時をほぼ同じくして、南部森林キャンプトランキル沼地東にて
「ヒヤメシの奴、どこいったんだ?野暮用とか言ってさっさとどっかいっちまって」
頑強な鎧に身を包み大きな盾を背負った女のミコッテがブツブツ言いながら辺りを見回している
大きな盾が象徴するように職業はナイトのようだ
「まったくですね、スピリィアさん 探すこっちは大変だっていうのに」
白いローブような服を身に纏い うっすらと光る妖精を従える女のヒューランがナイトに同意しながら一緒に辺りを探している
妖精が象徴するようにどうやら職業は学者
「まぁまぁ二人とも、愚痴らない愚痴らない マップの反応からこの近くだっていうのはわかってるだから 楽しくいきましょう」
さきほどの学者とは対象的に黒いローブと攻撃を象徴するような杖を携えるララフェルが二人をなだめながらマップを見ている、強い魔力を操る杖が象徴するのは黒魔道士のようだ
「のえさん りなさん、すまんな、捜索つきあわせてしまって」
二人「いえいえ、気にしないでいいよぉ」
口をそろえてナイトに向けてそう言うと笑顔で首を横に振った
沼地の東を北方面に闇を分けるようにして進んでいく3人、ようやく沼地を抜けたかと思うと急にナイトが足をとめて後ろの二人に静止を促す
「重ね重ねすまんな二人とも」
二人「??」
何を謝罪してるのかわからない二人はナイト顔を見る、さっきまでめんどくさそうにモンクを探していた表情とは違い 緊張を纏ったあるいみ イケメン(?)ナイトの表情にかわっていた
「敵にみつかっちゃった、しかもめんどくさいやつ」
ナイトの視線の先にアーリマンと呼ばれる妖異がケタケタと笑いながら大きい1つだけある目でこちらを凝視して接近しているのが後ろの二人にも確認できた
「とんだ災難だぜ 二人とも戦闘準備よろしく!!」
「はーい」
「ういうい」
ナイトはそう言って背負っていた盾を左手に剣を右手もち戦闘の体勢に入ると学者と黒魔道士もそれに呼応し、学者は腰につけていた本を右手でつかみひょいっと空中に投げ左手でキャッチと同時に本のカバーの留め金を親指ではじくと右手で撫でるように本のページを開く、その動作に妖精もスっと学者の近くへ来て待機する
黒魔道士も持っていた杖自分の前で両手をつかい3回転ほどまわし左手でその回転を静止させて杖の核の部分に右手を添え戦闘体勢にはいった
「いくぞ!!」
ナイトは気合を入れてアーリマンに攻撃をしかけるべく突っ込んでいった