いつもの見慣れた従業員の休憩室。上杉と対面で座り明日の事について話をしていた。
珍しく上杉は機嫌がよさそうで身を乗り出していた。
「上杉、明日どこで待ち合わせするよ?」
「ハルさんがミナミのホテルに泊まるって言うてたからミナミがええやろ」
「ミナミのどこにするって事やないか。ハルさん方向音痴そうやし、大阪初めてやし」
「そーやなぁ。ホテルの前で待っててもらうのが無難か」
「やっぱりソレがええか」
「んで、合流してどこ行くよ?文孝おるから居酒屋って訳にはいかんしな」
「ソレは俺に任せとけ。段取りしとくから」
「ええとこあんのか?」
「それは明日のお楽しみって事で」
「でたよ!オマエの秘密主義。教えてくれてもええやろ」
「俺は好きな物は最後に食べる派なんよ」
「意味が分からん!まぁええわ。どこ行くかは任せたしょーもない所やったらリットアティンの刑やからな」
「逆にボコボコに返り討ちにしたるわ」
明日は土曜日。俺と上杉は仕事やけど週末はさほど忙しくはないのでまぁ大丈夫やろう
俺ん家に上杉が迎えに来て、3人で上杉の車でミナミに行く予定。
電車の方が早いって言うたけど、車があった方が便利やからっていう上杉の考えから
車で向かう事になった。
「ただいまー」
「お帰りー」
「今日、何?」
「帰ってきていきなりご飯の確認ですかw」
「いつもの事やん。ほんで、明日ご飯いらんわ」
「どっか行くの?」
「ちょっと上杉と出掛けてくる。文孝も連れて行くから、明日は母ちゃんのんびりしといてや」
「フミも?」
「そう、文孝も一緒に行くから」
「あんたと上杉君おるから大丈夫やろうけどあんまり遅くなりなや」
「大丈夫やって」
風呂に向かう途中、フライパンからバターの匂いがする。母ちゃんがフライパンの蓋を開け
ると白い煙の中に薄いピンクの魚の切り身が見えた。
今日は鮭か。勿論、俺は皮まで食べる派だ。骨も少なくて食べ易いのもいいな鮭は。
「文孝、明日上杉君とヒロとどっか行くん?」
「うん。いつも一緒にゲームしてる人が大阪来るんやって。それで3人で会いに行くねん」
「へーわざわざその為に大阪来るの?」
「違うよ。仕事で来るんやって。だからそのついで」
「なるほどねー あんまり遅くまで遊んでたらアカンよ」
「うん」
風呂から上がってくると母ちゃんが文孝に明日の事について何やら探りをいれている様だった。
「そんなに心配せんでも大丈夫やって!俺と上杉おるんやから」
「だから心配やねん」
「どーゆう意味やw」
母ちゃんはそれからは明日の事には何も触れなかった。
「ごちそーさま」
「あんた鮭だけはキレイに皮まで食べるな」
「骨、ほとんど無いからな。これやったら俺でもキレイに食べれるわ」
食器を洗い、部屋へと急ぐ。明日の作戦会議せな。
ハルさんの都合も確認して・・と自分でもよく分からんかったけどいつになくワクワクしていた。
PS4の電源を入れ、ログイン完了。
上杉とハルさんはまだログインしていない様だ。先にVCだけ建てとくか。
日課のモブハントボードから今日の獲物を確認。
このフェイトがらみのモブが面倒くせーんだよなぁ。なんとかならんもんかねコレ?
なかなかフェイト沸かねー時あるからそれがねぇ・・・
文孝がメシと風呂を終えて部屋に入ってきた。
「兄ちゃん、何かしてるの?」
「んー?モブハントー」
「上杉とハルさんは?」
「まだやな」
「ふーん、遅いね今日」
「ハルさんは明日の準備とかしてんちゃうか?」
「そっかーじゃあ仕方ないか」
「まぁじきに来るやろ」
ラノシアで最後のモブハント「ジョリーグリーン」をボーと待っていた。
フェイトが沸くであろう場所で待機してるとグローブ?みたいなやつ
「ヘルズクロー」って奴がウロウロ。あーアイツやってみたいけど無理やろなー
Aモブってやつやろアレ?いつかソロでやってやると今日の所は我慢し
「ジョリーグリーン」と上杉、ハルさん待ちをしていた。
「お疲れーい」
上杉登場である。
「ハルさんはまだか」
「まだやな。明日の準備してんやろ」
「文孝、明日おしゃれしてこいよw」
「えーオシャレとか無理」
「制服着ていけや」
「上杉ー それはイヤや」
「こんばんはー♪」
「おー来た来た」
「ハルさんこんばんはー」
「明日の準備してたら遅くなりましたでする」
「いよいよ明日やねーハルさん」
「う、うん」
「忘れんうちに明日の打ち合わせしとこ」
上杉がハルさんの宿泊予定先のホテルや当日の待ち合わせ時間を確認していく。
打ち合わせっていうてもハルさんに確認しておく事はそれ位。
ハルさんに迷子になると困るのでくれぐれもホテルから出てウロウロしない様に釘を刺す。
「分かりましたでする。大人しくみんなを待ちまする♪」
「よーし!じゃあ明日な」
「おう」
「分かったー」
時刻は23時半を少しまわったとこ
初めてみんなが集まるまであと19時間!!くらい・・・