それはまだ私が冒険者という生業を始めて間もないころ。
レベルで言うと6くらいの時の話です。
このゲームのカンストがレベル70らしいので、レベル6というと相対的に人間に換算すると産声を上げたあと疲れて寝てる時くらいの時期でしょうか。余計ややこしくなりました。
とにかくそんな初々しい新米冒険者だった私。
あの日、運命の出会いは唐突に訪れたのです。
ヤ「その碑石に刻まれた、船乗りたちの鎮魂歌よ」突然背後から音もなく現れ、私越しに碑石に刻まれた鎮魂歌を歌いながら現れた謎の女性。
彼女の名はヤ・シュトラ。
この段階ではまだ謎の女性です。
そして今現在の私の知識を持ってしても謎に包まれてるのでこれ以上説明ができません。謎な女性です。
とにかく彼女は、めちゃくちゃかっこいい登場の仕方で現れたんです。
だって皆さん初めて出会った人に
開幕レクイエム歌われたことあります?少なくとも私はないです。
このとき、私は思いました。
あ、この人ラスボスだって。
最近のお決まりのパターンとして、最初に出会った友好的なキャラが実はラスボスであるというケースが多発している印象があります。
何を隠そうファイナルファンタジーの伝説的なナンバリングである初代も、ラスボスは最初に戦うことになるガーランドという男でした。
鎮魂歌、つまり死を象徴する歌を口ずさんで現れた謎の妖艶なる美女・・・。
めちゃラスボスぽいです。ぽくないです?
まぁラスボスかどうかはともかく、ヤ・シュトラさんとはあまりに衝撃的な出会いでした。
良くも悪くも記憶に残ることは間違いありません。
その時は互いに名乗ることなく別れることになるのですが、再開は意外にも早く訪れました。
そうそれはまるで、運命に導かれるように。
ヤ「取り逃がした・・・か」この人は
格好いいことを言いながら現れないといけない呪いでもかけられているんでしょうか。
ものすごくそれっぽいことを言いながらヤ・シュトラさんは再び私の前に現れました。
あ、神秘的な幻術士さん!また会いましたね!
私のその挨拶は、しかし、「また会」くらいでふいに途切れることになります。
神秘的な幻術士さん、あなた・・・!?
え、枝装備してるーっ!枝です。
明らかにその辺で拾ったであろう枝を腰に装着しています。
なんなら
私だって家の庭で同じようなやつ拾える自信があります。
もっとこう、ファンタジーの魔法使いって、ふつう長い樫の杖みたいなの背中にしょってません・・・?
なんで初めて会う恐らく今後仲間になるであろう女性の装備が
庭に落ちてる枝なんでしょうか。
しかもクール系キャラ・・・。
なのに、木の枝を武器に・・・。
ま、まさか・・・。
ヤ・シュトラさんあなた・・・
中二病キャラ!?えっ、そういうこと!?
クール系気取りながら「私ってばなんてカッコいいのかしら・・・これで今日もインスタのいいね爆伸び間違いなしね・・・フッ」みたいなこと思ってる人だったんですか!?
傘でアバンストラッシュやっちゃうような気高い心を未だ持ってらっしゃる!?
いや、いやいや・・・。
それはさすがに妄想が過ぎるというものですよネミルさん。
ただちょっと非力だから両手杖を装備することができず、仕方なく木の枝を武器にしてるだけのか弱き女性かもしれないじゃないか。
私はすぐに考えを改めました。
ちょっとそれっぽいクール系キャラが出てくると、実はただに中二病なんじゃないかと疑ってしまうのはオタクの悪い癖というもの。
ヤ・シュトラさんはあの、ファンタジー業界の巨匠ファイナルファンタジーの立派な登場人物。
しかもディシディアにも確かご出演なされていた経験もあるような、もはやFF14の顔といっても差し支えない重要キャラクターです。
彼女の神秘性を逆手にとって弄ぶような、恥ずべき記事であることを謝罪しなくてはいけません。
そうだよ、ヤ・シュトラさんがそんな中二病キャラであるハズが
ヤ「私たちは、秘密組織『暁の血盟』の一員。
ちょっとした正義の味方ってところかな」ヤ・シュトラさんについて
本気だして考えてみた作詞:ハセキョーの旦那
作曲:Tana
歌:ポルボグラフィティ
ヤ・シュトラさんについて 本気出して 考えてみたら
意外に 痛めなキャラなんだと 気がついた
僕は スクエニに対して 失礼だったみたい
もう一度確認させて その木の枝いる?