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あるエーテル学者の密やかな講義(前編)

公開

シラディハ水道宝物庫にて

最近、拳闘士/モンクを開放して、レベルを1から上げております。
この拳闘士/モンクのクラス/ジョブクエストには、エリックさんというエーテル学者が登場するのですが、クエスト受注後、彼に話しかけると、様々な話題について講義してくださいます。
その内容がなかなか興味深いので、覚書としてここに転載しておきます。なお、文中の空白行は、読みやすくするため私が入れたものです。


エリック : 「暁」から報告を受けたが、異世界から賢人たちが帰還したとか。
異世界の文化や歴史などがいったいどうなっているのか、
一度、詳しく話を聞きたいものだよ。



■「シラディハの歴史」について

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 今回の講義は「亡国シラディハ」についてだ。
 「湧水の王」と称された王、
「ララウェフ・シラ・タタウェフ」の亡き後、
「シラディハ」は混迷期に入った。
 ララウェフ王の推進した経済改革は概ね成功するも、
その大幅な増税によって社会不安が増大し、
さらに大干ばつが重なって、各地で不満が爆発。
 シラディハは大いに乱れた。

……そこへ付けこんだのが、
同じく大干ばつで苦しんでいたウルダハだ!
 時の王「ササガン・ウル・シシガンIII世」、
現在の第二期ウル朝の王たちの遠い祖先なのだが……
 ともかく、彼は大軍を率いてシラディハに侵攻、
ララウェフ王の治水事業により発見された、
水源地を奪取しようとした。

 しかし、シラディハ王侯貴族たちは、これを逆手にとって、
ウルダハの侵攻を国難として大々的に宣伝、
都市民をまとめ上げ、ウルダハに徹底抗戦した。
 これにより、両戦力は完全に拮抗し、
戦争は次第に長期化しはじめたのだ。

 だが、皮肉なことにシラディハ王侯貴族は、
自分たちの民意誘導の成功を素直に喜べなかった。
財政が、戦争長期化によって再び傾きはじめていたのだ。
 こう着状態にある戦況を打開するため、
シラディハがとった作戦とは!
  ……なんと恐ろしきかな!
「兵士をゾンビーに変える」というものだった!!!

  しかし、戦いのさなかで「シラディハ」は、
ゾンビーの制御を失ってしまうという失態をおかした結果、
その都市民の大半は、ゾンビーの群れとなってしまったのだ。
  大義名分を得たウルダハは、
これを「ゾンビーをザル神のもとに帰す聖戦」と称して、
「シラディハ」の門を封鎖し、ゾンビーを殲滅した。
  「亡国シラディハ」についての講義は以上だ!
戦史には、多くの教訓と格言が詰まっている。
歴史から学び、今を生きる糧とすることを忘れてはならんぞ。



■最新の「エーテル学」について

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 今回の講義は「最新のエーテル学」についてだ。
 そもそもエーテルとは、あらゆる「魔法」の原動力にして、
すべての「命」の源たる不可視の生命エネルギーであり、
生物が死んだとき、その命が宿しているエーテルは霧散する。
 だが時として、その一部が霧散せず、物質界に残ることがある。
一例が、君も手にしたことがあるだろう「クリスタル」だ。

 ……ここまでは、その辺の学者連中でも知っていることだが、
吾輩の推理はその上を行く!
 「エーテルが結晶化せず、
 その場に残留することがあるに違いない」
……と、吾輩は踏んでいるのだ!!!
 わかりやすい例を挙げるなら、幽霊や人魂がそれだ!
死んだ人の魂が現れる?
へそが茶を沸かすとは、このことだ!
 あんなもの、残留エーテルの発光現象に過ぎん!!

原理はこうだ……物質、あるいは生命が消失すると、
エーテルが放出される。
 それは通常、エーテル界へ還るのだが、
エーテル放出量が瞬間的に増大し許容量を超えたとき、
還るはずのエーテルが物質界に残ってしまうのだ。
 この許容量を、吾輩は「エーテルの門」と呼んでいる!

生命が激しく散ったとき、「クリスタル」として、
不可視のエーテルとして、残留エーテルはその量を増す!
 その、生命の激しく散る場所とは……そう、古戦場だ!!!
つまり、残留エーテルを調査すれば!!!
逆説的に、戦いの規模などが推測できるというわけだ!!!

 戦史研究家である吾輩が、
なぜ「エーテル学」にも精通しているか、
さすがの君も、これで理解できたことだろう。
 「エーテル」はまだまだ、謎に満ち溢れたエネルギーだ。
新たなる解釈や実例が現れた場合「エーテル学」もまた、
大きく発展していくことになるだろう。



■「ブラッドショア」について

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 今回の講義は「ブラッドショア」についてだ。
 その「血塗れ海岸」という禍々しい地名からもわかるとおり、
この地では、過去に恐ろしい惨劇が起こっている。
今より半西紀……50年ほど前のことだ。
 当時、ロータノ海を荒らし回っておったふたつの大海賊団、
「シルバーサンド一家」と「霧髭海賊団」とが、
ブラッドショア沖で大海戦を演じたのだよ。

 今となっては、何が原因で戦いが始まったかはわからん。
だが、両海賊団の頭領同士が犬猿の仲だということは、
有名だったというから、対決は必然だったのやもしれん。
 ちなみに、この「シルバーサンド一家」の頭領というのが、
現リムサ・ロミンサ提督の父、ブルーフィスであり、
後に彼女が同海賊団を引き継ぐことになるのだが……。

 っと、しまった、話が逸れるところだったな。
ともかく件の大海戦では、双方合計でガレアス船7隻、
中小の艦も含めれば二桁をくだらない数の船が激突した。
 そして、約半数になる4隻のガレアス船が轟沈し……
数百名規模の船員たちが、海に散った。
 かくしてブラッドショアには、
大量の海賊たちの骸が打ち上げられ、
波打ち際が血で染まったと伝えられている。

 戦史は時として、その地の名すら変えてしまうのだよ。
もっとも、今では大富豪ゲゲルジュ氏が移住し、
新大陸風に「コスタ・デル・ソル」と呼んでいるそうだがな。

 さて、「ブラッドショア」についての講義は以上だ!
戦史には、多くの教訓と格言が詰まっている。
歴史から学び、今を生きる糧とすること、忘れてはならんぞ。



■「ファインサンド平野」について

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 今回の講義は「ファインサンド平野」についてだ。
 「ファインサンド平野」は、ベロジナ川西岸に広がる死火山の麓、
「ロズリト湾」を望む土地……
川から運ばれた細砂が積もって形成された堆積平野だ。
 現在ではグリダニア領だが、
ここは以前、吾輩の故郷、アラミゴ領だったことがある。
 1西紀前のことだ。

都市アラミゴで、強健王「マンフレッド」が即位した。
 その王は、版図拡大による経済勃興、民意向上を掲げ、
後に「紅葉戦争」と呼ばれる戦の引き金となった、
大規模遠征を行った。
 各都市は当然反発し、
特に地理的にアラミゴと接している都市グリダニアは、
槍の名手「バンシュロン」を総大将に大軍をもって戦った。

 対するアラミゴの将軍は、
「ラールガー星導教」の熱心な信者であり、
都市民からの人気も高い勇将「ギルバルド」。
 両者は各地で衝突し、互いに一歩も譲らなかった……
バンシュロンが病にて没するまでは。

 バンシュロンは、勝者なく終わった、
「ファインサンドの戦い」の後……
 死の間際に「ナインアイビー」まで軍を退き、
土塁を築いて防戦の構えを見せることで、
アラミゴ軍をおびき出す作戦を立てていた。
 彼の没後、大将へ任じられたオスバーンは功名心が強く、
幻術皇に力を示そうと正面からの戦いに挑むことを決意する。
それを知ったギルバルドは、要所にひそかに兵を伏せた。

 「キャンプ・ナインアイビー」から出立したグリダニア軍は、
アラミゴ軍による奇襲を何度も受け、
行軍が遅滞してしまった。
 オスバーンは予定を取り戻そうと、兵を休ませなかったが、
「ファインサンド平野」のアラミゴ陣を望む丘で、
ついに野営することになった。
 ギルバルドの狙いは、これだった!
彼は、6000の兵でもってそれを包囲し
間断なく矢を射かけた上に、水源への道を封鎖したのだ!

 グリダニア軍の士気は、もちろん、大いに低下した!!!
オスバーンは状況を打破しようと3度の突撃を仕掛け、
その3度目は、自らが先陣を切ったが突破はならず……
 自分を含めて数々の将を捕虜に取られた上、
時の幻術皇に借り受けた、
名杖「クラウストルム」を奪われてしまった。

 この大敗により、グリダニアは消沈。
アラミゴの士気は高揚して、グリダニアは一時、
「東の葉脈」近辺まで追いつめられることになる。
 功を挙げたギルバルドは発言力を強め、
彼が信仰していた「ラールガー星導教」もまた、
政治的な地位を高めた。

 「ファインサンド平野」についての講義は以上だ!
戦史には、多くの教訓と格言が詰まっている。
歴史から学び、今を生きる糧とすること、忘れてはならんぞ。



■「イーストエンド混交林」について

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 今回の講義は「イーストエンド混交林」についてだ。
 アラミゴとグリダニアによる「紅葉戦争」の緒戦……
「第一次ティノルカ会戦」は、アラミゴの大勝利に終わった。
 グリダニアは「東の葉脈」近辺まで、
撤退を余儀なくされた上に戦線は分断され、
散発的な抵抗活動が行われるばかりになっていた。

 勝利を確信したアラミゴは、グリダニアへ降伏を勧告。
幻術皇の身の安全を保障する代わり、身柄をアラミゴに置く、
中央森林の一部と東部森林を割譲するなどの条件を提示した。
 だが、グリダニアにとっては到底、呑めないものだった。
このとき、グリダニアにとって救いであったのは、
これを見た隣国イシュガルドが、重い腰を上げたことだ。
 イシュガルドはリムサ・ロミンサ、ウルダハに呼びかけて、
アラミゴへ宣戦布告。
グリダニアへ向けて、大規模な援軍を派遣した。

 とはいえ、イシュガルドが、
純粋な意味での「救い主」であったかというと、そうではない。
 イシュガルドは、グリダニアがアラミゴに併合され、
東と南から攻め込まれることを懸念していた。
 リムサ・ロミンサやウルダハにしても、
勢力圏拡大を目論むアラミゴをけん制する目的があったし、
グリダニアに恩を売る、という下心もあったわけだ。
 ともあれ、4つの都市国家は連合軍を結成。
アラミゴとの全面対決に臨み、
「第二次ティノルカ会戦」が勃発した。

 うち、最大の戦いが行われたのが「イーストエンド混交林」。
その前哨戦において、アラミゴは連合軍の斥候に、
別働隊の存在を察知され出鼻を挫かれていた。
 そこでアラミゴは、イシュガルド騎兵に対抗すべく、
虎の子のパイク兵部隊を投入。
 さらには、兵の士気を高めるため、
アラミゴ王であるマンフレッド自身も、
前線に立つことになった。

 対する連合軍は、戦いが始まると総崩れと見せかけ、
アラミゴ軍を「イーストエンド混交林」におびき寄せた。
 イシュガルドのチョコボ騎兵の機動性は、
森林地帯では損なわれてしまうが、これには、
アラミゴの長柄のパイク兵の動きを封じる、という目的があった。
 この時、活躍したのがグリダニアの弓兵たちで、
戦場には彼らの歌う戦歌も数多く流れたという。
 つまりは最近、噂になっている、
吟遊詩人なるものが活躍した、ということだ。

 視界の悪い森での戦いに長けたグリダニアの弓兵らは、
次々とアラミゴ兵を射抜き、敵軍に多大な出血を強いた。
 かくして大敗したアラミゴは兵を引いたが、
この戦いで、勇将ギルバルドは討ち死に。
マンフレッド自身も負傷したという。
 「イーストエンド混交林」についての講義は以上だ!
戦史には、多くの教訓と格言が詰まっている。
歴史から学び、今を生きる糧とすることを忘れてはならんぞ。

コメント(6)

Zlatan Zlatan

Unicorn [Meteor]

こんばんはー

ブラッドショアとか紅葉戦争とか
ネーミングが深すぎて地味に怖いねw
アラミゴ編はモンクと吟遊詩人のジョブクエも
平行してやるといろいろ繋がる話しも出て来て
面白いんですよねー

----

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対象のキャラクターは削除されました。

当時はクエストを進めるためにボタンを連打してました(汗

こうして読んでみると、すごく興味深く歴史書があれば読んでみたいと思います。
生死をかけた戦いに臨んでいた兵士には怒られそうですが。

Haru Hareno

Mandragora [Meteor]

ずらたんさん

ほんと、血染め海岸とか、意味を考えると怖いですよねー。
実は、モンクの前は吟遊詩人を上げていたので、内容が結構リンクしていて、
ああ、この戦いのことを言ってるのかなあとか、ちょっと思い当たって面白いです。
紅蓮をやっているときにモンクと詩人を並行して上げた方は、もっと臨場感があったのかもですね。
ともあれ、モンクのジョブクエ、先が楽しみです。

Haru Hareno

Mandragora [Meteor]

ぐりりさん

漆黒のメインクエのエメトセルクもですけれど、このエリック先生も、
「!」マークが出ていなくてクエストを進行するのには必要のないときに話しかけると、
こんな歴史設定がらみの面白いお話をしてくれます。
ちょっと楽しいですよねw

Sharon Horst

Shinryu [Meteor]

14はこういった話も後々に丁寧に取り上げてくるから好きですわw
エリックさんの講義内容はわいの設定厨のフレがもだえて喜んでましたね~

ただモンクジョブクエはウィダルゲルトのせいで
あいつのイメージしか残らないんですよね……

Haru Hareno

Mandragora [Meteor]

しゃろんさん

ずっと着てた道着を渡されるの衝撃でしたよね!!!
そっと捨てるボタンを押しましたw
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