あれからクラフターの秘伝書第二巻を手に入れる為のクラフトの日々を送っていた。
…が、第二巻は手に入れられる気配が全くない…。
クラフターに向いてないのだろうか?…。
疲れ果てて、知らぬまに布団の中で寝てしまったようだった…。
朝日の光の眩しさに目を開け、庭に出てみると手紙が投函されていた。
目を通すと、
“この度、プロテスが禁断魔法に指定されましたことをご報告致します。”
ついに来たか…。
風の噂では聞いていたが、ストンスキンに続いてプロテスが禁断魔法に…。
この魔法のおかげでどれだけの冒険者が助けられたことだろう…。
そして、駆け出しの頃はプロテスを忘れて、よくみんなに注意されたものだ…。
今から思えばプロテスだけでもたくさんの思い出が溢れてくる。
“さよなら、プロテス”
そう感謝の気持ちを想いながら、再び布団に潜り込んだ…。