いっけえぇぇぇ!!――世界がまだ分かたれる前。
好きな相手と思う存分イチャコラ三昧をしていた百合ップルの片割れミトロンことアルテミスは、ハイデリンキックにより魂を分断され、転生を繰り返すうちに気づくとおじさんになっていた!
(参考:
暁月秘話アンコール「いつの日か巡りゆく命」 在りし日のミトロンとアログリフの様子が垣間見れる読み物です。未読の方は是非)
オリジナルの記憶を取り戻した時の彼(彼女?)の心中を思うと甚だ同情の念を禁じえないが、彼の苦難はこれで終わりではなく、人使いの荒い上司にこき使われた挙げ句、第一世界の光の戦士との戦いで転生できないほどに敗れ去り、遂には人ですらない異形の罪喰いと成り果てる。
僅かに意識を取り戻しても肉体の制御はできず、できたのは想い人の名を呼ぶことだけ。
死や消滅より辛いかもしれない地獄の歳月。もしかしたら声が届くことは永遠にないかもしれない。
だが奇跡は起こった。
声に導かれ、想い人の転生者ガイアがついに彼の前に現れたのだ!
しかし彼女は未だ記憶を取り戻しておらず、そこに居合わせた同世代の少女リーンと仲を深め始める。
それはさながらかつての自分たちを彷彿とさせるもので、彼にしてみれば寝取られたような思いだっただろう。
おじさんは激怒した(多分)。嫉妬もした(きっと)。
耐えかねたおじさんは逆転の秘策をもって寝取られ返しを敢行した。
すなわち、ガイアと融合し記憶を共有することで想い人のかつての記憶を呼び覚まそうという策だ。
その策は成功した――が、リーンの保護者役をしていた原初世界の
最強の暴力装置光の戦士により、その企みは阻止されてしまい、彼は星海へ還ることとなる。
…………こんなのおじさんがかわいそうすぎるじゃん!古来より百合の間に挟まる男は悪とされるが、ミトロンおじさんだって元々は女の子だったんだよ!
好きでおじさんになったんじゃないんだ!
なのにおじさんってだけでどうしてこんな目に遭わなきゃならないんだ!
おじさんにもっと救いを!!というわけ(かどうかは知らんけど)で、あの時おじさんの力がもう少し強かったら別の未来があったかもしれないというどっかの誰かさんの妄想から、百合の間に挟まるおじさんはさらに挟まり度を高めるのであった。
生まれ変わったはさまりおじさんの運命やいかに――!?
『絶・はさまりおじさん奮闘記』■第1策「別のおじさんで気を逸らすぜ!」さっそく手始めにシヴァを再現したリーンを乗っ取ったはさまりおじさん。まずはおじさんとおじさんの悪魔合体サンジート(ランクレッドかもしれない)を召喚しヘイトを逸らす作戦に出る。
しかし実際はお義父さんとお義父さんの悪魔合体だったためおじさんパワーが不足し、かつてよりソイルの種類が減り線に色が付き体力も控えめという、お義父さんの優しさが明るみになるだけとなり失敗。
■第2策「中身がおじさんの女の子はお好きかな?」おじさん召喚作戦が失敗するやいなや早速自ら打って出るはさまりおじさん。中身がおじさんなので躊躇いもなくお着替えを披露。なんなら分身作って2体同時お着替えも披露。これなら目のやり場に困るだろうとの算段だったが、あいにく光の戦士は着込む方には耐性があったようで思ったほどの効果が得られず、劣勢に追い込まれ自棄になって力を暴走させた結果、氷漬けになり動けなくなってしまう。
おじさんが入ってるとはいえリーンでもあるので、リーンを助けようとしたガイアにより窮地を脱出。
「フッ、助かったぞ、ガイア……!」
(はさまりおじさん迫真のひとこと)■第3策「寝取られ返しも健在です」危うく自滅しかけたはさまりおじさん、ガイアが現れたのを良いことにすかさず洗脳、アログリフの記憶を呼び覚ますことに成功する。自滅しかけて辛いのか洗脳に力を使いすぎたのか、アログリフに光の戦士の相手を任せおじさんは引っ込んでしまう。だが起き抜けにいきなり激しい運動は厳しかったとみえて、アログリフもまた光の戦士に追い詰められてしまう。
■第4策「はさまり大作戦」はさまりおじさんは気づいた。はさまりは2人の女の子がいて初めて成立するものだと――。
別々に戦っている場合ではない。同時に戦ってこそのはさまりである!
お着替えタイムで気を逸らせている間にアログリフを休ませ、回復したところで呼び戻し、波状攻撃でねじ伏せる。さらには邪魔な転生ガイアとリーンの記憶も巻き込んで消滅を狙う。
二段構えの完璧すぎる作戦。これは勝ったなガハハ! と思いきや、そこは世界の危機を幾度となく救ってきた光の戦士、ループものか死に覚えゲーの主人公かというような立ち回りで記憶を守りきりつつミトロンとアログリフを撃破してみせるのだった。
■最終策「はさまり大作戦・ファイナル」2人同時攻撃も記憶消去も失敗し万策尽きたかのように思われたはさまりおじさんだったが、最後の手段としてアログリフとの融合を画策する。しかし、記憶消去が不十分な状態での融合が仇となり、ガイアの意識が融合術に干渉、結果、はさまりおじさんも予期せぬ事態が発生した。
1つの身体にミトロン、リーン、ガイア、あと反応ないけどアログリフもいるはず、と4つの意識が同居することとなったのだ。1人のおじさんと3人の女の子――いや、ミトロンとてかつては女性だったのだから、4人の女性が1つになったと言っても差し支えないだろう。
2人いればはさまりは可能なのに倍の4人! ペアの組み合わせは6通り! しかもゼロ距離だからはさまれ度は計測不能の無限大! 見よ、ここに楽園(エデン)が誕生した!!!!
喜びに打ち震えるはさまりおじさんだったが、当然百合の間に挟まる罪深さも無限大となり、正義の味方光の戦士がこの事案を見逃すはずもなく、問答無用で成敗となり彼は成仏、世界に平和が取り戻されたのであった。
ちゃんちゃん。
リーンとガイアの間に挟まるはさまりおじさん
はさまりおじさん改め後方腕組みおじさん
「そうか……、百合ははさまるものではない、遠くから見守るものだったのだな」
武器の記念撮影
「はさまりおじさん」というワードが固定内で流行したせいで、クリア日記もおふざけな感じになってしまいましたが、ここからは真面目モードで今回の絶を振り返っていきます。
そもそも今回の絶、当初は現行での参加を見送ろうと考えていました。
理由は仕事が忙しく責任持って絶に参加できるか怪しかったため。
私のプレイスキルは凡庸なので、絶に参加するとなると活動時間の他に大量のイメトレ等の時間の確保が必要になります。その時間の確保がままならない状態での参加は無責任だと考えたわけです。
しかも私のメインジョブは召喚。ご存知の通り、現在の召喚はキャス枠最弱である上、キャス枠には公式チートとも称されるピクトマンサーという圧倒的強ジョブが存在します。
今の運営の方針からすると、多少の調整は入れど、この関係性が覆るような調整は来ないだろうと思いました。
実際、そのとおりになりました。もとより絶への参加を諦めてたのもあり、ピクトマンサーの練習をすることもほとんどなく時は過ぎ、パッチ7.1まであと2週間ほどとなった時、転機が訪れます。
仕事の報酬があまりに割に合わず、ペリカが半分になろうが0になろうが大して変わらん! と思い、仕事を失う覚悟で仕事を半分にしてくれと交渉したところ、交渉が成立したのです。
当然収入も半減するが、自由に使える時間が一気に増えました。
そして思ったわけです。
あれ、これもしかして絶行けるのでは? と。
しかし考えてみてください。この大ピクトマンサー時代にほぼ召喚しか触ってましぇーんって人間を拾う固定がどこにあるのか。
まーさすがに無理かなと思いつつ固定探しをしてみると、条件のよさげな固定を発見。
ダメ元で応募してみることに。
以下、その時のDMの超絶意訳ダイジェスト版。
私「召喚以外のキャスターの練度低いですが、これからピクトマンサーの練習はしようと思ってますので固定採用検討してもらえません?」
主「面談する前にピクトマンサーでの高難度コンテンツ挑戦状況教えて」
私「零式1層1回やったくらいですかね…。でもこれから最大限の努力はします!」
……自分で言うのもなんだが、就活でよくいる「やる気だけはあります!」っていう口先だけマンみたいなやつ、私が主だったら信用せんぞ。
しかし意外にも、面談を経てまさかの採用のお知らせが!
我が目を疑って五度見くらいした。そっからはもう後には引けない背水の陣ですよ。覚悟決めるしかない。
とりあえずパッチ7.1来るまでの2週間、木人殴りをした上でほぼ毎日零式に通い、パッチ来てからは極エターナルクイーンに通い必死に練習しました。
途中で極エタのマウントがうっかり取れてしまったために、極ゾラージャに切り替えたり、ちょうどキャス界隈で名高い実力者の方がピクトマンサーについて詳細に語った読み物が流れてきたのでそれを穴が開くほど読んだりと、まあ最大限の努力という言葉を95点分くらいは実践できてたかと思います。
しかし全ジョブ中ぶっちぎりで回しが楽な召喚に甘え続けた人間がそうそう簡単に他ジョブを扱えるようになるわけもなく、少しずつ成長は感じられるものの、絶に間に合うかはだいぶ怪しいぞという感触でした。
ちなみに固定の顔合わせでは応募ジョブだからと召喚を出し、極エターナル初見チャレンジでは蘇生あった方がいいよねと自分に言い訳しつつ召喚を出してたので、固定メンバーは私がどれくらいピクトマンサー練習をしてたのか知る由はなかったと思います。
そんなこんなで絶実装を迎え。
ほんのりアッパーが入ったし、とこの期に及んで召喚を出す私。
初日で薬とLB1使いつつではあったけどP1を突破し、召喚でもいけるのでは!? と希望を抱く。
しかし召喚の強みである蘇生が生きる場面がほとんどなく、召喚を出すメリットが感じられなかったのも事実。
どうしたもんかと悩みつつ、ピクトマンサーに切り替えられるようにピクトマンサーでP1のイメトレをして迎えた2日目、自信がまだなかった私はまたしても召喚を出す。
しかしやっぱり召喚のメリットが全く感じられない。意を決して休憩のタイミングでメンバーにおそるおそる「ピクトマンサー出してみてもいいっすかね…?」と切り出した。
そして休憩後ピクトマンサーに着替えてやってみたところ、P1超余裕で突破。
これLBいらんどころか薬もいらなくね? このジョブやっぱぶっ壊れだわ! となり。
もうね、さすがにね、自分でも「これはピクトマンサーで行く以外ねえな」と思いましたよ。
というわけで以降は不慣れジョブにヒィヒィ言いながらピクトマンサーと格闘することになったわけです。
余談ですがコンテンツごとにミラプリ作る派の私、今回は百合百合しいコンテンツということで女の子感を出していくというコンセプトのもと、メインジョブの召喚はコンテンツの雰囲気に合わせてエデンモーンを中心に組んだミラプリにした一方、同系統じゃつまらんからピクトマンサーは普段自キャラが絶対しないような格好にしようと、オタク絵描き女子をイメージして作ってあったんですが、まさかその格好で挑みクリアまですることになるとはね……まあ、たまにはそういうのもいっか~。
そんな感じで始まった絶エデン、想定していたより遥かに進捗が良く終始ビビってました。
まさか4週目、それもほぼ3週目に近い4週目クリアするとは思いもよりませんでした。
私が現行でやった絶は竜詩、オメガ、今回のエデンの3つで、竜詩とオメガはいずれも3か月半程度かかってましたからね。いくら今回の絶が竜詩オメガよりだいぶ簡単だったと言ったって、ここまで早くなるのはさすがにびっくりです。
竜詩オメガと比べると週の活動時間も多かったですし、時間外の予習やイメトレなんかも全員ちゃんとやる人だったってのも大きかったと思います。
主さんが纏めてくれてた進捗表。
おかしいな、私は週15時間の2か月半目標固定に入った気がしたんだが……?まあ私は時間と体力が許すなら練習いっぱいしたい派の人間なのでありがたい限りなんですが、進捗が良すぎると必然的に予習イメトレに使える時間が減るので、足りないプレイスキルを時間でカバーするタイプの私にはなかなか付いてくのが大変だった部分はあります。でも固定の空気が良くて精神的ストレスが皆無だったので辛いと感じることはなかったです。ありがたや。
メンバーのみなさん、こんな地雷臭漂う人間を拾っていただき、共に戦ってくれて本当にありがとうございました! 感謝!!
特に楽園絶技は、再生3層の絶技2種より難易度落ちてると思う。
シンソイルセヴァーは立ち位置のシビアさ、判断時間の短さでやっと絶らしさが多少出てきた感じ。浮かされるせいで正確な位置が分かりづらい&ボスエフェクトが派手過ぎて床模様が見にくいのが嫌らしポイント。