キャラクター

キャラクター

  • 4

ぼっち日和119回「積もった雪を踏みしめて(1)」

公開
メインストーリーも順調に進み、遂に飛空艇の在処を突き止めました。
飛空艇はストーンヴィジルに不時着したようです。
次の目的地は、IDのストーンヴィジル。
そこで、ストーンヴィジルへと突入する準備を始めました。

装備品は、多分ヴァンヤ装備で大丈夫なはず。
スキルを確認して、キーの配置を少し変えました。
ストーンヴィジルでは状態異常が多いため、エスナを頻繁に使う、と聞きます。
そこで、エスナを使う動作を何度か繰り返し、練習をしながら心の準備をしました。

…うん、大丈夫。
今回も頑張ろう。
私は、ゆっくりと参加ボタンをクリックしました。

シャキーン
10分程待ったところで、マッチング完了の音が鳴りました。
ゆっくりと深呼吸をして、突入をクリックしました。

LIGHT PARTY

私の、ストーンヴィジルへの挑戦が始まりました。




「城塞攻略 ストーンヴィジル」という名の通り、ストーンヴィジルは多数の石材によって作られた城塞でした。
ただ、普通の城塞とは違い、所々が壊れ、そこから入り込んだ雪が舞っています。
この堅固な城塞を破壊するような激しい攻撃を行い、城塞を奪い取ったドラゴン族とこれから戦うことになります。
とても激しい戦いになることが、容易に想像できます。
気を引き締めました。

PTメンバーは、ナイトさん、竜騎士さん、黒魔道士さん、そして白魔道士の私でした。
まずは皆さんと挨拶を交わしました。
そして、私の状況と気持ちを伝えるために、「初見です。ご迷惑をお掛けすると思いますが、宜しくお願いします。」とチャット欄に打ち込みました。

バシン!
チャット欄に文字を打ち込み終わろうかという時に、ナイトさんのシールドバッシュが敵さんに直撃する音が響きました。
もう戦闘が始まったのです。
慌ててEnterキーを押して発言し、走って回復へと向かいました。


ストーンヴィジルでの初戦です。
敵さんは3体。
敵さんの攻撃は激しく、ナイトさんのHPはどんどん減っていきます。
回復を…と思い、ケアルを唱え続けます。

暫くすると、何かがいつもと違うことに気付きました。
竜騎士さんのHPが、ナイトさん以上のスピードで減っているのです。
何が起きているのか、私にはよく解りません。
しかし、竜騎士さんを倒れさせるわけにはいきません。
ナイトさんと竜騎士さんを、交互に回復していきます。

なんとか無事に、初戦は終わりました。
さすがに敵さんの攻撃力が高くなっています。
気を抜くことがないようにしなければいけません。


進んでいる途中、竜騎士さんが「誰にでも初めてはあるから大丈夫!楽しみましょう!」と発言されました。
私宛の励ましの言葉でした。
少しだけ気が楽になり、嬉しい気持ちになりました。
「ありがとうございます。」
感謝を言葉にして、私は皆さんの後を追いました。


城塞の中を道なりに進んでいきます。
無数のレンガで築かれたこの城塞。
じっくり見たいところですけれど、皆さんはどんどん先へと進んでいきます。
クリアした後にじっくり見よう。
そう思いながら、私も遅れないようについていきます。

ストーンヴィジルには、ドラゴンエイビスという強い敵さんが道中にいます。
複数を相手にすると大変ですから、一体ずつ相手をするようにしなければいけません。
ドラゴンエイビスと戦う時に、ナイトさんと竜騎士さんが攻撃した後、奥へと進みました。
他の敵と分断するために、奥へと進んだのでしょう。
私も奥へと進み、戦闘をします。

ナイトさんの回復をしていると、突然、私の背後から私へ向かって赤いラインが走りました。
な、なに?
そう思った瞬間、別の敵さんから攻撃を受けました。

どこから敵さんが…
そう思いながら敵さんの方向を向くと、すぐに私が襲われた理由がわかりました。
ドラゴンエイビスとの戦闘の際に、範囲攻撃を避けるために私は移動しました。
そのときに、横の小部屋に少しだけ、入ってしまったのです。

私が襲われた直後にドラゴンエイビスは倒れ、皆さんが襲ってきた敵さんを倒してくれました。
なんてこと、別の敵さんを呼びこむなんて…
大惨事は避けられましたが、自分の失敗を悔いました。

「ごめんなさい」
皆さんに謝りました。
ナイトさんは次の敵さんへ向かい進んでいき、皆さんもそれに続いています。
唇を噛み締めながら、私も追いかけました。
後悔するのは、IDをクリアしてからでいい。
今は、全力で回復するんだ。
そう思いながら追いかけました。


戦闘を繰り返し、どんどん先へと進んでいきます。
ドラヴァニアン・フライヤー4体との交戦になりました。
少し離れて回復をしていると、敵対リストのマークが赤く光りました。
狙われています!
ドラヴァニアン・フライヤーが、私へ飛び掛かってきました。

ど、どうしよう。
通常でしたら、私は狙われたときには盾職さんのところへ行き、敵視を稼いで引き受けてもらいます。
今回の敵さんは攻撃力がとても高いですから、私では耐えられないでしょう。
ナイトさんに引き受けてもらった方が良いことは、明らかです。
しかし、先程敵さんを呼び込んだ事もあり、今回は動かないほうが良いのではないかとも思えます。
私が動いたことで、もし他の敵さんを引き寄せてしまったら、もっと大変なことになってしまうかもしれません。

ここは動かないほうが良い、私は結論を出しました。
次の瞬間、私のHPが一挙に減ります。
私は、私自身へケアルを唱え、耐えます。
思った以上に攻撃力が高く、長くは耐えられそうにありません。
3度に及ぶ攻撃でHPは半分を切りました。

ドラヴァニアン・フライヤーは残り3体。
このままでは、敵さんを倒しきる前に私が倒れてしまいます。
無理かもしれない…
そう思った時、竜騎士さんが私の元へ駆け寄ってきて、私を襲っているドラヴァニアン・フライヤーへ攻撃を始めました。
ドラヴァニアン・フライヤーは竜騎士さんを攻撃し始め、私から狙いが逸れました。

助かりました…
そう思いましたけれど、今度は竜騎士さんのHPがどんどん減っていきます。
ナイトさんのHPも減っていっています。
お二人を回復し続け、なんとか戦闘を乗り切ることが出来ました。


呼吸が早くなっていることが自分でも判ります。
私の判断が、間違っていたのかもしれません。
でも、検証の時間はありません。
後でじっくり考えましょう。

まだまだ序盤です。
この先が不安になりましたけれど、精一杯、頑張らなきゃ。
そう思いながら、皆さんの背中を追いました。

(次回へ続く)
コメント(4)

----

----

対象のキャラクターは削除されました。

ども、セトルです。

エイビスさんは寝ないのが辛いよね~
フライヤーは寝たような……
この場合は黒さんが寝かすのかな~
白さんは回復に手イッパイになるから~

それにしても、いつもながら
引き込まれる文章です!!

応援してます♪

Melome Auroramelicia

Pandaemonium [Mana]

ここから続くヴィジル、ゼーメル、オーラムという三大初見殺しID!
この3つは絶対エキスパートIDより難しいと皆言いますね…!w(T^T)

物凄い緊迫感!!がんばれぇ~~~!(>_<)

Iyumi Kiduki

Anima [Mana]

セトルさん、コメントありがとうございます。

ドラヴァニアン・フライヤーは、確かリポーズが効いたと思います。
回復で頭がいっぱいで、思いつかなかったのだと思います。
これからは、冷静に様々な手段を思いつくようになりたいですね。

Iyumi Kiduki

Anima [Mana]

Merome Auroyaさん、コメントありがとうございます。

そうなのですか…それらのIDに参加するときには、要注意ですね…
精一杯、頑張ろうと思います。
コメント投稿

コミュニティウォール

最新アクティビティ

表示する内容を絞り込むことができます。
※ランキング更新通知は全ワールド共通です。
※PvPチーム結成通知は全言語共通です。
※フリーカンパニー結成通知は全言語共通です。

表示種別
データセンター / ホームワールド
使用言語
表示件数