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ロールプレイ風の日記です。
苦手な方はいますぐ回れ右してくださいね!
初めての方はまずこちらを読んでください。
http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/2469911/blog/1093163/□□□□□□□□□□□□□□□
わたしの名前はエラ・イレース。
エオルゼアに数多くいる冒険者の一人。
まずは文才のないわたしがこうして筆を執った経緯から記す事にする。
理由は至極当然で、とてもシンプルだけれど
冒険者という職業は常に死と隣り合わせの職業という事。
加えて、わたしの場合は「暁の血盟」という組織に所属している。
「暁の血盟」はエオルゼアが抱えている蛮神問題を解決するべく結成された組織。
これまでに幾度となくエオルゼアの脅威となる存在と戦い続けてきたし
これからもそういう存在と戦い続けるのだろうと確信している。
わたしが突然いなくなるかもしれない、という事をわたし自身は理解と納得をしている。
しかし、わたしの家族や仲間はどうだろうか。
こんなわたしでも突然消えてしまったら不安に思ったりするのではないだろうか。
そんな自惚れた考えから、少しでもわたしという存在を残すために筆を執る事にした。
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[歩むべき道]
何から記すべきだろうと考えたけれど
やはりわたし自身の生い立ちから記す事にしてみる。
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エラ・イレースの故郷はウルダハ。
幼少期は貧しくも裕福でもない普通の家庭で過ごした。
家族は父と母、それと姉が一人いる。
両親からはとても愛情を注いで貰ったことを記憶している。
もちろん今でもみんな存命だし、とても仲良くしている。
しかし、みんな本当の家族ではなかった。
父はエレゼン、母はルガディン、姉はヒューラン、わたしはララフェル。
みんな種族がバラバラだった。
きっとわたしは孤児だったのだろう。
どういう経緯で引き取られたのか今でも聞いたことはない。
他人からは奇異の目を向けられる事もあったけれど
それでもわたし達は本当の家族のように過ごした。
父はとても頑固者で、自分の中にある考えを決して曲げない人。
時々話を聞いてもらえなくて困ったりもしたけれど
その芯のある志に強い憧れを持った。
母はとても大らかで優しい人。
基本的には放任主義というやつだったのかな。
それでもわたしの相談事にはいつでも真摯に向き合ってくれた。
その包み込むような優しさをわたしも持ちたいと強く願った。
姉は…なんだろう。
とても変な人なのかなと今でも思う。
でもわたしの一番の理解者だった。
わたしもそんな姉の力になりたいといつも想っていた。
わたしはどんな子供だっただろう。
昔は引っ込み思案でいつも両親の影に隠れていたように思う。
とても泣き虫で、寂しがり屋で、友達なんかいなくて…。
それでもわたしにはいつも家族がいたし
両親の腕に包まれることほど幸せなことはなかった。
そうやって特に大きな問題もなく育っていった。
あの、第七霊災が訪れるまでは。
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15年前、ガレマール帝国にアラミゴを攻め落とされてから
エオルゼアは常に帝国の侵略の危機に晒され続けていた。
それでも各国はエオルゼア都市軍事同盟を結んだりと
帝国の脅威に対抗しようとしていたし、
それにわたしが見ている世界は変わらず平和だったから
エオルゼアにあんな脅威が迫っているなんて夢にも思っていなかった。
そして5年前、まだわたしは幼さの抜けきらない少女だった。
自分ではもう大人だと思っていたのをはっきりと記憶している。
その頃から徐々に冒険者がウルダハに多く滞在するようになっていった。
街を歩いているだけで色々な話が耳に入ってくる。
衛星ダラガブがわたし達の住むハイデリンに急速に接近してきているらしいとか
各地のエーテライトに魔物を呼び寄せる魔物が出現したとか…。
何が起こっているのか分からなかったけれど、とにかく恐怖したのを覚えてる。
そしてあの日は来た。
いつもの様に街で冒険者たちの話を聞きに行こうと家を出た後に
突然ウルダハに魔物が押し寄せてきた。
倒れていく人、こちらへ向かってくる魔物の群れ。
わたしは恐怖で身がすくんだまま動くことが出来なかった。
あぁ、わたしはこのままここで死ぬのだろうか、と思った。
……しばらく思考が止まってしまっていたのか
目を瞑っていたんだと気が付いた。
目を開くとそこには魔物と戦う冒険者の姿があった。
目に入ってきたのは白銀の鎧を身に纏ったヒューランの冒険者だった。
大きな剣と盾を振りかざし、魔物から街の人や仲間を守っているのだと理解した。
魔物の攻撃に屈することなく前へ、前へ、前へ!
自分がいくら傷つこうとも決して後ろに下がる事なく戦い続けていた。
この時、初めてわたしの瞳から涙が零れた。
「みんな必死に戦ってる!なのにわたしは何をしているの!」
生まれ育った街を守りたい、大切な家族を守る力が欲しい。
そんな感情がわたしを埋めていった。
わたしはエオルゼアの危機だというのも忘れて
必死に冒険者の戦いを目に焼き付けようとした。
ひと際目を引いたのは、わたしと同じララフェルの冒険者。
特徴的な黄色い装束に身を包み、自分の拳だけで戦っている姿が今でも忘れられない。
背丈はわたしと殆ど変らないのに、自分より何倍も大きい魔物をなぎ倒していく。
冒険者たちはみんな必死だった。
でも戦っている姿はどこか楽しげで。
そんな光景をじっと見ていたわたしは
心の震えをとめる事が出来なかった。
そしてそれは唐突に起きた。
遠くから雄叫びのような何かが聞こえた瞬間、
辺りが閃光に包まれ、わたしは気を失った。
どのくらい時間が経ったのだろうか。
気が付くと街で攻防を繰り広げていた冒険者と魔物の姿はどこにもなかった。
そう、これが第七霊災の始まりであり
わたしが目撃した冒険者は「光の戦士」だったのだろう。
そしてこの出来事がエラ・イレースという冒険者の起源となったのは
この手記を手に取った方には伝わった事だろうと思う。
そこからの5年間に何があったのか。
それはまた別の手記に書き留めることにする。
Era Erase
-The Fragment of Era- [歩むべき道]
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