さて。じゃあ歩いて目的地に行こうかね。エンドウォーカのデバフ付いてる。終わりの旅を孤独に歩む状態でその足取りは重い。ミニオンも呼べない。走れないし歩くだけ。足取りは重いからな。
黒い影の側を通り過ぎたら声がした。突然でびっくりした。
「お前が進もうとするなら背中くらいは押してやる」
誰!?知ってる声だった。
黒い影が道標だな。
「案ずるな!お前の味方はここにもいるのだ」
……これはオルシュファン……オルシュファンの声だった。オルシュファンだった。これ絶対オルシュファン。オルシュファンじゃなかったらごめん。
「今正に、我々は嵐の中にいるといえよう」
これ提督の声に聞こえるな?提督生きてるよね。
「見たであろう……多くの民が戦いに疲れ、信じるものを見失っている様を」
これアイメリクのような気がする。
「それでも人は懲りる事なく寄り添い、共生を諦めぬもの」
これはナナモ様。
「我々が絆を忘れずに一致団結でいる限り!」
これはラウバーンかな。
「私たちはこの困難に立ち向かっていけると信じています」
これはカヌエ様。
「わしらはまだ道半ば……然るうちはお互いただ笑っていよう」
ヒエン。
「英雄と呼ばれた冒険者はこうしてまた歩み出した」
パパリモ……。
虹色の階段を上り始めたけど相変わらず強制歩行モード。
「踏み出した先に何があるのかを知らず、それでも進まねばならない」
誰だこれナレーションの人。誰だ?
「だから、祈るのだ。己の手が届かん領域をせめて想いが埋めるようにな」
誰だろ。パパリモに似てるけど違うような。
パパリモさっき出たしな。
こっちがパパリモ?私、声の聞き分け出来ないんだよ。
声を覚えられないから。
「はい……私も、精一杯祈りたいと思います」
シリナのような気がする。
あーじゃあさっきの声はおばあちゃんか。名前出てこない。
「我はお主ほど心強き者を知らぬ」
ラーヴァナっぽいが分からん。
「希望の灯火はまだ消えてはいないわ。あなたがいる限り何度でも灯す事ができる」
ミンフィリアーーーー。
「さあ……そろそろ終わりだぜ」
誰だ本気で分からん。このキザな男の声誰だ。
最果ての中心にメーティオンがいた。
本当にここでおしまいだと言われた。彼女達の籠ってる残骸(レムナント)に続く道は無いと。
レムナントがID名だと知ってるのでそこに続く道はきっとどこかにあると思う。
ここに渦巻く想い達は命を肯定していないとメーティオンは言う。
「みんな頑張って生きてきたけど最後にはそれを呪ったのよ」
まあ気持ちは分かる。
願いは叶わなかった。
祈りは届かなかった。
ひとつたりとも報われなかった。
そんな想いが集ってるから至るべき場所へ辿り着けるという可能性は存在しないらしい。
メーティオン、親切にペラペラ喋ってくれるよね。もう私1人だし相手にする必要無いのに。
最初から届くようになってないと彼女は言う。
「だからアーテリスで待っていて欲しかったのに」
悲しそうに呟いた.こういう所は昔のメーティオンみたいね。
立ち尽くしていても虚しいだけだし、私が足掻くと仲間達の魂も安らぎを得られないと言われたけど、皆には足掻けって言われてるのよ、残念ながらね。
苦しみを終わりにしよう。それ以外に何を望むの?
メーティオンに問われたけど私が望むのはラハ君を始めとした仲間をドラゴンボールで取り戻す事よ。
ドラゴンボール出した。アゼムのクリスタル。
皆の声が聞こえる。文字に出てる以外にも色んな声が聞こえる。
ヒュトロダエウスとエメトセルクの声もしたから泣いた。
「いつか星海に還る時に思い出すのかな」
「私に託されたものを投げ出すなよ」
エメトセルクの言葉はずっと私の指針になってる。
ずっと覚えておく。
投げ出さない。
選択肢が出た。
「ここで投げ出すものか」←
「自分は必ずたどり着く」
アゼムのクリスタルが光った。
暁の皆を召喚するんだと思ったら違った。
見えたのは黒いローブ。
白い仮面と赤い仮面。
ヒュトロダエウスとエメトセルク……!!!!
こんなの号泣するだろ。
「まったく……「覚えていろ」と言った方が忘れていただと?とんだ道化を演じさせてくれたな、ヘルメスめ……!」
エメトセルク、やっぱり死んだんだ……。
魂が洗い流されて記憶を思い出したのならやっぱり死んだのか。
「お陰で落ち落ち眠れず、こいつの旅を見続けるハメになった」
エメトセルク見てたの……。
ナレーションだったのは、見てたの。妙にこちらに話しかける口調だと思ってたら見てたの。そんなの漆黒の頃と同じじゃない。
一緒に旅してたようなものじゃない……。
「いいじゃない、とても見応えがあったよ。みんなして、あんなメチャクチャな進み方するなんてさ!」
完全体のヒュトロダエウスに会えるとは思わなかった.もうこれ全部の記憶あるんでしょ。再現されたアーモロートでの記憶は無いだろうけど。
あとこの言い方、この2人は星海から見てたのかな。でもエメトセルクのナレーションは最初からだった。じゃあ最初から、暁月の最初から見てたのかな、やっぱり。
「……だからこそ、だ。ワタシ達だけこのまま消え失せるのは、ちょっと、ねぇ?」
最終IDのフェイスのお供は誰なんだろうと思ってたけど、まさか最後もこの2人が手伝ってくれるの?
あ、違う。違うわ。最終IDの手伝いじゃない。最終IDへと続く道。それを作る為に呼ばれたんだ。
だってこの先に続く道は無いんだもの。行き止まりになってるのを進む為の道作り。
それがヒュトロダエウスとエメトセルクの役割なんだ。
彼らはまだ魂が残ってる。魂さえあれば、想いさえあれば、道は作れる。
作れるけど、戻ってきたと思ったらまた目の前で失うんです!?
「本当、喚んでもらえて良かったよ!」
ヒュトロダエウスが笑う。
メーティオンは2人を見て「あなたたち……何……?」と不審そうな嫌悪感を含んだ顔で見る。
気持ちは少し分かる。突然出てきたものな。
このメーティオンには2人の記憶は無いんだな。一緒に行動したじゃん?
「何って、単なる消えかけの死人だよ」
エメトセルクが茶化すように言う。
「心配せずともお前を斃すような力はない。こいつに負けた時点で主役は譲っているしな」
エメトセルク、私に負けるまでは主役のつもりだったのか。
エメトセルクがこっちを見てた。
「だが、お前に一矢報いるこの時を待っていた」
エメトセルクもメーティオンにしてやられた口だものな。仕返ししたいと思ってたのか。
メーティオンがいなければ終末の厄災は起こらなかったし、古代人の魂も14に分かれる事は無かったもの。
エメトセルクはヴェーネスの事を負けず嫌いだと言った。
自分をこの時代まで残しておいたのは歴史を繋ぐ為か、終末の真相を忘れていた事への当てつけか、と。
あの時私とヴェーネスしかあの場から逃げ出せなかったんだから、忘れてしまうのは仕方ないと思う。
あと、ヴェーネスってやっぱり負けず嫌いなんだ。アゼムだった者だしな。納得。
至極好意的に解釈するならこんなオチが起きる可能性を残したのだろうけど、その程度で手のひら返しできるほど自分の人生は軽くなかったから礼はしないとエメトセルクは言った。
エメトセルクも負けず嫌いだし素直じゃないよな。
エメトセルクが私を見た。
人をこの場所に至らせた事。終末を謳う者のいる最果ての場所まで至った事。
それはエメトセルク達アシエンのやり方では無理だった。
「ならば賛辞と、最後の旧き人への手向として、口上の一つくらいは垂れてやろう!」
エメトセルクが褒めてくれる。ありがとう。
「終焉を謳うものよ、私達はお前によって終わらない!」
力強いエメトセルクの言葉。これなら勝てるわ。勝てるけどエメトセルクは消えちゃうのね。でも元々魂だけの存在だったんだから、私が最後の結末を迎えるまではこの宙域にいてくれるって事でもあるよね。
私が動ける限りは皆の魂はここにいるのだから。
「それが、あの星の過去に生き、今を生きる者からの答えだ!」
エメトセルクとヒュトロダエウスの身体が光った。
ヒュトロダエウスがせっかく招かれたのだからワタシ達で1つ創造魔法を披露しようと言った。
創造魔法局局長ヒュトロダエウスと、魔力だけなら増大なエメトセルクの創造魔法ならすごそうね。
この場に満ちる私の仲間達の想いをより合わせて新たな道を作る。
君達2人だけの想いじゃ足りないのか?まあ簡単に道を作れるのなら何でもいいわ。
取るべき形は私に決めろとエメトセルクが言った。
辿り着く事などないと言ったメーティオンに示すにふさわしい形。
何だろう。鳥かな。船?飛行機?翼?羽?
道だよね、階段?
思いつかない。
「其は叡智……黎明の星を綾なす枝……我らの御手は創世を為す……!」
ヒュトロダエウスが呪文を唱えた。
エメトセルクが指を鳴らした。
花だった。エルピスの花。辺り一面にエルピスの花が咲き乱れる。
こんなの泣くだろ。
ヘルメスの声がする。
あの日のヘルメスの声が。
ヘルメスは飛び方をメーティオンに教えたけど歩き方を教える事はできなかった。
きっといつかメーティオンに歩き方を教える人が出てくる。
そうしたら君に花を贈ろう。
花を贈ろうと言うヘルメスの声が聞こえる。
メーティオンは膝を抱えてしゃがみこんだ。
エルピスの花……希望の花がある限り元となった想いもここにあると証明されるから、この地が絶望に埋まる事はない。
もう絶望だけの宙域には戻れない。
エメトセルクが私の仲間達の魂がいつまでも戦ってる必要は無いと言った。
「喚び戻してやれ、お前と共に進む者達を」
ドラゴンボールを使った。アゼムのクリスタルを握りしめた。
皆が戻ってきた。
ドラゴンボールが消える。アゼムのクリスタルが光の粒子になっていく。
元通り過ぎて格好がつかないとサンクレッドが言った。
このかっこつけめ。
ニャンが「つける必要があるのか?」と笑った。本当だよ。
シュトラがこんな満点以上の結果をくれたからありがたく受け取らないとと言った。
ウリエンジェがアーテリスで待っている人々の所へ皆で帰ろうと言った。
ラハ君が「もちろん終末も止めて、な」と言った。
「ただいま。……私達、バッチリだったでしょ?」
アリゼーが笑った。
アルフィノが辿り着くべき結末へ今度こそ皆で進もうと言った。
よし。これで最終IDを野良CFでいかなければならない不安とはおさらばだ。フェイス使える。
メーティオンの前に進み出た。メーティオンはまだ膝を抱えてしゃがんでる。
選択肢が出た。
「旅はここで終わりだ」
「一緒に帰ろう、メーティオン」←
まだ諦めてないのです。
メーティオンを連れ戻す事を。
青い髪と青い瞳の彼女を取り戻す事を。
黒い太陽がひび割れて水色っぽい大きな丸い何かを出して来た。
「聞こえ……ますか……」
メーティオンの声だ。これ、あのメーティオンの声だ。私と遊んだメーティオン。
「わたしに、溶けた、みんな……苦しくて、悲しくて、うずまいてる……お願い……終わりを、終わらせてあげて!」
メーティオンは黒い鳥になると丸い大きなやつに入っていった。
ヒュトロダエウスが流れが出来たから彼らは先に進めそうだと言った。エーテルの見える奴にしか見えないやつか。
エメトセルクが「そうだな」と頷く。
エメトセルクが指を鳴らした。エメトセルクとヒュトロダエウスの身体が青い粒子に包まれる。
アリゼーが2人に星海に還るつもりなのかと尋ねた。まあ還るだろうね。
エメトセルクは当然だと答えた。
ハイデリンの術に生かされるのは願い下げだからと。
エメトセルクが私を見た。
私達の進む未来は彼の愛した過去ではない。だから彼らと私達は命をかけて本気で戦った。
その結果なら敗北だろうと覆さないとエメトセルクは言った。
「私が今の私である限り、この想いは砕けない」
それでこそエメトセルクだよ。
間違っても哀れむなと彼は言う。哀れまないよ。
私達に望む事があるとすれば終末を打ち払う事だけ。
「そして勝鬨を喝采に代え、万感の想いと共に、幕を下ろせ」
「それでこそ次の公演が始められるのだからな。新たな舞台と新たな役で……お前達も、私達も」
常々エメトセルクは芝居がかった話し方をすると思ってたけど、ついに舞台と本人が言い出したぞ。
音楽が止まった。
このままエメトセルクが消えるのかと思ったのに音楽が変わった。
これはアーモロートの音楽。
エメトセルクがため息をついて、私に豊穣海に沈む海底遺跡に行った事があるかと問うた。
どこだそれ。
オサード小大陸の北、流氷に覆われたブラインフロストを超えた者だけが辿り着く秘宝の島を見た事があるか。
どこだか分からん。多分無い。
新大陸の眩き黄金郷。
南洋諸島に忘れられた人々が遺した神子像の祭祀場。
エメトセルクの挙げる場所は全然知らないけど、彼が全部見た事があるのなら長生きしてるだけあるな。しかもそれ全部覚えてるんか。
流石覚えておけと言い捨てて消えていく男。
「アラグの時代に蹂躙された南方大陸メラシディアの今を知っているか?」
知らないけどそれは見てみたい。
エオルゼアにもまだ知らない真実がある。十二神の正体とか。あ、それはアグライアで分かるらしいよ。
もっと視野を広げたら鏡像世界のいくつかには驚くべき文明が興ってる。
鏡像世界は簡単に行き来出来ないと思うけど。
「……アゼムのクリスタルを持つ者だろう?それくらいは当然見ておけ」
アゼムってあちこち旅してたんだっけ。
エメトセルクは知らないんだっけ?
私はクリスタルだけじゃなくてアゼムの魂を持つ者なんだよ。いや知ってたわ。貴方前に言ってたわ。あいつの魂を持つ者だって、私の事を言ったもの。
エメトセルクが微笑んだ。
「……私は、見たぞ」
話すって事は全部見てるんだろうなって分かってたよ。
自機、めっちゃ対抗する顔してるんだけど悔しいんかい。
「それじゃあ、またいつか会える事を願ってるよ。お互い違う形になってたとしてもさ」
ヒュトロダエウスが言う。会いたい。泣く。
私には分からなくても魂の見えるお二人さんには私が分かるしな。
次に生まれ変わった時に2人がまた魂を見える力を持ってるかは分からないけど。
「その時は、何度でも、一緒に楽しくやろう」
ヒュトロダエウスからの約束。
叶うかどうか分からない約束。
でも叶うかもしれない約束。
「勝手に巻き込むな……私は厭だ」
エメトセルクが腕を組んだ。
そう言われると巻き込みたくなるよねーヒュトロダエウス。
ヒュトロダエウスが「えーつれないなあ」と言った。
エメトセルクがじっとこちらを見る。何も言わない。ガン垂れてくる。
こちらも見つめ返す。
2人の身体が光った。光って上に登っていって、消えた。
ラハ君と話した。
「彼らはさ、「古代人」って存在じゃなくて、確かに「人」だったんだと思う。
初めて転んで……痛みをどうしたらいいのか、どうやったら起き上がれるのか知らなかった頃の「人」……。
そしてオレ達はそこから繋がってるんだ。最初はハイデリンによって立ち上がらせられ、以来泣きながら、憤りながら、怯えながら、歩き方を学んできた「人」なんだよ」
エメトセルク達の事を人だと思ってたよ。古代人と呼ぶけど彼らも人だよ。
ニャンは心配かけたなと言った。
先に進む方法を理解してた訳じゃないけど、あの時は言わずにいられなかったらしい。
とてもニャンらしいわ。理屈は分かってないのに本能で分かっている所がとても。
竜達の想いの渦から逃げなかったのは拾われた命をここで使うならかまわないという考えが半分と、お前達ならまためちゃくちゃなやり方でどうにかするだろうという信用が半分。
悪い賭けじゃなかっただろ?と言われた。結果としてはね。
サンクレッドは事情は大体把握できてると言った。
デュナミスに呑み込まれてる間は不思議な感覚で、暗い海でもがいてるようだった。
それ結構苦しいんじゃないか?怖くなかったの?
そこには生命への憎悪や嘆きや嫉妬や破壊衝動が渦巻いていて、彼はそれに抗っていた。
……想像より酷かった。
え、サンクレッドすごいな?1番最初に呑み込まれたから今までずっとそれに抗ってたの!?
他の皆もそうだって事よね。すごい。精神力が強いわ。私はすぐ負けると思う。
時折泡が浮かんできて、そこに私達が進む姿を見てた。
長い事そうしてたようにも思うし短かった気もするとサンクレッドは言うけど、リアルタイムで言うと結構な時間が経ってるので長いと思う。
よく頑張ったね。偉い。すごい。
目覚めた後に思い出す夢みたいにはっきりしないけど、私達の奮闘は知ってるらしい。
その泡で見てたのかな。
ウリエンジェは祈ってた。束の間去り抜く者達へと。
エメトセルク達古代人や、滅びの時を迎えた多くの星の生命達へ。
自分がどんなに苦労したとかは言わないのね。まあ全部サンクレッドが言ってくれた。
ウリエンジェもありがとう。頑張ったね。
シュトラはエメトセルクから大変な課題を出されたと私に言った。
あれらを全部見ておけというのは大変なのか。
とりあえず十二神の真実はアグライア開放すれば分かるけど、鏡像世界は難しいよね。
でもさ、他の鏡像世界に自由に行き来出来るようになればシュトラも第一世界に帰れるよ。ルナルに会えるよ。だからその方法探すの頑張ろうね。
いくつかは協力しても良いとシュトラは言ってくれた。鏡像世界の件協力してくれないか。
その為にも決着をつけて一緒に帰ろう。
アルフィノは、エメトセルク達やゾディアークと共に還った古代人達や星海の深淵で眠りについたアモンも、終わりに辿り着いた人々がまた新しく始めれらる事を願うと言った。
ヒュトロダエウスはゾディアークと共に還ったはずなのよねー。
あの時何か言ってたな。ねぇハーデスしか台詞覚えてない。
過去日記読めば多分書いてる。
その為にも終末にアーテリスを滅ぼされる訳にはいかないとアルフィノは言う。その通りね。
アリゼーはエメトセルクにどんな言葉をかけるのも違う気がすると言った。
ただ、彼らが私の窮地に駆けつけて道が拓けた事に今は全力で応えたいって。
いやーまさか喚んで来るとは思わなかったよね。
誰を喚ぶんかと思ったらまさかあの2人だと思わなかったよ。号泣した。
その為の準備は万端だから、エメトセルクの望み通り幕を下ろしに行こうと言った。
ところで皆、エルピス時代のエメトセルクの顔は初見のはずなのに、あっさりエメトセルクだと認めてたわね。
声が同じだし、ソルの顔もおそらく自分の顔に変えてたから面影はあったものね。
髪型違うだけでそっくりだしな。
ヒュトロダエウスは初見だから、誰も何も言ってくれないのが悲しい。
私は彼については色々と語りたい事があるんですけど。
「さあ、みんな、フィナーレよ!」
次のクエストタイトルが暁月のフィナーレのような気がして来た。
ウルティマ・トゥーレ、飛べるようになったぞ!
アリゼーはアーテリス中で勝鬨を上げれば星海で眠っていたってきっと聞こえるから、最高の喝采で次の舞台へ送り出そうと言った。
2023年8月15日④