る研究の最初期に定められた、いくつかの大原則・・・それによって、いかなる記憶も複製はできない」
うっそだろ、お前? 複製できないって、スフェーンはどうなってるんだ、それ。彼女、死んでないのに先王とシュミラントがおるやんか。オーティスだって、永久人と機械人おるんやんか。
ストーリーの最重要人物を複製しておいて、複製できないって・・・本気で言ってるの?
何よりIDが、メインターミナルのエネミーが最低最悪すぎることになるんだけど、冗談だよね?
道中の雑魚はインスタントに創った永久人で、3ボスは大量の記憶をぶち込んで合成したって、それってつまり、大量の永久人を使いつぶしたってことなんだけど。
種を存続されるためとか、もっともらしいことを言いながら、本来守るべき種を、同族をなんの感慨もなく道具、駒として好き勝手に動かして消費する。もう理解も共感もできません。と言うか、シナリオライターは本当にこのストーリーをプレイヤーは楽しめると考えているのでしょうか?
討伐戦後もひどすぎます。
スフェーンがふわふわした一見なんかいい感じに見える演説をしたらテンパードに影響が出るって、それができるならこれまで苦労してませんよ。アリゼーがあれほど苦しんで足掻いて、ようやく解決方法を手にしたのにね。
カットシーンは結局ウクラマト劇場。ヒカセンは一回攻撃を受け止めて、後は最後まで出番なし。
せめて一緒に障壁を攻撃するとか、最後の一撃のために力を貯める描写があればいいのに、さんざん叩かれたから仕方なくヒカセンに出番をくれてやったようにしか見えませんでした。
気絶するウクラマトの描写は暁月の焼きまわし。またか、また過去作のシーン持ってきただけか。それしかできないのか、そうですか。
リビング・メモリーが色を取り返したことは光景として綺麗でしたが、永久人が蘇る訳でなし、誰もいない存在しない死の街を彩ってなにがしたいのでしょうね。
スフェーンの笑顔を綺麗に描写するため以外の理由がなさすぎて、雑で浅すぎます。7.0と同じ強制朝日も、対比と言うよりワンパターンに見えてしまいました。
何よりグルージャとスフェーンを新しい連王に据えることが、あまりも最悪すぎます。
そもそも連王制度って、統治機能として欠陥品です。グルージャジャは双頭だから、連王制度が上手く行っていただけです。
武王理王の意見が対立した場合、速攻で内乱に陥るのだけなにに、なんで連王制度にこだわるのか理解できません。連王制度は双頭が就任した時だけにしておきなさいよ。
しかもどちらも子供です。片方はほぼ間違いなく齢一桁です。王の、統治者の責任を押し付けるなよ。
スフェーンは彼女の希望通り、一市民として生活させてあげなよ。グルージャはトライヨラで訓練した後、武者修行でトラルを旅したらいいよ。10年20年たった後、成長した後で二人が連王就任ならまだわかります。
なんかいい感じに纏まったような雰囲気出していながら、実のところ子供に縋ってるだけ。ソリューション9の大人たちの無責任さがだけが強調されるシーンでした。
やっぱり生き延びていたカリュクス。ここに至り彼の言葉は全てが建前であり、本音は自己の生存だけが目的だったと暴露されます。
ちっさ。カリュクスちいさすぎ。
自分だけが永久に存在できれば、確かに種の絶滅はないけどさ、それなら取り繕わないで自分が死にたくないだけだと、そのために他の何もかを犠牲にするのが当然だと開き直ってしまえばまだマシでした。
8.0でも、こんな極小ナノマシンの相手しないといけないの、ダルすぎます。萎える。
敵対組織として「ウィンタラー」の名前がでてきたけど、期待できない。オリジナルアシエンが活躍していた時は息を潜めていて、いなくなったらデカい顔して大騒ぎですか? カリュクスが属しているだけあって、なんて小さい。
終焉をヒカセンが食い止めないと、彼らも全滅だったはずだけど、その時何してたのさ?
コソコソと隠れていただけで大きな危機が去った途端に、でかい面してやってくるの、小物すぎるしダサすぎる。8.0までに全滅してください。
以上が全文となります。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
こうして振り返ってみても、プラスよりマイナスが圧倒的に多くなるストーリーでした。
何と言うか、シナリオライターの趣味好み、萌えポイントを押し付けられただけで、少しも共感できない。
ストーリーの都合のためにキャラクターが配置されているだけ、ストーリーを進めるためだけに雑にいい加減な展開が繰り返される。
プレイヤーを見ていない、シナリオライターの自己満足のためだけにあったと感じました。
はっきり言って、このままでは8.0も期待できません。
これはストーリーだけでなく、システム回りも含まれます。コンテンツがこんなにもつまらないパッチは初めてですよ。
FF14をプレイしていて初めて思いました。
「ふざけんな、金返せ」
このままではプレイ継続を選択できなくなってしまいます。
8.0までに、もう少しマシになってください。
FF14を長くプレイしている人間として、どうかお願いいたします。