ルガ姐とレベリングルーレットに行った。
シャキッた構成は、剣術士、白魔道士、竜騎士(姐)、機工士(私)
場所はタムタラ、剣術士は初見。
「タンクが初見かあ、さあ、どうなるか」
と、舌なめずりするルガ姐が見えたような気がした。
タンクが何もせずに進み出したので
「スタンス!」
と、あわてて打ったが、タンクはそのまま第一雑魚に殴りかかっていった。
ここまではよくある。私もやった。
今度はルガ姐が
「タンクさん、スタンスを発動させてください」
と、打ったが第二雑魚に突撃して行った。
これは、英語か。
ルガ姐が勇気を出して渾身の一言を発した。
「stance」
タンクの心には響かなかったようだ。
しかし、ルガ姐のハートに火がついた。
「タンクのスタンスなしで、クリアしてやろうじゃないか」
(後で気が付いた。スタンスなんてスキル名は剣術士には無い。相手は初心者だし、ここは「アイアンウィル」と言うべきだった)
「タンクが殴ってない奴を釣り出して各個撃破!ヒーラーに行ったら最優先!!」
「わかった。そっちにタゲ合わせる」
ヒーラーもすぐにこちら側の意図を察してくれ、縛り攻略が開始された。
とても緊張感があって、賑やかでしたよー。
DPS二人で何回か死にかけたが、ギリギリでクリアできた時の達成感。
「いやあー、大変だったけど、すごい楽しかった。こんなものいいねー」
と、ルガは満足気に言った。
やめてよ、また当たったら、どうするの。
ヒーラーさん、泣いてたんじゃない?
翌日のルーレット。
ストーンビジル。
何の因果かタンクは初見。
バフ欄を注視する。
アイアンウィルのアイコンが出た瞬間、おおいに賞賛した。
「ありがとう!よくやってくれた。もうタンクの仕事は半分終わったよ!」
こっそり大喜びする二人。
そして、始まるダンジョン攻略
「まとめるなら、バフを焚いてー!」
と、学者のルガ姐が叫んでいた。