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クソ映画(?)「ファイナルファンタジー」を見た感想

公開
FF14とは直接関係ないけど、系統だしええやろ……
ということで、その興行的な大失敗から巨額の損失を計上、スクウェアを倒産の危機にまで追い込んだらしい、ある意味伝説的な映画である劇場版「ファイナルファンタジー」を観た感想を書いていこうかと思います。
興隆を極めていた当時のスクウェアを一撃で傾かせた映画……まさに❝支配者(観客)の一撃❞。
ちょっと興味がありませんか?
私はありました。

この映画は反面教師として、これからFF14がなって欲しくない悪い青写真でもあると思うので、
こうなったらサ終も近いという、クソのお手本として鑑賞するのは意味のあることなのかもしれない……と本日記の意義を正当化したいところです。

さて、早速本題に入っていきましょう。

この映画の主だった悪いところは、
状況の説明が乏しく、
視聴者が置いてけぼりになっている

というのがまず一点。

FF13の、パルスのコクーンがファルシで云々かんぬんと似たものを感じます。
ただ、FF13と異なるのは、専門用語の解説が劇中でほとんどなく、それゆえに展開に理解が追いついていかない部分が多いことです。
で、ここから二次的な汚点が発生していて、たぶん、それらの用語を理解したところで、
全然大したことは語られていないんですよ。
ここが酷い。
凝った、深い設定の網が張られているわけではなく、単純な物語を徒に難解にしている。
ファンタジックな衒学と言えばいいのか、中身のない話を格好良さげな単語で粉飾している印象を受けました。
それが透けて見えるから、頑張ってそれらを理解しようという気にもならない。
これが悪いところのニ点目にして、最大の悪だと思います。

内容がないというのは、映画に限らず、あらゆる物語において致命傷です。
料理で例えれば、「マズい」というのは悪い意味で記憶に残ります。
自分で調理をした結果、とんでもなくマズいものが出来上がったら、それはそれで後学のためになるでしょう。
もしかしたら、笑い話にだってできるかもしれない。
しかしながら、「旨くは決してないが、かといって言う程マズくもない」ものは、リアクションのしようがない。
この料理は、ただただ見た目が美しいだけで、その他には何もない。
ここから学ぶことも少ないし、話のネタにも出来ない。
「無」は罪です。

また、全体の物語を通して見ても、山あり谷ありという起伏はありはしますが、山も谷もどこかで見たような、陳腐な演出ばかりです。
ハリウッド映画のテンプレートのコピーから抜け出せていない。
1970~1980年頃にウケていたであろう演出を、2000年代にまるっと持ってきて面白いと感じる筈がありません。
そういう意味での斬新さも無。
無とはいったい……とエクスデスも悲嘆に暮れていることでしょう。

クソ映画にもいろいろと種類がある訳ですが、「ファイナルファンタジー」は、あまりにもツッコミどころが多すぎる「デ○ルマン」的なクソではありません、多分。
むしろこれは、「死霊の盆踊り」のような、ひたすら虚無を見せられ続ける拷問に近しい。
どうしてこうなった……かと勝手ながら想像するに、映画を作った経験がスクウェアに無かったということも一因として大きいと思われます。
ゲームを面白く感じさせるのと、映画を面白く感じさせるのが異なるという前提は制作陣にも理解されていて、その上で、映画の王道的展開を生真面目になぞりすぎたのではないでしょうか。
そういう意味では、映画への取り組みが真摯すぎたとも言えるかもしれません。

一応、映像は本当に美しいです。
製作は2001年、今から20年以上前ですから、その当時にこれだけ美麗なCG映像を作れていたというのは凄いの一言。
スクウェアの技術の卓越さを感じずにはいられません。
今、この映画を見る価値があるとしたら、CG技術の最先端を走っていたであろうスクウェアの栄光を懐かしむためのものなのかもしれないですね……。
この技術が、きちんとした物語を彩るような形で活用されていたらと思うとやり切れない気持ちもありますが、仮にこの映画化が成功していたなら、今のスクウェア・エニックス、引いてはFF14は存在していなかったかもしれないことを考えると、判断が難しいところです。

さて、スクウェア・エニックスはこうした過ちを繰り返してしまうのか。
気になります。

さすがに2001年にまで先祖返りはしないだろうとも考えつつ、FF16が直近のメルクマールとなるのかなと思います。
なにせ、ゲームとしての規模が大きい。従って、FF14のマイナーパッチより確かな指標となるでしょう。
具体的には、難解に見えるだけの専門用語の連発、その割にチープな物語の筋、王道過ぎて見飽きた演出などが再び現れるようなら危ないかもしれません。
悪い方向への回帰が見られたならば、それは、ストーリーラインやプロットを考える人材に乏しいことを意味する訳で、FF14はいつでも落とし穴にはまる恐れがあります。
現スクウェア・エニックスにどれだけ面白い話が作れるか……その地力の一端が垣間見れそうです。

というわけで、
FF16のPC版出して吉田P!
と、最後に、少なくとも当分は叶わなさそうな願いを叫んで終わります。
コメント(1)

Master Gunhed

Valefor [Meteor]

まさか2023年に




「死  霊  の  盆  踊  り」




という固有名詞を目にするとは思ってもみませんでした、言うまでもなくいい意味で。
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