とは言っても、固定メンバーのひとりで、私をこの固定パーティーに誘った詩人さんが抜けるだけなのだが。
理由は多分「早くクリアしたいから」。
“多分”と銘打ったのは、みんなよく理由が理解できないらしいので。
一説には、旧FF14で遊んでいたメンバーが帰ってきたからとか何とか。
ともあれ、練習する度に着実に侵功編クリアに近づいているこのパーティーには、速さが足りなかったようだ。
「上手い人から抜けていく」という固定パーティーあるあるかと思いきや特にそのようなこともなく、というか私以外はみんな上手い(多分モンクさんが一番上手い。鬼)ので、あんまり上手い下手も関係ないような気はする。
もっとも、予習必須な最高難易度コンテンツで予習をしているのが数名とか、そういう細かい部分はあるので、そういう所が合わなかったのかな、とか思ったりもする。
細かくないだろ!いい加減にしろ!という幻聴が聞こえた気がするので補足をすると、だいたい各フェーズの動きはざっくり決めて、あとはプレイヤースキルでごり押すのが我が固定パーティーのスタンスである。
そんな方針(?)でプレイしていながら侵功編最深部の最終フェーズ後半まで行ってしまうのだから、メンバーのプレイヤースキルは推してしかるべしと言ったところか。
私個人としては、ついていくだけでひーひー言うのがとても楽しい。
やはり人間、後塵を拝するのが良い。
もっと上手くなろう、この人たちについていくんだ!と思えるからだ。
話が逸れてしまった。
半ば強引に侵功編攻略パーティーに拉致られてからしばらく経った。
自分の他は全員外国人、チャットも当然英語。おまけに(これが一番大きいと思うのだが)みんな知らない人。さらにそこでプレイするのは、FF14パッチ2.3時点での最難関コンテンツ。
サバンナに放り込まれたラットである。
常時、窮鼠猫を噛む、噛まねば死ぬ状態で今までやってきた。
いつfired((パーティを)クビになる)されてもおかしくないと恐々としながら、メンバーの黒魔さんにファイアを喰らわないよう、がんばってきた(この人は、今は上述のモンクにジョブチェンジしている。あまりしゃべらないが優しい)。
次第にメンバーとも打ち解け、色々な雑談をするようになった。
詩人さんは、いつもかなり気を遣ってくれていた。
そんなこんなで、今ではすっかりメンバーの一員として認められている……と願いたい。
――という過程もありつつ、私としては今でも英語が間違ってないかどうかとか、失礼な言い回しになっていないかとか、プレイを上手くしなければとか、解説が全く分からんとかはあるものの、この固定パーティーに愛着を持っている。
そんな中で詩人さんが抜けるのはとても悲しい。
Turn 9(外国ではバハは“数え”で層を示す)で立ち回れて英語OK、海外のノリOKな詩人を、日本のサーバーで探すのが難しいという実際的な問題も抱えていたりする。
他の固定メンバー6人(私含め7人)は残るようだが、これからどうなるのだろうか。
うーむ……