さてこの話は筆者が学んできた経済学の本質、ネオケインズ経済学、またはニューケインズ経済学の本質を書き綴っていく。
これまでの経済学を統括したものである。これまでは本格的に話して来たが、ここではこれまでの話を分かり易く纏めるものだ。
私はこの話をする時、非常に便利な例えを用いる。筆者が名付けたのは「モズラーの定理」と名付けたものだ。
もちろん学術的な定理として存在しないものだし、筆者が考えたオリジナルだ、まず初めにその由来は何なのかを簡単にご説明する。
現代貨幣理論(Modern Monetary Theory)とは?
連邦準備銀行(FRB)による金融オペレーションと会計処理を記述するところから始まり、後にMMTとして一般的になったものは、1992年にウォーレン・モズラーが独自に考案したもの、1996年、モズラーはインターネット上のディスカッション・グループを通じ、自身の考えを学者たちに紹介したのが始まり。その後の研究よって、アバ・ラーナー、ゲオルク・クナップ、ミッチェル・イネス、アダム・スミス、元ニューヨーク連銀総裁のビアズリー・ラムルらの研究によりその正しさは皮肉にも、日本がそのモデルケースとして正しさを立証してしまったのだ。
ここでモズラーの定理の話をしていこう。
モズラーの定理とは?
MMTの父と言われるモズラーには2人の子供の兄弟が居た。
その子供達には家事を手伝わせていたが、段々とサボるようになる。それに見兼ねたモズラーはこう言った「家の手伝いを最近サボっているな、パパの名刺をあげるから家事をして来なさい」
そして2人の兄弟は言い返す「その名刺が何になるの?必要無いよ」
モズラーは2人の兄弟に諭す「なら、金輪際マーケットには連れていかないし、庭のプールも使わせない、この名刺を2人に30枚あげるからこれから毎月月末に30枚収めなさい。」
それからしばらく、家の手伝いをする事で名刺を給料として渡し、月末にはモズラーが名刺を回収。つまり、徴税の義務を兄弟に課したのだ。そうしてモズラーは労働生産力と労働者を得たのだ
2人の兄弟の遊び場や楽しみを交渉材料にモズラーは使ったのだ。
この話が面白いのはここからである。
2人の兄弟の間でモズラーの名刺が貨幣、つまり「お金」として家の中で流通するのだ、その話はこうだ。
弟は家の中では働き者で月に50枚程稼ぐが、学校では勉強をめんどくさがっていて、兄は勉強家で弟の宿題や勉強を見る事があるが、家の手伝いは少しサボり気味で25枚しか名刺を稼げていなかった。対照的な2人の兄弟の関係に、この時ある変化が起きる。
兄は弟に交渉を持ち掛けるのだ。
兄「なぁ、今月俺名刺が後5枚足りないんだよ、そっちの宿題手伝うから、5枚だけくれよ。」と。
弟はこの交渉に応じる。
弟「いいよ」と。
ここで気付いた人は狡猾な人だろう。この話は経済の本質を付いているのだ。タイトルを思い返して欲しい。
「税が財源になっていない事」に気付かないだろうか?
つまり、筆者が言いたいのはこうだ。家は国、モズラーは政府、モズラーの名刺は貨幣、話にこそ出してはいないが、名刺箱は何になるだろうか?
これまでの話をよく思い出して欲しい。この名刺箱は正に中央銀行或いは、日銀当座預金。
そして、2人の兄弟は国民、この2人の兄弟の関係を国に例えると、雇用主と労働者だ。
では、名刺箱とモズラーの関係は?
統合政府だ。
つまり、この話は正に経済の本質そのものであるのだ。
この話で重要な視点とポイントをお解り頂けるだろうか?
モズラーが1番最初にした事は?正に「政府支出」そしてそのあとに徴税をした理由とは?労働生産性と労働者を雇う為だっただろうか?
答えは否。
モズラー、つまり国が手に入れたいものは社会インフラだ。2人の兄弟は庭の草むしりをしたり、掃除をしたり、皿洗いやプールの清楚に勤しんだ事だろう。
つまり、徴税を国が課す理由とは、国民を貨幣というものを使って合理的に動かし、国の社会インフラを整える為の機能でしかないのだ。
そして、この考え方は実際にSpending firstという考え方、つまり、政府支出が先で、徴税は後。そうしなければ、国民を合理的に動かせず、社会インフラを維持出来なくなるからだ。
MMTでは、信用貨幣論や商品貨幣論ではなく、こうした租税貨幣論の視点に立つ考え方であり、資本主義経済の本質であるのだ。
筆者は資本経済に段階が存在していると結論付けている。
第一段階
供給能力が乏しく、輸入依存度は高く、為替レートを固定相場制にせざるを得ない、或いは金本位制。そして、為替レート固定の為に外貨建ての国債発行が必要になる可能性がある事。(例レバノン、エオルゼアで例えれば、リトルアラミゴ等)
第二段階
供給能力が引き上がる事で変動為替相場制への移行が可能になり、国債は自国通貨建てのみ、通貨主権が確立、財政支出の制約はインフレ率のみとなる
第3段階(最終)
供給能力が更に引き上げられ、インフレ率は上がりにくくなり、政府は国民の豊で安全な生活を実現する経世済民の為の自由裁量権を確立が可能になり、経済主権が確立した状態となるのではないかと考えている。
さて、これまでのFF14で学ぶ経済学の総仕上げだ。
私がこれまで元にしてきた動画を乗せておく。
https://youtu.be/1PzQz3_boAM?si=gIpnaaSyw_Tk8Iauhttps://youtu.be/vUfntH54yVo?si=kv_Ast_8I3-skuQkhttps://vt.tiktok.com/ZSNct8GV5/https://youtu.be/wK54JQYjSwE?si=Fkus4BWCL0yjTp30https://youtu.be/W7GiOWh3PyA?si=kwA7UrNQBcLdD-4E以下は参考資料出典である
https://www.scribd.com/document/35432615/Soft-Currency-Economicshttp://moslereconomics.com/mandatory-readings/a-general-analytical-framework-for-the-analysis-of-currencies-and-other-commodities/http://moslereconomics.com/mandatory-readings/what-is-money/https://yumenavi.info/vue/lecture.html?gnkcd=g001103次回はどうするか決め兼ねている(笑)消費税の嘘辺りにでも触れる、かもしれないし、モズラーの定理をエオルゼアに置き換えてエオルゼア経済を考察してみるのもいいかもしれない(笑)
では、良きエオルゼアライフを。