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紅蓮のリベレーター【第15章】解放への鼓動 4-1 : 悲劇が生んだ美神ラクシュミ

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次なる舞台は、アナンタ族の地。

メ・ナーゴの故郷であり、アラミゴ解放軍を支援してくれている「ウィルラ派」が暮らす里だ。

しかし、彼女たちは深刻な事態に直面していた。

「ウィルラ派」と異なり、帝国に従属し争いを避けてきた「カリヤナ派」。

そのカリヤナ派に対し、新たに黒き橋を治めることになった帝国軍の女戦士は、人質を差し出すよう命じる。

娘を奪われたカリヤナ族長は深い悲しみに沈み、黒き橋を見つめ続けたという。

しかし、帝国軍が撤退する中で悲劇は起きた。

返還を拒否された族長の娘は、帝国兵の手にかかり命を落とす。

怒りと絶望の果て、カリヤナ族長は娘を死の底から救うため、美神ラクシュミを呼び降ろす――。

悲劇は、やがて新たな危機となってアナンタ族の地を覆うこととなる。

勢いづいたカリヤナ派は、他の同胞に対し美神ラクシュミへの崇拝を強要し始めたのだ。

事態を理解した解放軍の仲間たち。

帝国を追い払うだけでは終わらない、アナンタ族の危機――その根源に立ち向かう決意が固まる。

そして、その運命の中で、再び英雄の力が試される時が来るのだった。
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