キャラクター

キャラクター

  • 0

エオルゼアを振り返って 十一章 あの日見た今の場所

公開
グリダニア北部フォールゴウドにあるとある家の一室でペンを走らせる音がする
見た目20過ぎぐらいのミコッテだ
一息ついたのか彼女は一言「ふぅ」と言い椅子の背もたれに体重を預ける
「***は、いる?」誰もいない場所に声を掛ける、と返事があったのか手に持っていた手紙を掲げ
「うん、これを***に渡して欲しいの」
返事をしてるのか小さな何かが動く気配がする
「お願いね・・・もぅ、泣かないで今までありがとう」
腕を広げ小さな何かを優しく抱き締める仕草をし、目線を自分の腕の中に向けながら
「‘あの子’をお願い、ね」
頷いてるのかミコッテが優しそうな笑顔を浮かべる
「さぁ、もう行ってそろそろアイツが来るわ」
腕の中にいる小さな何かの頭を撫で別れを告げる
「・・・さようなら」
気配が消え、部屋に静けさが戻る

「みんなごめんね・・・リリィ・・・。」
うっすらと涙を浮かべてる目をそっと閉じその時を待つ

・・・ ・・・そして

「・・・音もなく女の人の背後に立つなんて誉められた行為ではないわよ?」
その直後にドガッッッ!っと静寂を打ち消す轟音が鳴り響く

時を同じくして、場所はグリダニア南部クォーリーミルより東にある森の奥、ウルズの恵みにて静けさを打ち破る声が響き渡った
「ふえええぇぇぇっっっくしょん!!」
声の主は見た目20歳前後のミコッテである、傍には長身のエレゼンが椅子に腰掛けて釣竿を振っている
「ツクヨさんうるさいよ魚が逃げるでしょうが・・・」
「うーん?風邪引いた訳でもないけどにゃあ~」
鼻下を擦りながら不思議そうに首を捻る
「小雨も降ってきてるし、身体でも冷やしたんじゃないの?早めに切り上げようか?」
釣竿を振りながら提案してみるスケア
「何言ってるのにゃスケさん!私達はキッキから重大な任務を受け持ったのよ!くしゃみの一つや二つで根を上げるとは情けないにゃよ!」
即座に提案を却下した相方を呆れた顔で見ながら、今朝の事を思い出す・・・

『ツクヨさんスケさん、私はタキタロが食べたい、と言うことで南部森林に行って釣ってきて頂戴。人数分釣れるまで帰って来てわダメよ♪いいわね?ニッコリ』

「・・・はぁ」
家主の笑顔に拒否権はない事が伺えたので、今朝早くからウルズにて釣りをしているのだが・・・
「ツクヨさん今何匹釣れた?」
「今は3匹にゃね、後一匹にゃ~キッキ待っててにゃー!」
「・・・うーん」
普段なら1.2時間ほどかければ直ぐに釣れる筈なのだが、今日に限っては、なんだろこの胸騒ぎは?嫌な予感?それとも・・・
「(もうすぐ日が暮れる、か)ツクヨさん日も暮れてきたし今日は・・・」
「とにゃあああああああああ!!ゲットにゃあああああ!やったよおおおキッキぃぃぃ!」
「・・・ふぅ、よし帰ろうかツクヨさん」
喜びの舞を踊る相方を見て先程の嫌な予感を振り払おうとするが、曇天の空の様に一度曇った心は簡単には晴れてくれない

雨が降ってる、豪雨と言ってもおかしくないその中を二つの影が足速に動いている
「うわぁ本格的に降ってきた!ツクヨさん急ごう!」相方に走りつつ顔を向けると
「う~む」と、走りながら顎に手をやり何かを考えてるツクヨが見える
「どうしたのツクヨさん?」
「いや、ね?このままいくとにゃあ私達雨でびしょびしょでしょ?すると身体が冷えるじゃない?そうなると家に帰ったらキッキが『まぁ!ツクヨさん大変!今すぐ温かいお風呂に入りましょう!そうだどうせなら一緒に入る?』ってなるよね!やばい何これ天国にゃ?そうにゃよ急いで帰らなきゃ!何してんのスケさんおいていくにゃよ!」
キッキまっててにゃー!っと凄い勢いで走る去るツクヨを無表情のまま半目で見送る
「・・・はぁ、やれやれ」

グリダニア北部フォールゴウドの外れにある林の中
「もう少しだよーツクヨさん」
「キッキ~キッキ~キッキとお風呂♪」
スキップしながら軽快な?歌を歌うツクヨ
「やれやれ」と、いつも通り相方の変態性を横目で見ながらも先程感じた不安は消えない
(なんだろこの感じは?)
そして家主が待っているであろう家の近くにたどり着つ
「やっと着いたね、お風呂はい・・・り・・?」
「痛っ!ちょっとスケさん!急に立ち止まらないでよにゃ!」
前を歩くエレゼンの背中に鼻をぶつけて抗議を上げるツクヨには見えてなかった
「っっ!何んだこれ?!」
「んーどうしたのスケさ・・・?」
そして、横にズレたツクヨからは破壊された家屋が見えた
「・・・はぃ?」
書斎があった場所の壁が内側から破壊されたのか、庭に書斎机や椅子が散らばっており回りの地面や木々は抉れ倒れている
「ツクヨさん!」スケアの叫びに気を持ち直し
「っ!」直ぐ様二人は臨戦態勢に入る
アルテミスの弓を取りだしながら[月読]を発動させ周囲を警戒する、と目に止まる物があった
それは庭園だったモノだ、かつて綺麗だった庭園は見る影もなく、当時キッキとリリィが楽しそうに栽培してた姿が頭に浮かぶが、頭を振り意識を集中させる
「スケさん!」
返した言葉に反応してスケアは[竜脈]を発動、跳躍し音もなく屋根にの上に飛び移る。その手にはかつてニーズヘッグを倒した時に使用していたゲイボルグを握っている
(家の中に気配はなし・・・リリィもいないのか?)
どしゃ降りの中屋根の上から周囲を見渡すがこの雨の中では極端に視界が悪くなる
(くっ!雨が酷すぎて良く見えない!)
それでも何が手掛かりはないかと目を細め遠くを見つめる、すると
(ん?今遠くの方で何か光ったか?わからないけど今はあれに賭けるしかない!)
「っ!!ツクヨさんあっちだ!」
声をかけ、屋根の上からジャンプして先程見えた場所に急ぐ
(頼むキッキ、リリィ!無事でいてくれ!)


嫌な予感は膨れ上がる
雨は止むことはなく
むしろその強さを増していき
空には雷光が鳴り響く



つづく


この話は身内ネタで埋め尽くされております
素人が適当に作った話なので苦情は受付ません
(^◇^)
コメント(0)
コメント投稿

コミュニティウォール

最新アクティビティ

表示する内容を絞り込むことができます。
※ランキング更新通知は全ワールド共通です。
※PvPチーム結成通知は全言語共通です。
※フリーカンパニー結成通知は全言語共通です。

表示種別
データセンター / ホームワールド
使用言語
表示件数